超極小ワーム YAMASHITAワームバケでの釣り! 3話

こんにちは

2018.10.17(水)

いつもの、”名古屋市内ARK川”、ワームバケシラスⅡの6号ピンクで釣りました。

フックはフライフックの中でも細軸のものを使っていますが、針先が開いてバレる事はありませんね。

ブルーギル・テラピアは5号以下、バスは6号以上。

”YAMASHITAのホームページ”によれば、ワームバケⅡシラスは、

「サイズは3号(15mm)~8号(40mm)までの6サイズ、カラーは(K、GR、P、F)の4色」

とあります。

実際の使用では、ワームバケ5号以下は、ブルーギルのバイトが超多発しますので、ブラックバスのみを釣りたい方は、6号以上の使用をオススメします。

一般的な小型ワームと比べると超極小サイズですので、6号以上でもギルは釣れます。

スレスレ激戦フィールドでのバス狙いは、ギルバイト超多発を覚悟して、5号以下を試してみて下さい。

とりあえず、一度購入して試してみたいという方は、”5号F”が、オールマイティーに使えてオススメです。

もともとは、”アジやメバル”などを釣るため(かな?)のワームですが、かなりの種類の魚に効果があると思われますので、ひとつ持ってても損はないですよ。

(管理釣り場など、レギュレーションが存在するフィールドでは、管理者に確認してからご使用願います。)

ハリス・リーダーについて

オモリウキのモニター活動を引き受けて下さった方々など、このフック、がまかつ社製・R17-3FT”の実物を見たことのある方ならご存知だと思いますが、このフックのアイ(糸を結ぶ穴)はかなり小さいです。

この小さいアイに通る糸のサイズですと、一般的はフロロカーボンのハリスで、0.6号くらいが限界でしょうか。

ですから、できるだけ良質のハリスを選ぶことになりますが、オススメは、”シーガーシリーズ”です。

中でも、誰もがその強さを認める、”シーガーグランドマックスFX”が、強度的に最高なのですが、値段も最高ですので予算的に苦しいなら通常のシーガーでももちろんオッケーです。

ハリスは、各自の扱えるタックルの範囲で、できるだけ細いサイズを長くして使う方が、断然アタリが多いと感じます。

竿が長くて柔らかいほど、ハリスは細く長く設定できるので有利です。

参考までに書きますが、一般的なバス釣りのルアーロッドは、6フィート(180センチ)前後の長さです。

なぜこの長さなのかは私には分かりませんが、オカッパリ(岸釣り)では短すぎるのでないでしょうか?

オモリウキのようなフロートリグを使う時は、8フィート以上の長めの竿が使いやすいと思います。

タックルに掛ける予算の優先度

ワームバケ自体は非常に安価ですので、その分、”フックとハリス”については、できるだけ良いものを使うことをオススメします。

普段、あまり魚を釣っていない人には実感しにくいのでが、良く釣る人ほどフックとハリス(ライン)への意識と投資は高いです!

単純にお金を掛けるだけではなく、他の分野(鮎とかエサ釣り)のモノも研究したりして、いつもアンテナを張っていたりしています。

反対に、釣れてない人ほど高価なリールやロッドと、大量のハードルアーを持っていたりするのに、巻きぐせが付いたラインや、いつ変えたか分からないほどポイントが鈍ったフックを使っていたりします。

地味な存在のフックとラインですが、お金を掛けたり、意識を向けたりする優先順位は、ロッドやリールよりも実は上なのです。

間違っても、”ステラなどの最高級リール”を使って、巻グセのついたラインや、買った時にルアーに付いてるオマケフックなんて使わないで下さい。

私的な見解を書かせて貰えは、”魚から近い順に予算を掛ける”、のが一つの目安だと思います。

ルアー・フィッシングですと、フック→ルアー(ワーム)→ライン(ハリス)→ロッド→リールの順でしょうかね。

上記と同じ事を書いてあるブログを偶然見つけましたので、URLを貼ります。

釣りにゃんだろう ロッドとリール、どちらにお金を掛けるべきか。

日中の釣りなら、偏光グラスも忘れずに!

