オモリウキ考 12話

こんにちは

車のドアに小さなサビを発見して、このままどんどんサビが進行しないか心配な安藤商会です。

4年前に購入した軽自動車のエヴリィバンですが、ほとんど洗車もワックスもかけたことはありませんので当然の報いなのかもしれません…(泣)。

さて、オモリウキ考⑫です。

前回⑪では、私はルアーフィッシングでブラックバス釣り上げるシーンを、リアルタイムではほとんど見たことがないと書きました。

大きなルアーを追いかけるブルーギル達

ある休日の午前のことです。

比較的大きな池でいつものようにフライフィッシングでブルーギルを釣っていました。

もう正午に近い時間でした。完全に魚釣りには不向きな時間でしたが、ブルーギルはあいかわらすよく釣れていました。

数匹を釣った後、少し休憩しようと思いあたりを見回して腰をかけることができる場所を探しまた。

すると、少し離れたところで、兄弟らしい小学校低中学年の二人が釣りをしていました。

ルアーフィッシングでブラックバスを狙っているようで、二人は大きなトップウォータープラグとこれまた大きなフローティングミノーを投げては巻いてを繰り返していました。

その池は最近よく訪れる池でしたので、その二人の釣り方でブラックバスが釣れるとは思いませんでしたが、兄弟仲良く釣りをしている姿が微笑ましいので、しばらく私は二人の釣りを眺めていました。

よく見ると、兄弟のお兄ちゃんのほうが投げてリトリーブしている大きなトップウォータープラグの後ろを、ブルーギルが追いかけて来ています。

かなり大きなサイズのギルが、しかも数匹も…。

たぶん、弟のほうが投げる大きなフローティングミノーにも同じことが起こっているの推測できます。

投げているルアーのサイズがかなり大きいことと、リトリーブのスピードが早すぎてギルが追いつけないせいで、そのプラグにギルがヒットすることはありませんでした。

もしも、バイト(喰いつき)があったとしても、ギルの小さなおちょぼ口にその大きなフックが掛かることはないと思います。

私は偏光グラスをしているので、その様子を観察することができるのですが、その兄弟はもちろんそのようなものはかけていません。

天気の良い日中で水面の日光の反射も眩しいですが、サングラスもしていません。

なので、その兄弟には先ほどから兄の投げるプラグに、何度もブルーギルがを追いかけて来ていることも分からないはずです。

何も釣れないにもかかわらず、二人は懸命にキャスティングとリトリーブを続けています。

その姿を見ていた私の中に、ある思いがよぎりました。

あの二人にブルーギルを釣らせてやろう…。

オモリウキ考⑬へ続きます。

ブログ最新記事へはこちらから。