こんにちは。
2018.06.15(金)
梅雨の割には雨の少ない日が続いていますが、本日は久々ともいえる雨。
こんな日の釣り好きには、”釣具店巡り”とは、何度もこのブログで書いていますね(笑)
その他にも、今の時代なら、”ユーチューブ動画”で釣り関連の動画を見ることもできます。
ですが、雨の日の釣り人の古典的な過ごし方とは、
そうですっ!読書です。それも釣り関連のモノを。
釣りの実用的なテクニックを記した内容の書物もいいのですが、物語やエッセーなどの、”文学的”な書物も、雨の日の読書にはとても似合うと思います。
文学的な釣りの書物の中には、”渓流釣り”や、”フライフィッシング”を取り上げたものが多いですね。
上の画像も本も、その一つです。
ルアータックルでのオイカワ釣り 4最終話
では、ルアータックルでのオイカワ釣り 4最終話です。
前回3話では、オモリウキに、フライラインのテーパーリーダーを流用することを書きました。
ライトソルト&管釣りトラウトのタックルを流用
ルアータックルでのオイカワ釣りに使用するタックルについて、現在の時点での考察を書いてみたいと思います。
安藤商会代表の私が使用しているタックルは、シマノ製のチューブラーティップのメバルロッド8.6フィートにリールはダイワ・レブロス 2506H-DH。ラインはPE1.5号を巻いてあります。
オモリウキは、開発を兼ねた釣行なので、その都度違うモノを使用していますが、最近は開発中の、”オモリウキ中通しタイプ”の試作品をテストを兼ねて使っています。
オイカワに喰わせているのは、”がまかつ(Gamakatsu) フライフック R17-3FT”の#24番に巻いたソフトハックルフライです。
現在オイカワを釣っているのは、名古屋市内のテラピアで有名な、”ARK川”です。街中を流れている、川というよりも、”用水”と言ったほうが適切な川です。
足場が高いので、ウルトラライトのパワーでも長いロッドラインナップされている、”メバルロッド”を使っています。
水際まで近づけて、障害物が少ない場所でしたら、”管釣り用のトラウトロッド”もオモシロイと思います。
ロッドの長さは、釣り場に合わせ選ぶ必要がありますが、護岸が進んでいる街中の川では、比較的に足場が高い場所が多いので、メバル・アジ用のウルトラライトのロングロッドが一番現実的な選択と言えると思います。
ラインに関しては、障害物にリグが絡んだ場合の回収性と、アタリの感度が良いという理由で、私はPEラインの1.5号を使用しています。
PEラインは、他のラインに比べて、”細くて強い”ので、飛距離を犠牲にすることなく強度も確保できますし、伸びがほとんど無いので感度は抜群です。
障害物にリグを絡める心配の無いフィールドでしたら、できるだけ細いPEを選択したほうが、より飛距離も上がるし風や水圧の影響も軽減すると思います。
リールには、ハイスピードギアのモノを使用しています。
実際には、釣りのリトリーブスピード自体は非常にスローですので、ハイスピードギアのリールを使っているのは、再キャスト時のリグの回収性だけを優先した選択ですので、リトリーブを優先するなら、ローギアタイプの方が釣りには向いていると思われます。
実践者のタックル
”お客様ページ”で報告しまた、2018.06.13(水) 名古屋市内ARK川 ニシガキ様の、”ルアータックルでのオイカワ釣り”のタックルは、
7.6フィートのソリッドティップのメバルロッドとPEラインです。
リグに使用しているオモリウキは、安藤商会が現在開発している、”中通しタイプのオモリウキ”の試作品0.8号です。
夕方から釣りはじめる場合は、辺りはドンドン暗くなっていくので、オモリウキの反応を目視で判断し、オイカワのバイトの有無を取るのは非常に困難です。
ですから、この釣りに参加して下さいましたニシガキ様には、ロッドでアタリを取りやすい、”中通しタイプ”のオモリウキを私がススメ、使用してもらいました。
いつも私達が話していることですが、
「穂先がソリッドのウルトラライトのスピニングロッドで、もっともっと長い竿があれば、かなりコノ釣りが楽になるのに…」
という思いがあります。
岸際に生える植物などにリグが絡みやすいので、それらをかわすことのできる長い竿があれば、非常に助かるのですがぁ…(笑)
自作するしかないですかね(汗)
オイカワ釣りの毛鉤に関して
毛鉤に関しては、オイカワ釣りの人口が多い、”フライフィッシングのオイカワフライ”を参考にしています。
私自身がまだまだ、この釣りは試行錯誤の状態ですので、毛鉤に関しても実釣でのデータ取りが充分に行えていません。
オイカワをルアータックルを使い、リトリーブでコンスタントに釣るには、今後も継続的にこの釣りを行い、”リトリーブで効果のあるオイカワ用の毛鉤”、を見つけるしかありません…。
小さくて動きの素早いオイカワですので、フックは現在使っているナノコート処理が施さた、”がまかつR17-3FT”以外では、フッキング率はかなり落ちると思います。
”ルアータッもルでのオイカワ釣り”は、今回を持って一時的に最終話とします。
(2018年10月26日に連載再開しました。)
全4話を読んで下さった方、どうもありがとうございます。
まだまだ、今後の開拓が見込まれる釣りです。
”自分も試しにやってみようかなぁ!?”と思われる、”チャレンジャー”のルアーマンの皆様!
ぜひ、ご意見や釣行結果を、”コメントページ”にお寄せ下さい。