こんにちは。
2020年4月21日(火)
上の画像は、私が名古屋港でよくお会いする、ご夫婦でルアーフィッシングを楽しんでみえるご主人様が、先日釣り上げたシーバスです。
ヒットしたシーバス走られ、船の着水場の橋脚にラインを巻かれながらも、なんとか無地にキャッチしていました。アジングロッドを使用した”超ライトタックル”にも関わらず、あの状況から釣り上げるのはさすがの腕前ですっ!
使用しているフックは、シーバスをキャッチするためにスタンダードの物から交換しているそうです。超ライトタックルでのシーバス狙いは、フックの選択ひとつにしても かなり厳選しなければいけないのでしょうね。
タックル各パートのセッティングによるトータルバランスは、知識と経験の賜物だと思われます。誰もが簡単に真似できるものではないのでしょう。
日々アングラーに叩かれた渋いフィールドで良型をキャッチするため、アジング用のライトタックルで”マイクロメタルジグ”をキャスティングする、独自の理論に裏付されたシーバスの釣り方のようです。
私はルアーフィッシングに関しては、お子様並の知識しか持ち合わせていませんので、この釣りをくわしくお伝えすることができません。
この場では、”超ライトタックルを使用したシーバスフィッシング”としか表現できない事が、非常に無念で仕方ないですね(泣)
現在 シーバスが捕食しているのは ハク(ボラの稚魚)
良型のシーバスほど、釣り上がると”ハク(ボラの稚魚)”を吐き出します。
上のハクの画像は、この日 私がフライフライフィッシングで釣り上げたシーバスが吐き出した、数匹のハクのうちの一匹です。
ルアーフィッシングやフライフィッシングには、”マッチザベイト”という言葉があります。まさにマイクロジグもフライ(毛鉤)も、現場で捕食されている餌にベストマッチしているのでしょう。
現在 名古屋港シーバス絶好調! 釣り入門者は今こそぜひっ!!
私の地元である名古屋港では最近、シーバス(セイゴ&マダカ・フッコ)が連日 絶好調!!
風が強かろうが雨が降っていようが、誰でも竿さえを出せば、坊主(釣果0匹)という事はまずないでしょ。
世間は”コロナ騒動”で、社会人は仕事が減り、残業・休日出勤が無くなり、子供達は学校が休校になり、どちらもプライベートの時間が増えています。
以前から興味が有った”魚釣り”を初めてみようと思っている方には、夜のセイゴ釣りに挑戦してみてはどうでしょうか?
特に”ルアーフィッシング・フライフィッシング”のような疑似餌釣りを初めてみたい方には、今はセイゴを狙うのがオススメです。
なかなかフッキングが成功せずにヤキモキしますが、魚の反応は凄く良いので”釣り方を工夫し技術を身につければ魚は釣れる”という期待感が高いです。
いつもは、疑似餌釣りの入門には”ブルーギル狙い”をオススメしている私ですが、
現時点では、まだギルを狙う時期的に早いので、今はセイゴ釣りをオススメします。
そんな絶好調の名古屋港で、私と釣りの師匠F氏が夜な夜な力を入れて取り組んでいる釣りがあります。
マイクロミノーをオモリウキでキャスティング
それがスバリっ! タイトルにある”オモリウキ”を使ってマイクロミノーをキャスティングする釣りです。
”マイクロミノー”とは、読んで字のごとく”超軽量の極小ハードプラグ”の事です。
主に管理釣り場のニジマスやアジ・メバルのプラッギング・ゲームに用意された、とても小さなハードプラグ(ミノー)の事です。
正直 私自身はハードルアーを使った釣りはほとんどしませんので、そもそもプラグの釣りの知識はありません。
ですが、私の師匠F氏は餌釣りをはじめ 疑似餌釣りは、”エギングでのイカ釣り”や、”管理釣り場でのニジマスのフライフィッシング”もこなす、元バスプロの釣りオールラウンダー。
そのF氏は、私と一緒に最近の名古屋港で、アジ・メバル用の極小ワームを使ってセイゴ・マダカを釣っているのですが、
「小さなプラグを遠くへキャスティングすれば、もっと良型がたくさん釣れるはずっ!」
という考えを以前より持っていました。
そんな彼の考えを具現化した物が、”オモリウキを使ったマイクロミノーのキャスティングの釣り”なのです。
マイクロミノーを遠投する効果
結論から書いてしまえば、同じ距離をキャスティングするのであれば、通常サイズのシーバスミノーやワームよりも、バイトが多いようです。
”多いよう…”、という第三者的な書き方は、私自身が釣っているのではなく、あくまでも師匠F氏がこの釣りを行っているのですから仕方ないですね。
私は隣でフライフィッシングで釣っているのですが、釣りをしているF氏から時折発せられる、
「アタッたぁっ! あっバレた…あっっまたアタッたぁっ!」
という声を聞きながら、彼がワームで釣りをしている時と比較してみると、マイクロミノーをキャスティングした釣りの方が、魚の反応が良いのです(スレるのも早いようですが…)。
そして、釣り上がってくる魚のサイズも良いのです。
セイゴのバイトを乗せる為の工夫。
今や、釣り人に人気フィールドでは、どこでどんな魚を狙うにしても、ルアーやフライのような疑似餌釣りではそう簡単にはキャッチできません。
ハードプラグではなく、ワームを使った釣りでもそれは同じ事ですので、今やジグヘッドのようなリグでも、”アシストフック・サポートフック”と呼ばれる通称”孫針”を使うのは、もはや常識となりつつあります。
名古屋港でワームを使ってのセイゴ・メバル釣りでも、F氏はほぼ100%の使用率で、自作のアシストフックを使っています。
私自身も、F氏が使用するアシストフックの効果をいつも見せつけられているので、自分が使うフライも”タンデムフック(前後針2個)”を採用した程です。
まぁ…スレ掛かりも多くなりますが…(汗)
この事は、1つ前のブログの中でも書きましたね。
念の為に書いときますが…決してはじめから”スレ掛かりを狙って”、フックの数を増やしているワケではありませんので…。
昨今 流行りの「ハゼクランク」からフックを流用。
現在、ルアータックルでもフライタックルでも、私達がセイゴを釣っていて、実際にバイトの数の”1/10”くらいしかキャッチできていません。
10回バイトがあっても、そのうち”ロッドに乗る(手応えが短時間でも維持する)”のはたった2回くらいです。ほとんどは一瞬の”クンッ!”とバイトが来た直後 何事も無かったかのように、”フッ…”と手応えは消えてしまいます。
バイトが上手くロッドに乗ったとしても、そのうちの2回に1回はバレてしまうのです。だから、バイトからみたキャッチの確率は”1/10”なのです(笑)
セイゴ釣りでの、この”超ショートバイト&バラシ”は、マイクロミノーを使っていても全く同じなのです。
現時点では、このマイクロミノーの釣りにおける、ショートバイトの対策には、”ハゼクランク”という新たなルアーフィッシングのジャンルの中のアイテムである”鮎掛け針ベースのトレブルフック”で対応しております。
上の画像は、F氏が鮎掛けベースのフックを使ってキャッチしたセイゴですが、テールフックは口に、ボディフックはエラに掛かった状態でキャッチしたそうです(ちなみにオモリウキは2号のようです)。
最初にテールフックに掛かり、水中で暴れた時にボディフックがエラに掛かったのでしょう。
どちらか1つのフックが外れていたら、残った1つのフックに荷重が集中して皮が切れてしまい、この魚はキャッチできていなかったと思われますね。
この釣りも、キャッチ率を上げるには、まだまだ考えないといけない事がたくさんあるみたいです。