こんにちは。
2019年1月24日(木)
いつもの、名古屋市内のARK川。小さなテラピアの数釣りです。
”前回7話”から、だいぶ時間が経っていますが、超極小ワーム YAMASHITAワームバケでの釣り! 8話をお送りします。
フックの選択には気を配りましょう!
上の画像の、”5号ピンク”が、テラピアの数釣りには最適です。
装着するフックは、極細フライフックやメバル用の細軸ルアーフックでないと、刺さりが悪く釣れません。
餌釣りのフックなら渓流用の細軸の鋭いモノを使ってみて下さい。
とにかく多少高額でも刺さりが良いフックを使わないと釣れません。
このワームを使いテラピアを釣る場合は、フックの選択には気を配って下さい。
自分もフックは今だにイロイロと試行錯誤しています。
そして、リリース前提の釣りでは、フックを、”バーブレス(カエシを無くす)”にする事をオススメします。
掛かったテラピアから、フックを外すのが早くなり、より数釣りができます。
(私は、どの魚を釣るにも必ずフックはバーブレスしか使いません。いっそ全ての釣り針から、”カエシ”など無くなればいいのにと思っています。そして、カエシがなくなる分、フックの値段が安くなればいいのにとも思っています。)
バーブレスフックに興味のある方は、下記のホームページにどうぞ。
バーブレス普及委員会:http://npo-barblesshook.com/
たくさん釣りたかったら、フォーセップも準備!
フックをバーズレス(カエシ無し)にしただけでは、まだまだリリースのスピードは上がりません。
魚から素早くフックを外すには、”フォーセップ”という魚釣り用の鉗子(かんし)が便利です。
使ったことがない方は、釣具屋さんで探してみましょう。
フライフィッシングの専門店に行けば、いろんなサイズがあります。
一度でもコレを使ってみれば、もぅコレ無しで魚釣りなど考えられません。
一つ持っていれば、必ず重宝することをお約束します。
フォーセップを使い慣れれば、まったく魚に触れずにフックを外し、リリースする事が可能になります。
事実、私は魚をリリースする際は、全く魚には触れません。
フォーセップでフックのシャンク(軸)をつかんでひっくり返し、そのまま魚を水面に落としています。
いちいち魚を持ってリリースしていたら遅いのです。せっかくの高活性の短い時間帯がもったいないのです。
偏光グラスも無くてはならない必需品!
そして、安くてもいいので、”必ず偏光グラスを掛け”、できる限りテラピアのバイト( 捕食)を目視して下さい。
私のオススメは自分も長年愛用している、ガラスレンズの、”TMC・サイトマスター”です。
釣具に予算をかけられる方は、一度使ってみてください。
私のサイトマスターは、フライフィッシングをはじめた頃に購入したので、かれこれ20年近く使っています。
購入する時は、多少高価な気がしますが、ガラスレンズなので傷かつきにくく、結果的には安価な出費となりました。
あまり濃いカラーのレンズは、朝夕の光量の少ないマズメ時に見えにくので、薄めのカラーをオススメします。
ホントは、数種類の偏光グラスを使い分けるのが理想なのでしょうけど…。
竿やリールにお金を掛けるよりも、良い偏光グラスを購入する方が、対費用効果は高いです。
偏光グラス無しでは、明るい時間帯での釣りは考えられないくらい、必須アイテムです。
この川の釣りも、ラインやロッドにアタリが表れる前に、テラピアがワームバケを咥えた瞬間にアワセを入れられないと、数釣りはできません。
フックの選択と偏光グラスの使用が、釣果の全てと言っても過言ではありません。
あまりオススメしませんが、数よりも少しでも大きなサイズのテラピア釣りたい方は、アジ・メバル用のワーム(ダイワ・月下美人等)を試してみて下さい。
ブラックバス用のハードルアーやワームは、一発勝負でギャンブル的に大きなテラピアは釣れるかもしれませんが、小・中型テラピアの数釣りには不向きです。
テラピア餌釣り師、モロコのエサ取りに悩まされる。
昨日、いつも餌釣りでテラピアを釣ってみえる、常連のご年配の釣り師と一緒にテラピアを釣っていましたが、その方が、
「最近、モロコが多くてテラピアが釣りにならない…」
と、嘆いていました。
どうやら、モロコにエサ取りされ、本命のテラピアが釣りにくいみたいです。
いつもテラピア釣りには、”サシ”や”練りエサ”を使ってみえたと思います。
たしかに、テラピア釣りをする前に、オイカワ狙いでキャスティングしていた毛鉤にスレで掛かってくるくらい、数多くのモロコが湧いています。
テラピア釣りには、YAMASHITAワームバケを”テンフラロッド”でキャスティングしていましたで、私はテラピア釣りでモロコに悩まされることはありませんでした。
お互いに密かにライバル視していた二人…。
実は、このご年配の餌釣り師、この川に訪れるマナーの悪い(?)ルアーマンにいつもご立腹で、少し強引な物言いをしたりもしています。
私もルアー(ワーム)や毛鉤で釣っているのですが、この川ではよくお会いするので仲は悪くはありませんでした。
お互いに、この川に訪れる大半の釣り人がメインターゲットとしている、”ブラックバス”ではなく、その外道とも呼べる”テラピア”をメインとして釣りに来ているという点では共通なのです。
この餌釣り師からは、いつも釣りの帰り際に、
「あんた、今日は何匹くらい釣った?」
と、釣果を聞かれる事も多かったです。
「…う~ん…、数えていないけど、20匹くらいかなぁ…」
などと、私はいつも頼りなく応えていたりしました。実際に数えていないのです…(笑)
いつも、釣れだしたら釣れなくなるまで夢中で釣っていますから…。
たぶん、30匹以上釣っていても、いつもテキトーに、”20匹くらい”と応えています。
40匹を超す事もあるでしょうが、いくら釣っても飽きないですねーっ(笑)
私は釣り場に到着すると、しばらく餌釣りの釣果を眺め、
「今日は良く釣れてるみたいだから、自分も調子良いかも…」
などと釣果を予測するバロメーターにしていたりもします。
そして、
「この餌釣り師以上に釣れたら、自分の釣り方も自信を持って人に語れるんだけどなぁ…」
などとも思っていたりもしました。
そのゴムのエサをワシに分けてくれ….。
天気が良いのにほぼ無風という、フライ(テンカラ)タックルでの釣りには調子いい状況もあり、モロコのエサ取りに悩まされる餌釣り師よりも、明らかにこちらのほうが、テラピアは良く釣れています。
何匹ものテラピアを、次々と掛けてはリリースを繰り返す私を見て、餌釣り師がこちらに歩いて来ます。
そして、
「あんたが使っている、そのゴムのエサをワシに分けてくれんか? お金は払うから…」
どうやら、モロコのエサ取り対策として、ワームバケを試してみたいそうです。
「たいして高価なモノではありませんから、お金は結構ですので使ってみて下さい」
と言いましたが、”どうしてもタダで貰うのは気が引ける”からというので、10個ほどで200円頂戴しました。
ワームバケを渡した後は、釣りを中止して“オモリウキ”の”モニター活動”をしましたので、餌釣り師の釣果は不明です。
今度お会いしたときには、”餌釣りタックル+ワームバケ”での釣果を聞いてみたいですね。
超極小ワーム YAMASHITAワームバケでの釣り! 7話へ戻ります。