こんにちは。
2020年8月12日(水)
先日、久しぶりに ”三重県TUG池” に、フライでコバス釣りに行ってきました。
遅い梅雨明けから連日の猛暑で、魚の活性はかなり低いと思われますが、元気一杯なコバスなら多少は遊んでくれる(?)事を期待しました。
使ったロッドは 6フィート9インチ#5・6番のショートロッドです。この竿は、いつかフローターやボートなどで使おうと思って数年前に購入したのですが…。
いまだ水に浮かんで釣りをしたことはありませんので、近距離の岸際狙いに使っていますね(笑)
大きめなドライフライで水面を引くと、活性の高いコバスがフライを奪い合うように集団で追ってきます。
激しく水面で捕食する魚を見て釣るのは、相手がコバスでもやはりオモシロイですねっ!
コバスでも口は大きいので、水面でのバイトはブルーギルとは比べようも無いくらい、迫力有りです。
しかし、元気の良い群れである程度の数を釣ってしまうと、パタリと反応が無くなってしまいました。
そこで、作戦変更。
テンカラ師 御用達のブラックバス用毛鉤!
フライを上の画像のような「スッカスカ」なストリーマーに変更し、水面直下をリトリーブ。
このフライ、 ”蛍光カラーのCDC” を ”#12番の細軸フック” にグルグルとハックリングしただけの、またもや「手抜き感」満載のフライです。
元ネタはこちらです ↓ 。
ヒラヒラ、ユラユラがバスを誘う
テンカラ師の方が、ブラックバスを釣るのに使っているそうです。
大変参考になりました。どうもありがとうございます。
岸際をリトリーブするとは…。
このフライに付け替えて、岸際ギリギリの水面直下を緩急を付けて引いて来ます。
ほんとに、すでに「岸」と言っていいくらいの岸際でも、魚は瞬間的に現れ ”電光石火の早業” でフライを引ったくって行きます。
なるほどぉっ!確かにこのフライ、よく釣れます。
ちなみに、私がよくブログ記事の中で「バスは岸際をリトリーブする」と書いていますが、たぶん皆様が想像しているよりもかなり「岸スレスレ」です。
上の画像ですと、ちょうど写真の上下中間辺りの底が薄っすら見えるくらいの位置を平行にリトリーブしています。
以前、釣り場で会った若い(中高生?)ルアーマンの方に、この事を話しながら釣った事があります。
「へぇーっ…(( ̄ー ̄) ニヤニヤ 。そうなんですかぁ…(フフンッ)」
と、その方は薄っすら鼻で笑いながら眺めていましたね。
無理もありません。昔から「釣り人が話す情報はデマ情報」というのは、当たり前になっています。
特に、昨今の過密状態のブラックバスのルアーフィッシングで、苦労して発見したフィールドや開発したメソッドを、簡単に見ず知らずの者に教える訳が無いのは、すでに常識となっています。
そして…ほとんど魚(目当てのバス)を釣った経験が無い若いルアーマンが増えると、『バスは沖では無く岸を釣るものだ』というセオリーも失われて行きます。
ニヤニヤと笑いながら見ているその若いルアーマンの目の前で、岸スレスレに浮かんだフライに、魚雷のように飛び出した黒い影が命中しました。
「ガボッ!」という爆発音と共に水面が割れ水飛沫が上がりました!
「エェーッ!? アッ…アッ…エェーッ!」
そのルアーマンの発した、まるでバカみたいな声は今も忘れませんね(笑)
ミノーなどのハードルアーを、岸スレスレにキャストして枝などに絡ませて失くしてしまうと、経済的なショックが大きいですので、ノーシンカーのワームなど行ったほうがいいでしょうね。
ポッパーフライでのヒット!
夕方に近づくにつれ、バスの活性もドンドンと上がってきました。
かなり小さなマメバスまでもが、水面を割ってフライに飛び掛かってきます。
「これくらい高活性なら…」
自分には珍しく、”ポッパーフライ ”を使う事にしました。
このフライの元ネタは、いつも参考にさせて頂いている ”車田フィッシング” さんの動画 ”ES Popper BASS FLY ダイソーの素材でバスフライ” です。
大変参考になりました。どうもありがとうございます。
もともとは、”フライでナマズ” を釣ろうと思って作り始めた ”ポッパーフライ” ですが、未だ本来の目的は果たしておりません(泣
ちなみに、上の画像のナマズはフライで釣ったものですが、ポッパーではなく、カップ付きの ”マドラーミノー” で釣りました。
ナマズは釣れていませんが、ポッパーフライにコバスは果敢にアタックしてくれました(笑)
実は、ポッパーフライは暗くなる前にも試したのですが、反応はあってもなかなかフッキングに至るバイト(捕食)には届きませんでした。
ちなみに、こんなポッパーフライにも…。
マクドナルドのストローで作ったポッパーですね(笑)
かなり暑くて疲れましたが、数匹のコバスをポッパーフライで掛けることもでき、とても満足度の高い釣行でした。
以上、コバスやセコいポッパーばかりの記事でしたので、最後に有名なフライフィッシングでのバス釣り動画をご紹介して終わります。