こんにちは。
2023年12月27日(水)
「最終学歴=中学卒」の魚釣りオジサンの私(55歳)が、独学で「数学検定:準1級」に合格するまでの記録です。
前回 4話では、数学検定1級取得を目指す現役受験者で「数検ブロガー&Youtuber」の『実在の探求者 時空解』氏を紹介しました。
「数検準1級1次:計算技能検定」合格のための工夫。
短時間で複雑な計算を大量にこなす必要がある「数検準1級1次:計算技能検定」に合格するため、下の画像の書籍の内容にも取り組みました。
一昔前に流行った『インド式計算』の書籍などにも一応目を通しましたが、画像右に写っている『ああ二乗』という「二桁自乗の暗記」の方に力を入れました。
この本には、二桁の二乗を暗記するための「語呂合わせ」が紹介されております。こんな感じです⇓。
「41×41=1681=良い眺めだな。いろは池」
「42×42=1764=世にはばかった、田舎武者」
「43×43=1849=資産があるのに、卑しく」
「44×44=1936=獅子狩りに、いくぞ、サム」
などなど…二桁の二乗を覚えるために考え出された「語呂合わせ集」です。
私は下のように「二桁二乗の数値」と合わせ、その他の暗記しておくと便利な「近似値」を表にして、数枚をA4サイズ印刷。
カードケースに収納して身の回りのアチコチに置きました。
たとえば…。
上の画像は自宅の浴槽です。
表の左隣りに並んでいるのは、パイロット製の磁気ボードの「ジッキ-」です。水に濡れる場所でも筆記できるので、入浴中にも使用できます。
関数電卓が使えない試験では「二桁二乗」「平方根」「常用対数」等を暗記しておくとかなり助かります。
下の画像のように、自家用車のダッシュボードにも常備しました。
もちろん、走行中に見ることはできませんが、交差点などで停止した時には…。
停車中の周りの車のナンバーに表示されている、二桁の数値を二乗した時の「答え合わせ」として使いました。
上の画像の場合ですと、左の軽自動車だと「15×15」「17×17」。右のバンだと「12×12」「17×17」を練習問題と見ることができます。
また、B6サイズの手帳に「数学の公式・定理」などの記し、常に携帯して隙間時間などに眺めたりもしていました。
「苦手な問題と解答」なども、解法を忘れないように転記して持ち歩いていましたね。
今や「パソコン・スマホ・タブレット」などのデジタル通信機器を、1人で何台も所有するのが当たり前の時代です。紙ではなく「画像データ」として持ち歩く方がスマートです。
紙のデータをデジタル化する事を「自炊」と読んだりします。紙(の本)に比べ圧倒的に大量のデータを管理することができます。
私のように、まさか「手作りの数値表やメモ帳」などと言った「時代遅れなアナログな事」をする人間など、現代ではほとんど居ないでしょう。
私は実際にやっていましたが…。
私自身にとっては、決して「オーバーワーク」ではない。
「数学検定の問題なんて教科書の例題レベルじゃないですか。それもただの1次計算検定だけにココまで…ひょっとしてアナタは馬鹿なんですか…?」
もし、現役の学生さんなどがこの記事を読んでいたらそう思うのが普通でしょうし、実際に数学検定を受験された方達もそう感じるかもしれません。
確かに「世間一般の地頭」をお持ちの皆様なら、ココまでやる必要はありません。普通は数検協会が監修した受験級のテキストを、2・3冊程度やれば十分でしょう。
あくまでも、この記事の内容は「私自身」が合格するために行った事の記録ですので、くれぐれも「ココまでやらねば合格できない」と、誤解の無いようにお考え下さい。