こんにちは。
2020年10月20日(火)
最近は秋も深まり、日が暮れるのもとても早くなりましたが、フライフィッシングでのバス釣りは、現時点でもたいへん調子良いですっ!
今年は私にとっては、” ポッパーフライ開眼の年 ” でした(まだ終わって無いけど…)。
バスをポッパーで釣るメソッドを習得できた気がします。
冒頭の写真のポッパーですが、
蓄光ライトの光を当てて部屋の照明を消すと…。
こんな感じで発光します。
日が落ちるのが早くなった、9月の終わり頃から使い出したポッパーです。
ブログ ” フライタイイング ”の記事にしようと思いつつ、1ヶ月近く経ってしまいました。
ダイワ 月下美人 アジングビーム バチコンカスタム 2.2 (アジング ワーム)
ルアーフィッシングでは、夜の海のアジやメバル釣りに魚の喰いを上げるための、発光タイプのルアーやワームは数多く発売されていますので、このポッパーもそれらの魚に効果があるかもしれません。
今回は、この光るポッパーフライ ” グローポッパー ” の製作方法を記事にします。
ボディは夜光タイプの熱収縮チューブ。
ボディに使用しているのは、”東邦産業 シュリンクパイプ80 夜光 6.4mm”です。
サイズは一番太いΦ6.4mmを使いますが、このサイズはあまり需要が無いのか?他のサイズは在庫しているのに、このΦ6.4mm だけ置いていない釣具店が多いです。
値段の安い(¥200-くらい)商品ですので、ネット通販などを利用すると送料のほうが高くなってしまいます(泣)
私は、 ”イシグロ鳴海店” で見つけて購入しましたので、名古屋近郊の方で近くで探してなければ、行ってみて下さい。
このように3つ折りに曲げて袋に入っていますので、折り目にハサミを入れカットして3本にします。
画像の一番上に写っているのは、Φ6mmの金属製のパイプです。Φ6mmのサイズの金属製ならばステンレスでもアルミでも構いません。
パイプのように中空でない中実の丸棒でも構いませんが、長さは30センチ以上は必要です。
金属パイプ(棒)は、日本全国 どこのホームセンターでも¥300-くらいで購入できます。
この直径6mmの金属棒を何に使うのかと言うと…。
カットした熱収縮チューブに、この金属棒を通してガスコンロで炙る事で、内径のサイズをΦ6mmにするのです。
熱を加えることで、 収縮チューブは内径が金属棒と同じ綺麗なΦ6mmになります。右が加工前 左が加工後の熱収縮チューブです。
フロート材として収縮チューブの中に詰める、安価で大量な ” Φ6mmのバックアップ材 ” が無加工で挿入できます。
ここまでの作業が、過去にこのブログで紹介した ” マックポッパー ” と違う所です。この後の工程はマックポッパーと同じです。
熱加工の終了した収縮チューブに、マジックで1センチ刻みの印を付けてカット。
組付けはマックポッパーと同じ方法。
メバル針10号のカエシをダイアモンドヤスリで削り落としてバーブレスにします。
バッキングラインをカットしたループで、フックにアイを作ります。
カットした収縮チューブをフックに通して、下側をスレッドでタスキ掛けして固定します。
バックアップ材を適当な長さにカットします。
爪楊枝でカットしたバックアップ材の側面に、接着剤を薄く塗ります。
最近は、上の接着材 ” ボンド プラスチックḠPクリアー ” を使っています。こちらの接着剤のほうが、よく着いている気がしてます。
バックアップ材を後ろから挿入して、半日ほど乾燥させます。この工程で乾燥時間が必要なので、ポッパーはある程度まとまった数を製作しないと効率が悪いですね。
接着材が乾いたら斜めにカット。
後は好きなテールを取り付けて完成です。
上の画像のマテリアルは、かれこれ10年以上前に、フライフィッシングでのメバル 釣りに夢中になっていた時に購入したモノです。グロータイプのシンセティック素材なのですが、すでにパッケージのヘッダーの無く商品名が分かりません。今も売っているのかなぁ?
ボディの後ろに適量を取り付けて完成です。このマテリアルでなくても、好みの材料なら何でも良いですね。
材料自体は安価なものばかりですから、作るなら一気にたくさん作った方が楽です。
暗くなってからの視認性を上げるために考案したポッパーですが、もちろん時間に関係無く使えますし釣れます。
”ケミホタル” のようには強力に発光はしませんので、あくまでも目印程度として、どの辺に浮かんでいるのかがボンヤリ分かるくらいです。
材料の発光熱収縮チューブを売っている店さえ見つければ、 値段は一袋¥200-くらいです。作業の手間は、ストローを使う時とほとんど変わらないので、興味のある方は一度作ってみて下さい。