オモリウキ考 3話

こんにちは

なんとか頑張って毎日更新していますが、ちゃんと読んでくれてる人っているのか心配な安藤商会です。

このブログを始めたときから、「1つの記事は1000字前後書く」という自分なりの決まりを作りました。

今のところ「無理矢理っぽい」部分も多々ありますが、なんとか毎回1000字書けています。

さて本題。オモリウキ考 ③ です。

水面直下をリトリーブする

オモリを全部外し、ウキの重量だけで仕掛け(ハリスとエサのついたハリだけ)を投入しました。

もちろん、電気ウキの重さのみでのキャスティングですから、全力で竿を振ってもたかだか足元から数メートル程度の距離にしか投げることはできません。

投げた仕掛けは、自分の位置から少しだけ先に着水しています。

暗くて目視で確認はできませんが、オモリがないのでエサのアオイソメは水面直下を漂っているはずです。

着水後しばらく倒れたまま点灯している電気ウキを眺めていましたが、なにも反応がありませんので再度リールを巻きはじめると…

その直後、すぐにアタリがあり魚は釣れました!

この釣り方で再び数匹釣ったあと、電気ウキを消灯した状態でも同じように魚は釣れ続けました。

なぜだか理由は分かりませんが、その日の魚(セイゴ)は、「水面直下を動くエサのみ」に反応しているようです。

エサ釣りの見直し

この日の釣りの経験が、そのあとの私の釣りのひとつの方向を決めたような気がします。

今まで私がエサを使って魚を釣るときは、仕掛けを投入した後に何らかの方法でエサを「動かす」という考えはありませんでした。

どちらかというと、ウキ釣りにしろブッコミ釣りにしろ、あまり「エサは動かさないほうがよい」と思っていました。

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とくに「活餌」は生きているそれ自体の動きが自然なので、釣り人が行う不自然な動きは魚に警戒心をあたえてしまうと考えていたのです。

自ら竿やリールを使って何らかのアクションを加える釣りといえば、ルアーフィッシングやサビキ釣りの経験はあったのですが、通常のエサ釣りで行うことはありませんでした。

ですので、今回の釣りでの体験は私の「エサ釣りの概念」を変えてしまうほど新鮮なものだったのです。

自分では今まで考えもしなかった釣り方ですが、「釣りの世界は広く深く古い」という認識はあったので、これに類似する釣り方を釣具屋や本などで調べてみました。

フカセ釣り」というウキの重さを利用してエサを投入する釣り方があることを初めて知りました。

オモリウキ考 ④ へ続きます。

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