こんにちは。
2022年1月4日(火)
2日に初釣りは昨日済ませておりますが、今回は私の「釣り師匠 F氏」との初釣行です。
「名古屋港のセイゴが調子良かったよ」というメールをした直後に「よしっ!明日も行こうっ!」という事になり、私は2日連続「フライフィッシングで海」ですね。
セイゴをハードルアー(ミノー)で釣るためには。
F氏はミノーを使ってのルアーフィッシングです。
セイゴを釣るハードルアーと言えば、『バスデイ:シュガーミノー』しか私は知りませんが、実際にはイロイロなプラグが発売されているようです。
フライで釣っている私から見ると、ハードプラグはトレブルフックが2つも付いているので、かなりフッキングが良いように思えますが…。
実際にはフライと同様にミノーを使っても、セイゴはショートバイトが多く、F氏もイロイロ対策を施しているようです。
フックの貫通性能を上げるために、トラウト用のトレブルフックを使ったり…
渓流釣り用のフックで、サポートフックを自作してミノーに装着しています。
「アシストフック」「サポートフック」と呼ばれる通称『孫針』も、使うのを嫌がるルアーマンも多いですが、何事も「喰わず嫌い」はもったいないですね。
ルアータックルでセイゴのライズを釣る。
二人でしばらく釣っていると、水面で「パシャッ…パシャッ…」とライズが始まりました。「アミ」のような小さな物を食べているようです。
このように「魚が水面で小さな物を捕食している」状況では、フライフィッシングが断然威力を発揮します。
もちろん、私がフライフィッシングで釣っているのを、羨ましそうにただ黙って見ているようなF氏ではありません。
ハードプラグの釣りから、「オモリウキ」を使ったフロートリグの釣りに切り替え。
F氏もノーシンカーの極小ワームをフロートで遠投して、水面直下のセイゴを釣ります。
「俺流」は釣果を出さなければ、すごくカッコ悪い…。
余談ですが、今回のF氏のように状況に合わせて「釣り方を切り替える決断」は、なかなか実行できないアングラーも多いのではないでしょうか?
F氏はハードルアーでの釣りが好きなのですが、それで攻め切れないと判断するとソフトルアーに切り替える柔軟性を持っています。
ちなみに上のシーバスは、昨年末にF氏が釣り上げたものです。65センチを超えていますね。
F氏は一般のルアーマンと同様に、基本的に普段は大物狙いです。私のようにいつも小魚狙いではありません。今回は私の釣りに合わせてくれているのです。
ですが、やるとなると「近場のセイゴ釣り」も真剣に取り組みます。この日も私よりも先に釣り場に到着して準備をしておりました。
私はルアーマン(特にブラックバスアングラー)と話しをする機会も多いのですが、「俺の釣り方はですね…」「俺はベイトタックルの釣りしかやりたくない…」「俺はワームは使わない主義なんです…」などと、しきりに「俺流の釣り」を語る人もたくさんいます。
「俺流」で釣果を出せるならとても素晴らしい事ですし、釣れなくても自分の「こだわった釣り」ができるだけで満足なら、それはそれで結構な事だと思います。
ですが…「俺流を語って釣れない」のは、実はとてもカッコ悪いのです。その事は必ず自覚して欲しいのです。
「俺流」が語りとして他の人に受け入れられるのは、他よりも著しく釣果が出ている場合のみです。それ以外はただの「戯言」として扱われます。
釣れない人の俺流の話は「反面教師」としての価値しかないのです。
昨今はコロナの影響で「密にならない」アウトドアの遊びがとても賑わっています。コロナ以降に魚釣りを始めた人達はとても多いのです。
今まで釣りなんてまるで興味が無かった人達が、老若男女を問わずぞくぞくと魚釣りの世界に入って来ております。
そして、自称「ベテラン」のアングラーが語る「俺流の釣り」の価値観が、理解できる初心者は残念ながらほどんどいません。
ですので、魚釣り初心者が同行する場合は、普段「俺流」の人達もその時だけは「良く釣れる釣り方」で、初心者に魚を釣らせてあげてほしいですね。
魚釣り初心者にとって「釣れない魚釣り」ほどツマラナイ事は無いですからね。
セイゴ釣りはキャッチ率を上げるかが永遠の課題。
この日は二人で20匹くらいのセイゴを釣りました
アタリだけで乗らなかったり、取り込み直前でバラした魚は釣り上がった数と同じくらいあります。セイゴはルアーやフライへの反応はとても良いのです。
かなり以前からですが、セイゴの「キャッチ率」をいかに上げるかは二人の共通の課題となっております。
「バイト数=キャッチ数」を目指し、今年もお互いに精進したいと思います。