こんにちは。
2020年7月19日(日)
前回のブログ『フライフィッシングでオイカワ釣り! 3話』の続きです。
前回の第3話では、最近すこぶる調子が良い ”フライフィッシングでのオイカワ釣り” で、普段あまりしない事を試した話を書きました。
前回はコストパフォーマンの良いラインをハリスとして流用した事を書きました。
本来はルアーフィッシングのメインライン(道糸)ですが、問題なく使用できました。
そして、フライ(毛鉤)もイロイロ試してみました。
オイカワ用のジグヘッド フライ
上の画像のフライですが、フック自体はバリバス製の ”2120WB WAVE BARBLESS #18番” ですが、アイの前下方にぶら下がっているのは、手芸用のビーズです。
アクセサリー用のビーズは、フライショップで売られているビーズとは違い、穴にテーパーの面取りがしていません。
ですので、フックのベント(カーブ)を通過させる事ができないので、フライタイイングではほとんど使えない事が多いのですが、このような取り付け方なら大丈夫です。
元ネタはこちらのタイイング動画ですが、私も以前よりこの方法でフライにガン玉等を取り付けていました。
余談ですが、このタイイング動画は、現在愛用している ”コッタレリ製タイイングバイス” の購入を検討している時に見つけた物です。
解説はイタリア語ですが(笑)
このような取り付け方の優れた点は、ビーズやガン玉の穴にフックを通さないので、ほぼどんな大きさや形状のフックにも自由に付けたい物が使えます。
そして、必ず水中でフックの姿勢を ”キール(逆さま)状態” に保つ事ができます。
確証はありませんが、オイカワはキール姿勢に巻いたフライの方が、フッキングが良い気がしています。
ちょうど、ルアーフィッシングの ”ジグヘッド” と同じ重心バランスを狙った取り付け方法すね。
冒頭のオイカワのオス成魚の画像は、このフライで釣り上げたものです。
餌釣り用 『がまかつ ハエスレ』フックの流用のオイカワフライ
上の画像は、がまかつ製のオイカワ用餌釣り針『ハエスレ』を流用して作ったフライで釣ったオイカワです。
このフックを使用したオイカワ用のフライは、以前にもブログ記事で紹介しました。
このフライの本来の製作目的は、アイ(穴)を大きくできるので、私のような老眼中年でもハリスが結びやすい事です。
そしてっ! やはりと言うかアタリマエですが、釣り針メーカーの ”がまかつ” がオイカワ用として販売している釣り針ですから、オイカワ釣りには抜群のフッキング&キープ性能を発揮しますっ!!
針のシャンク(針軸)径はかなり細く、その割にはゲイプ(懐)は深いのが特徴ですね。
通常 魚が掛かった時に針が開き(伸び)やすくなるので、軸が細いほどゲイプは浅く設計されているのですが、さすがにオイカワ用の針なので極細ですが、ゲイプ幅はしっかりとってあります。
上の画像はピンボケしていますが、極小ブラックバスも この ”ハエスレフライ” で釣れました。
バスは小さくても口は大きいですから、オイカワ釣りの最中でバレてしまう魚の何割かはこんなバスかもしれませんね。
オイカワ釣りには太軸フックは不向き(かも?)
上の画像は、TMC社製のフライフック ”3761SP-BL #16番” に巻いたビーズヘッドニンフです。
このフックは通常のトラウトを狙うもので軸は太軸です。ロングシャンクの太軸なので、”ビーズヘッドニンフ” にはピッタリのフックプロフィールで、フックポイントの独特な形状も刺さりは抜群です。
確かに刺さりは良いのかもしれないのですが…。
このフライにもアタリは何度も出るのですが、なかなかフッキングしません(汗)
そして、フックアップできても寄せて来るうちにバレてしまいます(泣)
結果、一匹も釣り上げる事ができませんでした。なので写真は無し。
針先は刺さるのだけれど、オイカワの軽い重量ではそれより太い軸までは貫通しないのでしょうね。いわゆる ”掛かりが浅い” という事ですね。
この事からも、オイカワ釣りには極力 ”細軸のフック” を使ったほうが良いということが再確認できました。