こんにちは。
2021年9月17日(金)
前回「フライタイイング8話」で簡単な「マラブーストリーマー」のパターンを紹介しました。
今回は、ちょっとだけ工程の多いパターンを紹介します。
マラブーストリーマの超メジャーパターンは『アオミドロ』
マラブーを使ったストリーマーで有名なのは「アオミドロ」ですね。
「本物のアオミドロ」のタイイングに関しては、下記動画で貴重な資料を公開されておりますので、興味のある方はぜひ御覧ください。
マラブーをメインに使ったストリーマーは一般的な総称として『マラブーストリーマー』と呼ばれており『マラブーリーチ(蛭)』『マラブーマツーカ』など数多くのパターンがありますが、『アオミドロ』はあまりにも有名になり過ぎて、野崎氏の手を離れ定番タイイングパターンになりました。
他にもマラブーを使った有名なフライパターンには「フライショップ:マエストロ」さんの『Gランナー』がありますね。
手拭き版「アオミドロモドキ」のタイイング。
「アオミドロ」は、取り付けるマラブーの長さと量のバランスが難しく、微妙なカラーグラデーションにも神経を使います。
今回紹介するのは、手抜き版「アオミドロモドキ」です。前回よりは多少工程は増えまえますが、それほど難しくはないです。
フックは前回と同じ『フロートリガー#12番』です。
マラブーを三ヶ所に巻き止める
1 バイスにフックをセットして下巻き。
一番最後にアイの後ろに付ける予定の「ウイング」と同じ色のスレッドを使うと見栄えが良いです。
2 テールの取り付け。