オモリウキ考 23話

こんにちは

2018.04.27(金)

皆様、連休中の釣りの準備はできていますか?

私は普段から何かしらの釣りを日常的に行っていますので、特に連休だからといって用意をはじめる事は無いです。

このブログのタイトルは「釣りもある暮らし」です。

以前、ブログタイトル考という連載記事で、タイトルの事は詳しく書きました。

「生活の中に釣りがあっても良い」という人達にとっては、連休は何か普段できないレジャーに取り組んでいるのかもしれませんね。

あくまでも「釣りは普段するもの…」なのだとしたら、これから始まる連休は「釣りのことは忘れて」、他のレジャーを楽しんで下さい。

そして、連休が終わったら、また釣りに戻ってきて下さい。

さて、オモリウキ考㉓です。

前回㉒では、自作フロートを作ろうと思い立ったことまで書きました。

黒檀ウキを見直す

前回㉒では、オジさんがギルを釣るのに自作した「フロート」に触発され、私の釣具への制作意欲がわいた、というところまで書きました。

オモリウキ考⑤のなかでは、黒檀丸棒をカットして試作した「ウキ」のことを書きました。

黒檀は水より重いので、この「ウキ」は残念ながら当初の目的を叶えることなく水に浮きませんでした。

ですが、オモリウキ考⑦に書いたとおり、このウキで結果的には魚は釣れました。

黒檀は水に沈みますが、キャストして着水した後にすぐリールを巻いてリトリーブしていたので、深くは沈まない状態で釣りをしていたのです。

「魚が釣れた」という結果が出てしまったことで、私はこの「黒檀ウキ」をちゃんと浮くように作り直すことをしませんでした。

それよりも、私の関心は「フライフィッシング」のほうに向いていたのです。「リバーランズスルーイット」の画像検索結果

少し話が脱線しましたが、フロートリグ戻します。

以前作ったウキは水より重い「黒檀」というかなり特殊な木材を使ったために沈んでしまいましたが、浮かせるなら普通の「木」を使えばよいだけの話です。

早速私は工作に使うための「ある程度整形してある木材」と、ラインを接続するための「ヒートン」を購入しました。

私が購入した木材は、すでに形が整形されたものでしたので、前回の黒檀丸棒のような「カット」工程は不要です。

ですので、両方の先端2箇所にヒートンを取りつけて「あっという間」に完成しました。

ステンレス制 ヒートン 10mm シルバー 約100個

あまりに簡単にできてしまったので、防水処理の為にルアー作成のときに使う「セルロース」を表面に塗りました。

そして仕上がったモノがこれです。

偶然にも重量はピッタリ10.0ブラム。

釣り用のオモリの号数で表すと約2.5号くらいです。

もちろん今回製作したものは、チャントと浮きます(笑)

材料さえ入手できれば特別な工具も必要なく製作できます。

ヒートンはサビることを考慮してステンレス製を使用しています。

取り付けるのになにか工具が必要に思えますが、千枚通しのような先の尖ったもので少し下穴を開けておいて、ペンチなどでしっかりヒートンを掴んでねじ込めば入って行きます。

ヒートンの穴に千枚通しを差し込んで、ハンドル代わりに回転させてもねじ込めます。

生地の穴あけに便利な 「千枚通し()」

木材をカットする手間を惜しまない方は、木製丸棒を使えば径・全長は自由に設定できます。

木材・丸棒(1本入り)BAR-12

私は興味があったで防水処理にルアー用のセルロースを塗りましたが、ウキとしての視認製上げる為に見やすいカラーで塗装するのも良いと思います。

そのまま何も塗らなくても、とりあえずは機能します。

オモリウキ考㉔へ続きます。

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