フライフィッシングでバス釣り! 5話 テクトロ編

こんにちは。

2018.08.28(火)

名古屋市千種区の、”NGH池。 

毎日暑い日が続きますが、ブラックバスはフライで、”なんとか”釣れています。

フライを追ってくる魚の数からしたら、もっとたくさん釣れてもいいのですが…。

さすがに、夏休み後半の現在では、毎日どこの釣り場も子供達の投げるルアーに攻められ続けているせいか、フライにも喰いが渋いです(泣)

岸を歩いてトローリングする”テクトロ”に好反応。

皆様は、”テクトロ”という釣り方をご存知でしょうか?

シーバス(スズキ)を、埠頭なでの護岸された所で、岸際を歩いてルアーをトローリング(引っ張る)して釣る方法です。

「テクテク歩いてトローリング」なので、”テクトロ”

私も、シーバスをフライタックルで釣る時によく行います。

そして、これが結構良く釣れるんですよ!

ルアータックルでもフライタックルでも、キャスティングをすれば、水面へのインパクトは避けられません。

ですが、テクトロでは一度岸際にキャスティングした後は、そのままリールを巻かずに自分が歩いてルアー(フライ)をリトリーブ(トローリング)します。

ですので、キャスティングに伴う水面へのインパクトは皆無と言っていいほどですし、ルアー(フライ)を水中で長い時間引いていられるので、魚が食い付くチャンスも多いです。

岸際に限定されますが、広範囲を探れるというメリットもあります。

ということで…、ヘラブナ釣り師が池から帰り去る頃を見計らい、”テクトロスタート”

ロッド3本くらい(8メートル)のラインをキャスティングして、ロッドティップを水面ギリギリに近づけて岸を歩き出します。

歩きだして30秒もしないうちに、”ククンッ!”とロッドグリップに魚のアタリがありました。

私は何度も、シーバスをテクトロで釣り上げた経験から、テクトロで掛けた魚はバレやすい事が分かっていたので慎重に対応。

ロッド全体を進行方向に向け、腕を伸ばし前方を突くようなフッキングをします。

すぐに、ルアータックルならリールをすばやく巻き上げ、フライタックルならラインをすばやく手繰り寄せます。

そして、歩いていた足を止めてはいけません。逆に”早歩き”に切り替えながら、同時に上記のフッキング操作を行います。

フッキングの後も、進行方向に歩き続けるという動作は、数えきれないほどテクトロで掛けた魚をバラしてきた経験から自然と生まれました。

久々ですが、テクトロでの釣りはシーバスでの経験を体が覚えていましたので、無事にブラックバスをキャッチ!

この後、短時間で何匹もキャッチとバラシがありました。

テクトロ前のキャスティングで釣ったのは、2匹(バラシ数匹)のみでしたので、実質的は、”テクトロ”のほうがバイトの総数は多かったです。

岸を歩いて釣りますから、他の釣り人がたくさん居るとできませんが、キャスティングをしなくていいので、ルアータックルでフライのような軽いものを使ったりできますね。

リールを使う”投げ竿”でなくても、”のべ竿”でもできますので、興味の有る方は、100円ショップ・ダイソーの竹竿(2本継ぎ)で試してみて下さい(笑)

フライフィッシングでバス釣り! 4話 へ続きます。

フライフィッシングでバス釣り! 6話 へ続きます。

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