こんにちは。
2020年9月7日(月)
前回から久々に更新する ”フライキャスティングでブルーギル釣り!” です。
場所は、名古屋市内にあるNGH池。バスを釣りによく行っている池です。
ブルーギル自体はフライフィッシングでよく釣れますが、デカいギルがたくさん釣れたのは久しぶりです。
最近はコバスのトップウォーターの釣りが楽しくて、”小さなポッパーを作っては” 楽しんでいました。
ですが、この日は昼前から釣りはじめた事もあって、ギルの反応が良かったですね。
使ったフライは、デカいギルを狙う釣りには定番の ”フォームカディス” です。
魚の全長が同じなら、ギルの方がバスよりも引きが強いと思います(バイトは地味ですが…)。
ギルを釣っていると、”外道(?)” でバスが釣れますね(笑)
まぁ…同じ場所にいる魚同士ですから、どちらが釣れても良いのですが。
フックサイズには注意…。
ブルーギルとブラックバスの両方を別け隔てなく釣ろうとすると、問題となるのが ”フライのフックサイズ” です。
サイズの割に口が小さなブルーギル。
反対にチビでも口が大きなブラックバス。
上の画像のギルとバスは似たようなサイズなのですが、口の大きさは全く違います。
同じフライを使っているのでが、バスのほうは ”なんとか皮一枚” で獲れた感じですが、ギルのほうは ”なんとか口に入った” という具合です。
自分の中では、”ギルとコバスの両方狙い” のフックサイズは ”#12~10番” です。これ以上大きくなると、ギルの掛かりが極端に悪くなります。
「別に小さくても構わないから、たくさんのブルーギルを釣りたい」のなら、フックサイズは#18番前後になります。
反対に、コバスをメインに狙うならフックサイズは ”#10番より上” を使ったほうが良いでしょうね。
ハリス=ティペットは太いナイロンで大丈夫。
ちなみに、ハリス(フライフィッシングではティペットと言う)は ”100円均一ダイソー” の ”ナイロン0.8~1.5号” を使っています。ブルーギルを釣るのに高価なハリスは必要ないです。
釣りにゃんだろう フライフィッシングのティペットぼったくり説。
釣具店で購入するなら、安価なナイロン糸で大丈夫です。
あまり太い糸だとフライのアイに通りませんから、フライに結べる範囲の太さだと、1.0号前後が適当だと思います。
フライフィッシング入門にはブルーギル!
ブルーギルは ”デカいサイズ(のギル)を小さなフライで狙う” 事ができます。小さなフライはキャスティングしやすいので、渓流用の低番手の安価なフライタックルセットで十分楽しめます。
渓流でのフライフィッシングは、もうすぐ禁漁に入り当分の間はできませんので、いつか渓流でフライフィッシングをやってみたいと思っている方は、ギルや ”オイカワ” 相手にはじめてみてはいかがでしょうか。
ギルもオイカワも、キャスティングやタイイングの練習にもなりますので、ぜひ狙ってみて欲しい魚ですね。
今後はブルーギルもテンカラ釣りが熱いっ!?
”テンカラ釣り” も、ブルーギルとは最高に相性の良い釣り方です。
とりあえず数を上げたいなら、フライフィッシングよりも手返しの早いテンカラ釣りで釣るほうが、ブルーギルはたくさん釣れると思います。
というか…ブルーギルは足元近くにいる事がほとんどですから、遠くにキャスティングする必要はありません。近場のテンカラ釣りに一番ピッタリの魚です。
房総爆釣通信 ブルーギル 釣りの仕掛け編【テンカラ釣り】
昨今は、テンカラ釣りが大ブームとなっていますので、情報やタックルが大変入手しやすくなっています。
いつか渓流でテンカラ釣りをしてみたいと思っているかたも、最初はブルーギルやオイカワから始めても良いでしょうね。
「まずは近場でやってみるっ!!」
フライフィッシングもテンカラ釣りも、今や情報もアイテムもネットを使えば誰もが簡単に入手できます。
フライフィッシングやテンカラ釣りは、他の釣りにはない種類の「知的で大人」なイメージがある釣り方です。
その部分に憧れて「いつかは渓流で竿を振り、綺麗なヤマメ・アマゴを釣ってみたい」と思っている方は、実は大変多いのです。
ゴルフでもなんでもそうですが、「道具を手に入れていきなりコースに出る」という方は絶対にいません。
ですが、釣りに関しては「はじめて入った釣具屋から釣り場に直行」という入門者がたくさんいます。特にルアーフィッシングは活餌を使わないぶん手軽ですからね。
渓流釣りは、そのように簡単に行ってはいけません。キャスティングなどをある程度練習してから、ルールやマナーを教えてくれる経験者の釣行に同行するのが基本です。
練習は渓流オフシーズンに、オイカワやギルなどの近場で釣れる魚で行うが最適です。予算に余裕がある方は”管理釣り堀”もいいでしょうね。
フライフィッシングもテンカラ釣りも、渓流に行く前の予行練習で「まずは近場でやってみて下さい」。
「練習」という消極的な目的でオイカワやギルを釣りはじめても、やってみると案外楽しいものです(笑)