こんにちは。
2023年12月25日(月)
「最終学歴=中学卒」の魚釣りオジサンの私(55歳)が、独学で「数学検定:準1級」に合格するまでの記録です。
前回 第2話では、初めての数学検定準1級の受験は「ほぼ0点」という悲惨な結果に終わった事を書きました。
「1次検定の合格」を目指し、2次検定は捨てる。
最初の「数学検定:準1級」受験がほぼ0点だったため「1次・2次同日合格は無理」という判断をしました。
この事は「2020年:新型コロナ拡大」の影響によりくだされた「数学検定協会」の下の処置によるところも大きいです。
『数学検定の免除申請の割り引き適用期限の取りやめ』
つまり、「1次検定または2次検定のどちらかに合格できたら、無期限でその検定は免除される」ということです。
「コロナウイルス感染予防」により検定が中止になる事が多かったので、以前は次年度末で失効する免除期間が「無期限」となりました。
これにより、片方の検定(1次or2次)の合格がいつまでも有効となるので、1つづつ合格を狙う事が可能となったのです。
不謹慎ですが、受験者にとっては「コロナウイルスさま様」なのです。
「準1級1次検定」合格に向けて取り組んだ事。
数学検定が監修する「準1級向けのテキスト」を、片っ端しから入手して「1次検定の出題」のみを解きまくりました。
下段右から2つ目に写っている「合格ナビ:数学検定準1級1次」は「数検:準1級1次検定」に特化したテキストですので、特に念入りに取り組みました。
「数学検定:準1級」ともなると、ほぼ「高校数学全カテゴリー」の数式に精通しないと点は取れません。高校3年間で学ぶ数式を全てに取り組むとなると、分厚い問題集では「周回性」は望めません。
という事で、上の画像の問題集をリサイクル(古本)で用意しました。薄いので繰り返し周回するのが楽です。
数学検定の1次検定は「計算技能検定」です。試験時間60分の間に7問中5問以上を、いかに「正確に早く解く」かの勝負です。
と言う事で、現役学生には有名な上の画像の問題集にも取り組みました。
方程式・因数分解のスキルアップは必須!
「数検1次検定」の出題は、「この数式を解け」といった具合に提示されている場合も多いのですが、「因数分解」のように「式変形の初手」を探し出さないと、まるで手がつけられない問題も多いのです。
という事で上の画像の本を購入し「カンや閃き」に頼らない「因数分解の代数的な解法」を学んだりもしました。
特に「因数分解:入学から卒業まで」は、数学を学ぶ全ての方にオススメできます。「因数分解」は数学のどのカテゴリーにも付いて回りますからね。
「不等式」の苦手を克服するために…。
また、数学の学習を始めた時から特に苦手だった「不等式」に関しても、苦手意識を克服するために数冊の書籍で学びました。
上の画像の下段右に写っている「不等式の証明と最大最小問題が面白いほど変わる本」はオススメなのですが、今は絶版になっていて残念です。
私のように「不等式」が特に苦手の方は「メルカリ」などで古本を探してみてはいかがでしょうか。
「細野真宏氏」の数学参考書はどれもオススメですよ。