こんにちは
2018.05.25(金)
かなり暑くなってきましたね。
これだけ気温が上がっているなら、ブルーギルもドライフライ(トップウォーター)で釣れるのでは…?
早速試してみました(笑)
予想通り! トップでたくさん出ました!
いつもの”オモリウキ”に、今年になってからははじめて使用する、”フォームカディス”を結んで、メバルロッドで軽くキャスティング。
「チュボッ!」
とカワイイ音とともに、水面に浮いた”フォームカディス”が水中に消えます。
「チョイッ!」
と、軽~く竿をアオってアワセると、小さなブルーギルが小気味良い引きを味あわせてくれました。
やはり、キャスティング&トップウォーターで釣るのは、相手がたとえ小さなブルーギルでも、スゴく楽しいです!
この釣りを、たくさんの方々と共有したいので、”モニター活動”にいっそう力を入れたいですね。
ホームページに、”お客様”のページを新設しました。モニター活動でご協力をいただいた、”モニターさん”の画像を掲載していくつもりです。
オモリウキ考 ㉜
では、オモリウキ考 ㉜です。
前回㉛では、オモリウキの製作準備として、”接続”の材料を紹介しました。
接続の製作
接続の材料となるものが決まったら、製作するボディの約1.5倍くらいの長さになる、”チチワ”を2本作ります。
長さに決まりはありませんが、二つの長さはなるべく揃っていたほうが見た目はキレイに出来上がります。
できあがったチチワを、オモリの両端から通すのですが、オモリによっては穴が大きなモノもあります。
オモリウキ製作のために改めて中通しオモリを購入する時には、なるべく穴が小さい商品を選ぶといいと思います。
手持ちのオモリが穴の大きなモノでしたら、穴からチチワの結び目が抜けてしまいますので、穴の直径よりも大きなビーズをチチワに通して”抜け止め”とします。
ビーズが用意できない場合は、チチワの結び目を何重かにして大きくしても大丈夫です。
この接続を中通しオモリの両側から通します。
先に太めの釣り糸などを穴に通しておいてから、引張り出します。
これで、オモリウキの心臓部分、”シンカー部分”は完成です。
ボディとシンカーの仮組み
フォーム材をカットしたオモリウキのボディの中心に、”千枚通し”をつかって穴を通します。
下の写真のものは、ホームセンターの料理コーナーにあった”タコ焼き用”の千枚通しです。
中通しオモリの種類によっては、同じ重さでもオモリ自体の直径が太いものもありますので、その場合は木工ヤスリなどで千枚通しであけた穴を広げます。
軟質フォーム材は、多少穴が小さくても強引に引張ればシンカーを通すことはできます。
次に、ボディにあけた穴に編み物に使う、”編み棒”という針を使ってシンカーをボディの中に引き入れます。
編み棒は100円ショップなどで入手できますが、針金や釣り糸などあるもので代用可能です。
これでとりあえず、シンカーとボディの仮組みは完了です。
たくさん(2個以上)製作される方は、ここまでの工程で必要分を作ります。
バランス取り・接着
シンカーとボディの仮組みが終わったら、次は実際に水に浮かべてバランスを取ります。
上の写真では、向かって左側が沈んでいますので、シンカーが左に寄って位置していることが分かます。
一旦水から上げて向かって右側の接続を引っ張り、シンカーの位置を右にズラして、”水平に浮く”ように調整します。
この調整作業が終了しましたら、ウエス等で全体の水気をとってから、接着のための乾燥を行います。
この乾燥作業はこのあとの接着工程の後にも必要ですので、完成にはある程度の時間が必要です。
乾燥させたオモリウキの両端面に接着材を塗布し、シンカーのズレ・抜けを防止します。
上の写真は上手く撮影できていませんが、チチワが通っている穴を塞ぐように、接着材を塗るだけで意外と大丈夫です。
両面同じ処理を行い、接着剤を乾燥させます。
乾燥したら完成です。
カッターナイフなどの刃物の扱いに注意さえすれば、工程自体は小学生でも何も難しいことはありません。誰にでも製作可能です。
重さやボディのサイズ等は、ご自分の思うように自由に設定すればいいと思います。参考までにもう一度表を掲載しておきます。
上の表よりも、ボディの直径を太く、全長を長くすればより良く浮きますので、遠投した時の視認性は上がります。
そのかわりに空気抵抗が増えますのでキャスティングでの飛距離は下がります。
逆に細く短く設定すれば、視認性は下がりますが飛距離は上がります。
あまり極端にボディをサイズダウンすると,浮力が無くなり浮かないので注意して下さい。