F氏とのブルーギル釣り 14話

こんちには。

2018.06.11(月)

久しぶりの、近所の川で夕方の、”ルアータックルでのオイカワ釣り”

夕方、雲行きが怪しかったけれど、とりあえす近所のいつもの”ARK川”。

竿をつないでいると、”ポツポツッ…”と降ってきてしまいました(泣)

それでも、無理やり決行!

久しぶりに”オイカワ”の顔が見たいのです(笑)

雨の中なので、短時間で勝負を付けようと思っていたら、1投目からいきなり、”ツンッ!”とアタリがありました。

相変わらすの、”超ショートバイト”で、ノリませんでした。

オイカワ釣りではいつものことなので、そのままリトリーブを続けると、すぐに、”ツツンッ ツツッン!”、2回目のアタリ。

とくに, ” フッキング” と呼ぶほどの動作をしませんでしたが、向こうアワセ的に掛かりました。

その後も、何度かの”超ショートバイト””寄せてる最中のバラシ”を繰り返して、結局、キャッチできたのは、”3匹”のみでした。

現在は、”超ショートバイト”が多発しているこの釣りですが、アタリ自体の数は結構多いので、針掛かりの率を上げる、”工夫の余地”が残されているのが嬉しいですね。

”まったくアタリが無い釣り”、ならば私はとてもできません(笑)

F氏とのブルーギル釣り 14話

では、F氏とのブルーギル釣り 14話です。

前回13話では、キャスギルでの、聞きアワセと巻きアワセの事を書きました。

小さな軽い魚はフックが刺さりにくい

ハッキリとした魚の生命感を手に感じたり、オモリウキが水中に引き込まれたり、バックステップしたりと、ギルのバイトを確信して鋭くアワセを入れたのに、手応えが、”フッ…”と消える場合も非常に多く発生します。

とくに小さな魚が掛かった場合は、アワセを入れロッドアクションで生まれたストロークの距離分だけ、”魚が手前に寄って来るだけ”で、竿を引ききった時点でもフック自体は貫通していないことが多いです。

そのため、アワセのロッドアクションが終了した時点でラインのテンションが抜け、フックが貫通していない魚はそのままバレてしまいます。

キャスティングして距離が離れているところから、軽すぎる小さな魚にフックを貫通させるのは非常に困難なことなのです。

バレたと思ってもリールを巻続ける=「追い巻き」

それとは逆に、”アァッ…バレてしまった…”と感じても、実際には魚はまだハリに掛かっている場合も多いのです。

何度も書いているのですが、リトリーブやアワセのライン方向に対して、横方向に走りやすいブルーギルは、ロッドに伝わる魚の感触が非常に伝わりにくいのです。

ですから、アワセた後、たとえ竿を持つ手から手応えが消えても、そのままわずかな間リールを巻き続け、”ラインのテンションを保ちつつ竿を元のポジションに戻す”のです。

常にラインのテンションが切らさないように意識して操作をすることが、アタリを感じにくいブルーギルを、キャスティングで釣る、”コツ”といってもいいくらいです。

実は、”F氏とのブルーギル釣り”の釣行の中で、私が唯一F氏にアドバイスをしたのが、この、”追い巻き”なのです。

「アワセたあとにバレたと思っても、しばらくリールを巻いたほうがいいよ」

といった短い言葉で告げましたが、F氏はすぐにその意味を察してくれました。

ブルーギルに限ったことではありませんが、ハリに掛かった魚はラインのテンションが無くなると、それほど走らないことが多いです。

止水で、ハリに掛かっ魚にラインのテンションを与え続けるためには、竿を引っ張り続けるか、リールを巻き続けるかしかありません。

人間の腕や竿の長さには限界がありますので、竿を引き続ける為には、究極的には竿を持って後方に走り出すしかありません。

(テクトロという釣り方では、竿でアワセた後に、実際に竿も持って移動します。 参考記事:フライフィッシングでバス釣り! 5話 テクトロ編)

ですから、現実的にラインのテンションを保つには、”リールを巻き続ける”、しかありません。

アワセた後にしばらくリールを巻き続けるというメソッドを、”追い巻き”、と言い表すのが正確なのかは分かりませんが、他の表現が思い浮かびませんのでこのように記しました。

F氏とのブルーギル釣り 15最終話へ続きます。

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