こんにちは。
2021年11月24日(水)
久々のフライタイイングのブログの更新です。
最近「フライフィッシングでのオイカワ釣り」が絶好調ですので、私がオイカワ釣りに使っている「ミッジピューパ」のタイイングをご紹介したいと思います。
「ミッジピューパ」は一番簡単なフライパターン…!?
『 hatch hatch:沈下で食わせろ!ミッジピューパ・ディープ 』
上に貼り付けた『 hatch hatch』さんの2本の動画をご覧いただくと、誰しもが感じる事だと思いますが「ミッジピューパ」と呼ばれるフライパターンは、結局のところ、
「フライフックに何かを巻き込む…だけ…なの…?」
まぁ…フライタイイングそのものがフックに何かを「巻く事&取り付ける」事なのですが、ミッジピューパは「その何か…」を、極端に省略しても成立するパターンとも言えます。
フライタイイングの中では、一番簡単に巻けるパターンの一つですが「タイイング方法=巻かた」は、タイヤー(タイイングする人)の数だけ存在します。
それだけに、完成したフライには各自の「考え・個性」が反映しやすいパターンでしょうね。
『 FlyFishingPostTV:Mr. Takahashi 7 ブラッシー 』
ちなみに、「ミッジピューパ」のボディにコパーワイヤー(銅線)を巻き込んだパターンは「ブラッシー」と呼ばれているようですが…。
私には、どのように呼び分けるのが正しいのか?分かりませんね…(汗)
フックの紹介
● マルトフック:d24BL #20~24番
ネット通販を利用して「マルト製フライフック」購入して使っております。
上はマルトフックの購入ページの画像ですが、注意する事があります。#22番と#24番のサイズのフックは「入数=50本」です。
~#20番までのフックよりも割高になります。小さいので製造や管理にコストが掛かるからだと思います。
オイカワ釣りに使うハリスは0.3号前後と細いですから、何かにフライを引っ掛けると、ハリスが切れて回収はほぼ不可能です。フライの消耗が激しいのです。
これからタイイングを始める方は、経済性と巻きやすさを考えて最初は#20番のフックを購入される事をオススメします。
予算に余裕があるかたは、刺さり抜群の『がまかつR17-3FT』に巻いて下さい。
スレッド(巻糸)の紹介
● スレッド(巻糸):『 veevus 16/0 赤 』『 veevus G.S.P 50D 黒 』
この2種類の「veevus製スレッド」が必要です。
赤い色のスレッドはボディを作るためのものですので、色は好みで何色でも構いませんが、サイズは必ず「16/0」を使って下さい。私は「赤・黒・白」の3色を良く使います。
写真右のは「ヴィーヴァススレッド ゲルスパン 50デニール ブラック」と呼びます。このスレッドが無いと今回の記事のタイイングはできません。
ちなみに、上の写真の右側の白いスレッドは、同じ「veevus G.S.P」スレッドですが、太さが黒よりも細い「30D」です。
本当は「黒の30D」が使いたいのですが、残念ながら30Dサイズは白しか持っていません。無いから仕方なく黒50Dを使っています。
「GSPスレッド」が白しか入手できない場合は「油性のマジック着色する」という方法もあります。
『 フライショップ オンライン:veevus G.S.P 30D 黒 』
入手できる方で「購入しようかなぁ?」と思っている方は『 veevus G.S.P 30D 黒 』の方が良いですね。
『 センパーフライ : SEMPERFLI – ナノシルク 24/0 プロフェッショナルGSPスレッド 100M 』
私はまだ使った事が無いので何とも言えませんが、同じようなPE系超極細強力スレッドに「 センパーフライ- ナノシルク 24/0 プロフェッショナルGSPスレッド 100m 」があります。
お値段はし高いようですが、かなりの細さと強度を併せ持っているみたいですので「ミッジ=極小フライ」をタイイングする時にはたいへん便利でしょうね。
いつか機会ができたら使ってみたいです。
ヘッド/ソラックス材の紹介
● ヘッド/ソラックス:ピーコックハール 各色
フックアイの前に巻きます。今回のタイイングでは「唯一のフライらしいマテリアル」です(笑)
『 鱒夢:CANAL キャナル ピーコックハール&ダイド Peacock Herl &Dide 』
安価で量が多いマテリアルなので、好みのカラーを数種類購入しても経済的に楽ですね。
ヘッドセメント兼ボディコーティング材
● ヘッドセメント兼コーティング材:速乾タイプUVレジン
タイイングの最後に「UVレジン」でボディコーティングをします。乾きの速い「速乾」タイプが便利です。
100円ショップの「手芸・アクセサリー」コーナーで、「UV(紫外線)ライト」と共に入手できます。
「UVレジン」は、上の写真右の「使い捨てコンタクトレンズのケース」などの「受け皿」に少量垂らし「爪楊枝」に付けて使います。余談ですが「瞬間接着材」などを使う時も、このように「コンタクトケース&爪楊枝」を利用すると便利です。
次回②製作編で具体的なタイイング方法を紹介する予定です。