F氏とのブルーギル釣り 9話

こんにちは。

2018.05.27(日)

名古屋市内テラピアで有名なARK川で釣れた”オイカワ” です。

近所なので、”チョット様子見”的な感じでブラリと訪れたのですが、水面に無数のライズを発見!

様子見のはずが、一気に”釣モード全開”

オモリウキ0.8号に#24番の小さなミッジフライをセット。

キャスティング後に超スローリトリーブで誘っていると、

「ククッ、ククーンッ」

と、オモリウキが後ろに引かれました。すかさずアワセを入れるもののバラシ。

その後も何度かバラシを繰り返した後にようやくキャッチ。

テラピアが多いので有名な川なので、その稚魚だと思い込んでいたのですが、釣り上げて見ると”オイカワ”でした。

テラピアの他にも、ブラックバス・雷魚・ナマズ・ブルーギル・鯉など、イロイロな魚が居る川なので、たぶんそれらのエサとして食べられていると思われます。

”オイカワ”自体は”カワムツ”と並び、小物釣りとして昔から親しまれている魚です。

近年は、フライフィッシングのターゲットしても脚光を浴びていて、オイカワ釣りの特集を組んだフライの雑誌が売り切れるくらいの人気です。

ですが、ルアーフィッシングとは違い、フライフィッシングはまだまだ敷居が高い釣りなのも事実です。タックルを扱うお店も少ないですしね。

オイカワをルアータックルで釣ってみたい方。

”オモリウキ”を使ってみませんか? 小さくて軽いモノを沈ませる事無くキャスティングできますよ~♪

F氏とのブルーギル釣り ⑨

では、F氏とのブルーギル釣り ⑨です。

前回⑧では、オモリウキのキャスティングについてメソッド的な面を書いてみました。

”リグ絡み”へのハード面での対応

オモリウキ等フロートリグでのキャスティングでは、キャスティングでのリグの絡みが少なからず起こってしまします。

100%防ぐことは現実的には無理なのですが、キャスティング時にできる事については、前回⑧で記しましたので今回はハード面(モノでの対応)について書きます。

まずは、オモリウキ自体の問題と選択。

上の画像は、”旧型オモリウキ”です。最近再販しましたので”旧型”と呼ぶのは適切ではないのですが、便宜上今はこのまま呼びます。

旧型は、”PEライン”を使用したチチワ状の接続に、メインラインとリーダー(ハリス)を結びます。

次の画像が、”現行型オモリウキ”です。リグ絡み対策品です。

現行型のオモリウキは、旧型のチチワ接続ではなく、”形状記憶合金製の超弾性ワイヤー”を使用した接続を採用しています。

吉見製作所形状記憶合金ワイヤー0.4φX5m

画像左の接続(短い方)にリールからのメインライン、右の接続(長い方)にリーダーを結ぶことにより、飛行中にはこのワイヤーがフライラインのようにループを描き、メインとリーダーの距離を離します。

このタイプのオモリウキを使用することで、キャスティング初心者や長いリーダーをセットしたときの、リグの絡みが大幅に軽減されます。

非常に便利なのですが、旧型タイプよりも製作の工程も多く、商品の核となる形状記憶ワイヤーの単価も高いので、商品の値段設定も上がってしまいます。

池や川などで使用する場合は、木の枝やアシなどに引っ掛けたときに、強引に回収できるように、リールに巻くメインラインには”PEライン”を使用することをオススメします。

今回のF氏との釣行は、この後に初心者の娘さんが行うことを想定して、このタイプのオモリウキを使用しました。

ベテランのF氏がキャスティングした事もあり、今回の釣行中のリグの絡みは、ほぼゼロでした。

F氏とのブルーギル釣り ⑩へ続きます。

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