F氏とのブルーギル釣り 7話

こんにちは。

2018.05.22(火)

先週末、販売促進活動の一環として、「タックルベリー名古屋守山店」さんと、「イシグロ名東引山店(タックルオフ)」さんに、「オモリウキ」を買い取っていただきました。

旧タイプ1.5/3.0号・旧型スリム1.6号/2.4号・旧型ハイフロート1.6号/2.4号。

お店に訪れる機会がありましたら、ぜひ 「オモリウキ」の実物をご覧下さい。

F氏とのブルーギル釣り ⑦

さて、F氏とのブルーギル釣り ⑦です。

前回⑥では、オモリウキを使ったブルーギルの釣りの難しい点の一つとして、”キャスティングの精度”の面について書きました。

オモリウキのキャスティング

前回⑥の最後に、”ギルの群れがいるところに投げないといけない”と書いたのですが、キャスティングについてはもう一つ問題があります。

オモリウキに限りませんが、単一のモノのみを投げる(ミノーやジグヘッド)ことに比べると、リグ(仕掛け)が組んであるモノのキャスティングは”絡み”の心配があります。

この”絡み”については、”キャスティング中のリグの絡み””キャスティング後のリグの絡み”の二つあります。

キャスティング中のリグの絡みとは、キャスティングのバックスイング(ロッドを後ろに倒す)中に、オモリウキやそれから下がっているリーダー(ハリス)を、竿や周りに絡めてしまう事です。

これは、投げ竿を扱いはじめた初心者のかた(特に幼い子供さん)に多く見られることですが、単なる注意不足なので何度か失敗しているうちになくなりますね。

私の釣りの師匠F氏の幼い娘さんも、まだキャスティング中に竿に仕掛けを絡めてしまうことがあり、自分で直せないので「世話が大変」らしいです(笑)

F氏はとりあえず、リーダー(ハリス)を極力短く設定することで、簡易的にキャスティング中の絡みには対応するつもりだそうです。

キャスティングに慣れてくれば、自然と絡まなくなるので、時間の問題のみなので、ドンドン釣りをしながら慣れれば問題ありません。

投げ竿セットは糸に注意!

余談ですが私の知り合いに、長年 渓流のエサ釣りをされている年輩の方がいます。

エサ釣りですので、彼がいつも使う竿は”延べ竿”のみです。

かなり以前に、彼はこんなことを私に話してくれました。

「ぼくは投げ竿は使えないんだ。若い時には何度か使えるようになろうと練習したけれど、いつも糸が絡まってしまうのでやめた」

「投げ竿を上手く扱える人はうらやましい」

彼がその時に、どのような竿とリールを使っていたのかは分かりませんが、糸の太さや竿の種類、オモリの重さなどのトータルバランスが取れていなかった事が、失敗の原因だと思われます。

私はたびたび釣り場で、初心者が投げ竿を使い、スピニングリールの糸をバックラッシュさせている姿を見かけます。

その状況を観察すると、釣具量販店などで購入したセットの投げ竿を、その日にはじめて釣り場に持ち込んだケースがほとんどです。

はじめにリールに巻かれているいる糸は、太くて固く、新品でもすでにパーマ状の巻グセが付いていたりします。

セットで投げ竿を購入された方は、最初にリールに巻かれている糸だけは、新品の良品(ナイロンライン)へ交換されることをおすすめします。

キャスティング後のリグの絡み

少し話が脱線してしまいましたので戻します。

二種類の、キャスティングにまつわる”リグの絡み”のうちでも、深刻なのは”キャスティング後のリグの絡み”です。

(釣り用語では、”エビる”などとよばれてたりもするみたいです。)

メインラインとリーダー(ハリス)が絡んでしまうという現象は、オモリウキ(と、フロートリグ全般)には非常に多いです。

着水前の飛行中に絡みが起きてしまったり、飛行中は大丈夫でも着水したときに絡んでしまったり、リールを巻きだしてリトリーブをはじめてから絡んだりします。

メインラインとリーダーの絡みの状態が軽いケースでは、釣りに支障はそれほどありませんが、リーダーに結んである毛鉤や極小ワームが機能しない程に、グルグル巻に絡んでしまうと釣りになりません。

F氏とのブルーギル釣り ⑧へ続きます。

ブログ最新記事へはこちらから。