タックルについて、もう少し範囲を拡げて言わせてもらえば、夜釣りしかしない人以外なら、”偏光グラス”も良いものを購入して損は無いですし、もし予算が無いのなら安価なモノでもかまいませんので装着することをオススメします。

特に、ワームバケなどのような極小のモノを喰わせる釣りの場合、偏光グラスが有るのと無いのとでは釣果にハッキリ差が出ます。

偏光グラスを使ったことのある人しか分かりませんが、しないまま明るい時間帯に釣りをするなんて考えられません。

どこの釣り具量販店でも、安いものなら1000円以下でも買えますので、顔面(目)の保護のためにも装着すべきでしょう。

ちなみに私は、日中のどんな釣りでも、偏光グラスを掛けているかどうかで、大雑把にその人の釣りに対する経験値を判断しています。

釣り場(水の色)や天候・時間帯などで、いくつもの偏光グラスを使い分けてみえる方などは、それだけで、”かなりの力量”なのは間違いありません。

反対に、晴天の真っ昼間に、帽子もかぶらず偏光グラスを掛けずに釣りをしている釣り人は…”いつまでも魚が釣れない人”です。

高価な竿やリールをいくつも所有していても、根本的に釣りというものの本質が分かっていない人です。

そんな人は、高価なブランドスーツを着てるのに、「体にモノを付けたくない」とかの理由で腕時計をしていなかったり、超高級車に乗って休日のマクドナルドのドライブスルー行列に何十分も並んだりしてますよ。

スーツを着てるのに腕時計してないなら、ビジネスなら全く信用されませんし、(時間の意識が無い人ですから)、貴重な休日の時間に”ジャンクフード屋の行列に並ぶ”なんて行為は、私のような貧民が軽自動車に乗ってする事です。

超高級車に乗ってそんな事してたら”カッコ悪い”です。

魚釣りというのは、人間よりも優れた野生を持つ魚という生物と、魚よりも優れた知性を持つ人間という生物の対戦です。

”野生VS知性”、なのですから、人間側はできる限りの文明の力を駆使して挑むべきなのです。

小さくて軽いワームバケを、どうやってキャスティングするのか?

もちろん! 安藤商会製の、”オモリウキシリーズ”を使って投げて下さいねぇ~♪(笑)

現在市場で売られているフロートの中では、性能と価格を天秤に掛けたコストパフォーマンスは、最高クラスだと自負しております(あくまでも私個人の感想ですが)。

オモリウキのライバルは、シマノ製フロートリグ、タイディソアレアーム”です↓。

 

↑さすがにメーカ製。凝った作りのリグ絡み防止用のアームを前後に装着し、いかにも、”高機能な装置”といったデザインは、ベテラン釣り師のタックルケースに全種類収納されていそうな雰囲気です。

(私が知らないうちに、タイディソアレアーム”廃盤になったみたいです。結構高額な値段で売っていましたが、やはり凝った作りなのであまり儲からなかったのでしょうかね。)

それに比べると、安藤商会、”オモリウキシリーズ”は、オモチャっぽいですね。子供の工作みたいです(笑)。

シンプルな作りで値段も安いですが、高価なチタン製アームを装着したモデルもあります。

実用機能はタイディソアレアーム”に負けないくらいちゃんとしてて、耐久性も充分ですので一度お試しあれ。

安くて丈夫で、エサ釣りからルアー・フライまで、使い道も豊富なので、もっとたくさん売れてもいいのになぁ~と、いつも思うのですが…。

今ひとつ陽の目を見ないのはナゼ…?(泣)

自称ランカー狙いのルアーマンはセコ釣り嫌い!?

