こんちには。
2026年7月1日(水)

フライタイイング 老眼対策も③になりました。
冒頭の写真は、マルト製フライフック『No.d860』フックです。

これって、以前からラインナップされていたのか…?
それとも、私が釣りから離れている間に新発売したのか…?
「細軸!・大環!!・バーブレス!!!」
と、三拍子揃った優れモノですねっ!

そして安いっ!!

” 大環 “ とは、ハリスを結ぶ針の穴(=アイ)が、通常よりも大きく設計されている事です。一般的には ” ラージアイ “ と呼ばれていたりします。

上の写真は、左がマルトd82、右がd860です。
同じ#16番のフックですが、アイはd860のほうが、約1.5倍大きいです。
老眼の年配フライマンには、とても嬉しい仕様です。

アイの大きなフックは以前からも、マルトや他のメーカーにも少数ですがありました。

ですがそれは、特別小さな ” ミッジ “ と呼ばれるフライ用のフックだったりします。
または、より太いハリスを結ぶための、大物狙いの太軸のフックだったりしました。

上は同じマルトの大環仕様のフライフック『No.d108』ですが、軸の太さは16号で0.41mmあります。

d860の16号の軸径は0.34mmですので、d108よりも3段階くらい細いです。
今回紹介しているd860は、針の軸径自体はとても細いのに、アイの穴は大きいというのが、老眼でしかも口の大きな小魚を釣っている私には『神フック』なのです。
マルトのホームページのd108のページには、下のような記載があります。
『 製造工程で、針先が環の中に入りフックが団子状態となります。その為、通常のフックよりも手間がかかり、価格も若干高めとなります。予めご了承下さいますようお願い申し上げます。 』
d108よりもd860はもっと細いので、かなり製造はしにくいのでしょうが、それでも生産して販売してくれるところも『神フック』ですね。

上のチビセイゴは、d860・18番にタイイングしたフライで釣りました。

セイゴやバスは、小さなサイズでも口は大きいので、12番・14番のフックでも釣れると思います。
細軸で軽量なので、トップウォーターの釣りに使う、水面に浮かぶ毛鉤(ドライフライ)の製作には大変便利です。

上の写真の左はd860#12番にタイイングした、コバス用のストローポッパー。右はd860#14版にタイイングしたチビセイゴ用のストローポッパーです。

セイゴもバスも、すでにこのポッパーで釣りました(笑)
マルトd860フックを使ってみた感想としては、アイはもぅ少し大きいほうが良いと思いますね。
あと、今のところサイズが12・14・16号の3種類しか無いのが残念…(泣)

ストローポッパー用に#10号、小さなブルーギル用に#18号、オイカワ用に#20号が、追加販売されると嬉しいのですが…。
現時点では、この『マルト製フライフックd860』が、老眼対策用のフックの決定版と思っております。
よろしければ、皆様も一度試してみてはいかがでしょうか。
フライタイイング 第19話へ続きます。
