こんにちは。
名古屋市内にある ” NGH池 ” で、お客様の ” サブリ様 ” とフライフィッシングでブラックバスを釣りました。
サブリ様は、私がフライフィッシングでオイカワを釣っていた時に川で知り合い、その後この釣りを始められました。
本日は二人での釣行を計画していたのではなく、この池でたまたまお会いしたので、久しぶりに一緒に釣りをしました。
実は私が本日この池を訪れたのは、最近作り始めた小さなポッパーが、明るい日中のバス釣りやブルーギルにも効果があるのかを検証するための釣りでした。
せっかくお会いしたので、サブリ様にこれらのポッパーを使ってもらい客観的に判断する事にしました。
最近のブログ記事の中でも良く書いていますが、今年はポッパーでのバス釣りが非常に調子が良いです。
基本的に使っているのは、” マクドナルドのストロー ” の絶妙な大きさを利用した、”マックポッパー ” と呼んでいるタイイングが超簡単なものです。
マックポッパーも、通常のポッパーフライよりは小さいのですが、明るい日中に使用するとバスの反応はあるものの、なかなかフッキングしないという現象が多く発生していました。
バスの喰いが浅いように感じていたので、もっと喰い込みの良い より小さな ” マイクロポッパー ” の製作を最近はいつも試みております。
上手くいけばブルーギルもポッパーで釣れるかも?という期待もあります(笑)
通常サイズのストローを使えば小さなポッパーは作れるのですが、当然アピール効果は下がりますから、果たしてそんなものに魚は反応してくれるのか?
正直…自信はありませんでした。
ですが、結果的に本日のような晴天の真っ昼間に、この小さなポッパーにたくさんのコバスがアタックしてくれました。
しかし…フッキングしなかったり、バラしたりがすることが多いです。バイトに対するキャッチ率は、50%を割っていると思われます。
そして、残念ながらブルーギルは一匹もこれらのポッパーで釣り上げることはできませんでしたが、バイト自体は何度もありましたので、フックのサイズや形状を再検討していつか釣ってみたいでものすね。
小型ストリーマーに切り替えブルーギル狙い
試作ポッパーの成果がある程度確認できましたので、フライを「ストリーマータイプ」に替えて、自分も釣りに参加しました。
上の画像のフライは、以前このブログで紹介させていただいた、「テンカラ師がバスを釣る時に使っている毛鉤」の進化タイプです。
上の画像のオリジナルは、ビーズヘッドが付いた「ソフトハックルパターン」ですね。
私が巻いたフライは、「ドライフライの定番 エルクヘアカディスじゃないか?なんでコレがストリーマーなんだ?」と、フライマンなら思うかもしれません。
確かに…ごもっともな意見です。
私にとっては、柔らかなテール(尻尾)が付いてるフライは、全てストリーマーと認識しています。
最近よく使っている、「MARUTO」のフックに巻いております。
特にこの「タイプNo.d109 16号」のフックが ギル・バス釣りに最適ですっ!
http://www.fishhook.co.jp/pricelist/no_d109.html
「ファインワイヤー(細軸)・バーブレス(カエシ無し)・大環(ラージアイ)・ワイドゲイプ(広い懐)」
私がコバス釣りのフライフックに要求している内容を、全て汲み入れて特注されたような仕様のフックですっ!
サイズは「16号」と、号数で表記されていますが、普通のフライフックの#12・14番くらいの大きさに感じます。
特に嬉しいのは、「大環(ラージアイ)」と「バーブレス(カエシ無し)」ですよね。老眼中年には、ハリスが結びやすい大きなアイはとても助かります。
MARUTOフックのホームページでは、この「No.d109」の製品はサイズ10号と12号も発売予定(製造中)という事ですので、発売されたらマイクロポッパーに使ってみたいですね。
小さくても口は大きいコバスには、ワイドゲイプの「No.d109」が向いていると思いますが、ブルーギルは口が小さいので通常ゲイプ幅の「No.d108」の方が向いているでしょうね。
http://www.fishhook.co.jp/pricelist/no_d108.html
「No.d108」の方もバーブレスでラージアイですので、ブルーギルをメインに狙うならこちらの#16番が便利です。
どちらのフックも、「50本で¥484-(税込)」ですので、価格的にも大変嬉しいです。
ポッパーから#16番のストリーマーに交換して釣りを続けると、大小のブルーギルも釣れましたね。
もちろん コバスもポッパーよりも釣れました。やはり、水中の方がフッキングが良いのは事実ですね。魚が吸い込みやすいので。
この日は二人で、約30匹くらいのバスとギルをフライフィッシングで釣り上げ、納竿となりました。
最初からストリーマーで釣りを始めれば、もっとたくさんの魚を釣り上げる事もできたと思われます。
ご自身の貴重な時間を、試作中のマイクロポッパーのモニターに費やしてくれた、サブリ様に感謝します。
やはり…ギルの小さな口に収まるポッパーはなかなか難しい(←って言うか無理?)ですね。
” マイクロポッパー ” は、まだ試作段階ですので、ある程度仕様が決まりましたら、” フライタイイング ” のページに製作内容を載せようと思っています。
(追記:2020年10月23日)
フライフィッシングでバス釣り流行の兆し…!?
長らく日本のフライフィッシング市場から消えていました 「ブルーギル・ブラックバス用フライタックル」でしたが、最近明るいニュースがあります。
何年(十数年?)ぶりかで、ブラックバス用のフライロッドがプロデュースされました。しかもかなり安価でっ!
#8番のショートロッドですので、価格は安くても仕様は本格的です。
リバーピークからは、「バス用フライライン」はロッドよりも先に発売されていましたね。
たぶん両方とも、「初期ロット完売=廃盤」という、過去何度も経験したフライタックルにありがちな運命を歩むと思われます。このロッドとラインも…。
ウ~~~ム…。私も購入しようか非常に悩みます(汗)
私の場合は、主にコバスを釣っていますので、#8番タックルは正直 強過ぎるのです。
上の画像のバスは、先日 川でオイカワを釣っている時に発見して釣ったバスです。オイカワがバスに追いかけられてボイルしてましたので狙いました。
ロッドは#3番です。このように節操の無い釣りが多いので、高番手のタックルは使いにくいんです。
できたら#5・6番で、このような仕様のロッドを発売しれくれると嬉しいのですが…。
思えば、最後にメーカーがバス用のフライタックルを発売したのが、「バリバス サーフェイスシステム スターティングキット」でした。
はねたろうのFF日記:バリバス サーフェイスシステム スターティングキット
もちろん、私も持っていました。#5番でしたので何にでも使っていましたね。
リールだけは、シンキングラインを巻いて今も根魚に使っています。
次は「ブルーギル用」と称して、5・6番の安価なショートロッドとラインの発売も希望します。
お願いします 「リバーピークさんっ!」(笑)