ワームバケについては、一般的は釣り具量販店で購入できますが、サイズやカラーなどの品揃えは、あまり期待できないお店が多いのが現実です。

スレたバスなどに凄まじい効果がありますが、ワームバケの存在自体を知らない人も多いですし、普通はエサ釣りコーナーに置いてあるので、ルアーマンには売れていないと思います。

その効果を知っているベテランルアーマンも大勢いますが、”セコ釣り”だとバカにする人も結構いますので、使いたい人はそんな言葉を気にせず、”人には黙って、そ~っと使いましょう”(笑)

連載記事のはじめの方に、”イロイロな理由があり…”、と記しましたが、その理由とは実際にこのワームバケを見て、”そんなセコ釣りしてまで自分の釣りのレベルを落としたくない…”、というルアーマンが実に多いのです…。

そのような事を言う方々は、同時にこんなこともおっしゃります。

「俺はランカーバス狙いだから、セコ釣りでいくらでも釣れるチビ魚なんて、アウトオブ眼中だっ!」

まぁ…、こんな事を豪語している方は、そもそもこんなヘタレ釣り師の書いてるブログこそ、”アウトオブ眼中”でしょうから遠慮なく書きますが、その、”ランカー狙い”ってセリフはホントなのでしょうか?

”俺はランカーバスを狙っているんだから、通常サイズの魚なんて釣れなくてもいいんだっ”という、”偽りポーズ”を取る事で、実際には、”小さなブルーギルや小バスさえ満足にルアーで釣ることができない、何の魚も釣れない…”、という現実から目をそらしているのではないのでしょうか?

なぜこんな、”意地悪な事”を書くのかというと、その、”自称ランカー狙いのルアーマン”の方が、ご友人や彼女、奥さんや子供さんを連れてフィールドに来ている光景をよく目にします。

ランカー狙いの御本人は、もちろんいつまでも(永遠に?)釣れないランカーを狙って、黙々とキャスティングを繰り返してみえるのは構いませんが、そのお連れの方達はどう見てもその場を楽しんでいるようには感じません。

私が感じていないだけで、お連れの方も実際は、”釣り以外の何か”を楽しんでいるのかもしれませんが、ルアー・フィッシングなのに置き竿にしてずっとスマホをいじっている女性や、小さな子供などは帰りたくてグズっていたりします。

自称ランカー狙いの方は、どうしてそのような、”その場を楽しめていないお連れの人”に、魚を釣らせてあげないのでしょうか?

お連れの方達も、ランカーバスじゃないと釣れても嫌なのでしょうか?

釣りの入門者や子供さんなどは、釣れればどんな魚だって嬉しくないはずはありません。

ご自分に、小バスやギルなどのチビ魚を簡単に釣れるスキルがあるのなら、お連れの方に釣り方を教えて、釣らせてあげればいいではありませんか? 

せっかく同じ釣り場に来ているのだから…。

自称ランカー狙いの方、貴方はホントに、”チビ魚ならいくらでも釣る事ができる”、のでしょうか?

”俺はできるっ!”、とおっしゃる自称ランカー狙いの方は、せっかくフィールドに付き合ってくれている同行者の方がいる時には、その方には釣れる魚を釣れる釣り方で釣らせてあげて下さい。

ランカー狙いは、ご自分一人だけの時にやって下さい。お願いします。

”実はできない。俺はホントは何にも釣れない…”、という正直な方は、セコ釣りとバカにしてた釣りにも目を向けましょう!

ランカーとかロクマルとか、そもそも居るのか居ないのかさえ定かでない、そんな魚を釣るんだとか言ってても、そんなのいつまでも続かないですよ。

そんな方ほど、ある日急に人が変わったように、”パタリ…”と釣りをやめてしまったりします。

まるで夢から覚めたように…。

シーバスを長い間やってた人にも多いですね。

釣具リサイクルコーナーに展示されている、膨大な量の高価なルアーロッドやリールがそれを物語っています。

「いいやっ! 俺は一生かけてでもランカーバスを釣るんだ!」

という信念をお持ちの方も、今後は環境のほうがそれを許してくれない可能性が高いです。

ただでさえ、魚や釣り場が急激に減っていますからね。

今のうちに、釣れる魚を釣れるだけ釣っておかないと、もぅ先は無いです。

ブルーギルでさえ、いつまで釣って楽しめるのか分かりませんので…。

超極小ワームYAMASHITAワームでの釣り! 2話へ戻ります。

超極小ワームYAMASHITAワームでの釣り! 4話へ続きます。

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