F氏とのブルーギル釣り 10話

こんにちは。

2018.06.01(金)

三日ぶりの晴天です!

私にとって天気が良いことほど嬉しいことはありません。

その理由は、言うまでもなく、”魚釣りができるから”です。

このブログのメインタイトル、”釣りもある暮らし”の意味は、日常生活の中に魚釣り”も”あったほうが良いと思う人達に、読んでもらいたいとの願いを含んでいます。

そんなブログを書いている私ですので、釣りをする気がすすまない、”雨降りの日”が続くと、当然気分はブルーです。

自宅の近所で釣りをすることが多いので、普段の釣り自体は散歩気分で行なっています。

ですので、雨が降ると散歩に出にくい(決して不可能ではないのに)のと同じ気分ですね。

まぁ…、雨の日には釣具屋をアチコチ巡ったり、釣り関係の書物を読んだりして、ナントカ自分自身のテンションを上げてはいますが…。

F氏とのブルーギル釣り ⑩

では、F氏とのブルーギル釣り ⑩です。

前回⑨では、現行タイプのオモリウキを使ってのキャスティングの内容を書きました。

”リグ絡み”へのハード面での対応 ②

現行タイプの、”形状記憶合金製ワイヤーの接続アーム”を採用したオモリウキを使用することで、キャスティング時のリグの絡みを大幅に減らすことができますが、それ以外でのハード面としていくつか記述します。

短くて太くて硬いリーダーの使用

「ホンテロン」の画像検索結果

オモリウキのようなフロートリグに限ったことではありませんが、リーダー・ハリスの長さは、”短く・太く・硬い”ほど、リグの絡みは少なくなります。

短いと絡みにくいということは、直感的に分かりやすいのですが、”太いと硬い”は案外に知られていない気もします。

線形状のモノは、直径が太くなると、曲がりにくくなります。

詳しく材料力学的に記すと、”曲げ剛性が高くなる”とでもいうのでしょうか。

同じく、材質が硬くなるほど曲がりにくくなります。

リグが絡むということは、言いかえるとリーダー・ハリスがメインライン(道糸)や、そのもの自身に”まとわりつく・巻き付く”ということです。

もしもですが、リーダー・ハリスがまったく曲がらない素材でできていたら、絡みは起きるでしょうか?

当たり前ですが、曲がらない糸など糸として存在しないので、おかしな例えなのは充分わかっていますが、あえて書いてみました。

曲がらないなら絡まることはありませんよね。

ですが、まったく曲がらない糸として、リーダー・ハリスはありえませんので、”できるだけ曲がりにくい”ものを使うことは、絡みの防止につながります。

軽くて空気抵抗の高いモノをキャスティングする

できるだけ、軽くてえ空気抵抗が高いモノを、リーダー・ハリスに結ぶことも、リグの絡み防止となります。

本来、フロートリグというものは、フライフィッシングで使う毛鉤ような軽くて空気抵抗の高いモノを、沈ませることなくキャスティングするための仕掛けです。

軽くて空気抵抗の高いモノを、オモリウキのようなフロートのリーダー・ハリスに結んでキャスティングを行うと、重量のあるフロート本体が先行して飛んでいきます。

リールに巻かれたメインラインとリーダー・ハリスは、そのフロートに引っ張られる形で飛行します。

リーダー・ハリスには当然、何らかの魚に喰わせたいモノが結んでありますので、それが軽くて空気抵抗が高いモノほど”飛びにくい”ので、結果的に飛行中のリーダー・ハリスの直線性が高まりメインラインとの干渉率が下がります。

今回のF氏とのブルーギル釣りでは、”ギルニンフ”という小さな毛鉤を使いましたが、使ったハリスはフロロカーボン製の0.8号です。

毛鉤のアイ(糸を通す穴)に通る一番太いサイズを選択して使用しました。

フロロカーボンという硬い材質のハリスと軽い毛鉤、そして長さを極力短くしたことも、一日釣りをしてリグの絡みが、”ほぼゼロ”だったことの要因となっていたと思われます。

F氏とのブルーギル釣り ⑪へ続きます。

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