こんにちはっ!
2020年6月29日(月)
愛知県尾張旭市IMA池にフライフィッシングでブラックバス釣りに行ってきました。
この池は、隣接する公園や周囲にある霊園のおかげで、トイレや駐車場といった環境が整っており、ルアーフィッシングでブラックバスを狙うアングラーも多く、魚もかなりスレて釣りにくくなっております。
バスをはじめ、ギルや雷魚、コイ・オイカワ等、魚は多いですが、それに比例して釣り人が多いので、なかなか数多く釣るのは難しいです。
フライフィッシングでしたら、サイズを選ばなければブルーギルは結構連れます。
私がこの池で釣りをフライフィッシングをするときは、基本”コバス狙い”ですから、ブルーギル用の小さなフライ(毛鉤)は、とくに用意はしないです。
こんなヘアーを使った”エルクヘアカディス系”や”マドラーミノー系”。
大きな”ビーズヘッドニンフ”などをキャスティングしてます。
ですが…。
活性のいいギルは何度もアタックしてくるので、大きめのフライでもそのうち釣れちゃいます(笑)
バスを釣ろうと思っても、ギルいると絶対先に食って来ます。
バスだけを狙おうと思うなら、フライでは釣りにくい場所も、積極的に攻めていかないとダメですね(泣)
この場所は電柱が立っていて上方には結構低い位置に電線が走っています。フライキャスティングでは電線にフライを取られやすいです。
バックは木が立っていますので、キャスティングの角度も限られますが、投げなければ魚は釣れませんから、フライのロスト(紛失)覚悟で行きますっ!
意を決したファーストキャスト。電線と地面の間にループを作り、なんとかフライを水面に落とすと…。
着水したフライを見つけたバスが水面に浮上して来ました。斜め下から微動だにせず「ジーッ…」とフライを見つめています。
このまま動かさない方が良いのか?
それともアクションを入れて誘った方が良いのか?
正解はありません…。これはもぅギャンブルの世界です。結果から判断するしかないのです。
左手でフライラインをしっかりつまみ、ロッドを短く鋭く操作して、フライにアクションを入れました。
その瞬間、「獲物に逃げられるっっ!」と思ったバスは物凄い勢いでフライに飛びつきましたっ!。
ここでフライのアクションを止めてしまうと、見切られてしまいバスは水中に潜って行く事多いので、小刻みにアクションを続けます。
これも賭けですね。フライのアクションを止めなかったせいで、バスがフライを上手く捕食できなくて、結果としてフッキングに至らなかった事も多いです。
「ガホッ!ガホッ!」
とバキューム音を立てて、水面を逃げるフライを口の中に吸い込もうとしますが…興奮しているのかなかなか上手く捕食できません。
このように文章にすると、結構長い時間バスとやり取りをしているようですが、実際にはホンの数秒の出来事です。
やっとフライがバスの口の中に入った事を確認し、ロッドを跳ね上げフッキング。
「グンッ!」とロッドを持つ手に魚の重みが掛かり、フッキングが成功したことを確信っ!この瞬間が釣り人にとっては天国です(笑)
やはり、フライで釣りにくい場所では出ますね(笑)多分ルアーマンは普通に攻めているポイントなのでしょうが…。
いわゆる、”ルアーにはスレているがフライにはスレていない”というヤツですね。
ブルーギル・オイカワ兼用フライ
この日は結果的に、3匹のバスとブルーギル多数、オイカワ1匹が釣れました。
オイカワは結構良いサイズでした。
フライは、細軸の#18番フックに巻いた、超手抜きなビーズヘッドのニンフです。
このサイズのニンフは、ブルーギルとオイカワ兼用ですから常備しています。
管釣りトーナメント用スプーン超細軸フック
バスを釣ったのは、上の画像の雑なフライですが、フックはトラウト(ニジマス)に使う、”管釣りスプーン用超細軸フック”にタイイングしております。
コバス釣りには、管釣りスプーン用の超細軸トーナメントフックが、抜群に調子良いですっ!
何が良いのと言うと、フックの軸径が細いのでフックサイズの割には軽量です。このことで水面に浮きやすく、かつ魚への刺さりも良いです。
そして、ハリスを結ぶアイ(穴)が大きい事(笑)これは、私のような中年アングラーには大きなメリットです。
フライフィッシングでは、フライを失くすことは日常茶飯事です。特にブラックバスなどは、フライを失くしやすい場所でよく釣れます。
だからフライにハリスを装着しやすい大きなアイは、たいへん助かります。スナップの使えますから、フライローテーションも楽です。
フライロッドは1本でたくさんの魚種が狙えます。
フライフィッシングでのコバス釣りも、ルアーマンが多く出入りしているフィールドでは、年々釣りにくくなって来ていますね(泣)
フライフィッシングの場合、釣り竿1本でフライを交換すれば、かなりの魚種が狙えます。今日も小さなギル・オイカワからバスまで、全て同じロッドで釣っています。
まぁ、フライフィッシングで釣れば、ブルーギルでも充分楽しいですから、皆様も「バスが無理っぽいならギル釣って遊ぼうっ!」的なノリで釣行してみてはどうでしょうか?