こんにちは
2018.04.27(金)
皆様、連休中の釣りの準備はできていますか?
私は普段から何かしらの釣りを日常的に行っていますので、特に連休だからといって用意をはじめる事は無いです。
このブログのタイトルは「釣りもある暮らし」です。
以前、ブログタイトル考という連載記事で、タイトルの事は詳しく書きました。
「生活の中に釣りがあっても良い」という人達にとっては、連休は何か普段できないレジャーに取り組んでいるのかもしれませんね。
あくまでも「釣りは普段するもの…」なのだとしたら、これから始まる連休は「釣りのことは忘れて」、他のレジャーを楽しんで下さい。
そして、連休が終わったら、また釣りに戻ってきて下さい。
さて、オモリウキ考㉓です。
前回㉒では、自作フロートを作ろうと思い立ったことまで書きました。
黒檀ウキを見直す
前回㉒では、オジさんがギルを釣るのに自作した「フロート」に触発され、私の釣具への制作意欲がわいた、というところまで書きました。
オモリウキ考⑤のなかでは、黒檀丸棒をカットして試作した「ウキ」のことを書きました。
黒檀は水より重いので、この「ウキ」は残念ながら当初の目的を叶えることなく水に浮きませんでした。
ですが、オモリウキ考⑦に書いたとおり、このウキで結果的には魚は釣れました。
黒檀は水に沈みますが、キャストして着水した後にすぐリールを巻いてリトリーブしていたので、深くは沈まない状態で釣りをしていたのです。
「魚が釣れた」という結果が出てしまったことで、私はこの「黒檀ウキ」をちゃんと浮くように作り直すことをしませんでした。
それよりも、私の関心は「フライフィッシング」のほうに向いていたのです。
少し話が脱線しましたが、フロートリグ戻します。
以前作ったウキは水より重い「黒檀」というかなり特殊な木材を使ったために沈んでしまいましたが、浮かせるなら普通の「木」を使えばよいだけの話です。
早速私は工作に使うための「ある程度整形してある木材」と、ラインを接続するための「ヒートン」を購入しました。
私が購入した木材は、すでに形が整形されたものでしたので、前回の黒檀丸棒のような「カット」工程は不要です。
ですので、両方の先端2箇所にヒートンを取りつけて「あっという間」に完成しました。
あまりに簡単にできてしまったので、防水処理の為にルアー作成のときに使う「セルロース」を表面に塗りました。
そして仕上がったモノがこれです。
偶然にも重量はピッタリ10.0ブラム。
釣り用のオモリの号数で表すと約2.5号くらいです。
もちろん今回製作したものは、チャントと浮きます(笑)
材料さえ入手できれば特別な工具も必要なく製作できます。
ヒートンはサビることを考慮してステンレス製を使用しています。
取り付けるのになにか工具が必要に思えますが、千枚通しのような先の尖ったもので少し下穴を開けておいて、ペンチなどでしっかりヒートンを掴んでねじ込めば入って行きます。
ヒートンの穴に千枚通しを差し込んで、ハンドル代わりに回転させてもねじ込めます。
木材をカットする手間を惜しまない方は、木製丸棒を使えば径・全長は自由に設定できます。
私は興味があったで防水処理にルアー用のセルロースを塗りましたが、ウキとしての視認製上げる為に見やすいカラーで塗装するのも良いと思います。
そのまま何も塗らなくても、とりあえずは機能します。