フライフィッシングでオイカワ釣り! 第10話 #8番ロッドでオイカワ釣り

こんにちは。

2021年11月4日

最近は、オイカワ釣りが絶好調です。とても良く釣れています。

オイカワ釣りに限った事ではありませんが、調子が良い時にはイロイロな事を試す絶好のチャンスですっ!!

「調子良く釣れているのなら、そのまま釣ってればいいんじゃないのか…?」

「別に何も試す必要など無いのでは…?」

こんな風に思う方もいるかもしれませんが、それはそれで考え方の1つなのかもしれません。

ですが、「試す」という行為は、現状が良い状態でしか成立しない事なのです。

何事も「上手くいっていない時」に、イロイロな事を試しても何も分からないのです。

ですから、良い状態の時にこそ、普段やらない事をしてみる必要があると言えます。

例えに出して悪いのですが、『ルアーフィッシングで狙うブラックバス釣り』なんて、元々が釣れないのが普通です。

ですから、イロイロと試したところで、「何が正解なんだろうか?」「誰の言っている事が正しいのか?」なんてまるっきり分かりません。

釣れている釣りでしか、イロイロと試してみてもその結果は分からないのです。

「調子が良いのなら何をやっても釣れちゃうんだから、どんな事を試すというのか?」

これもごもっともな意見ですよね。それは今回のブログのような「極端な事」でしょうね。

#8番フライロッドでオイカワ釣りっ!!

普段は海でシーバス狙いに使っている。#8番9fのフライロッドでオイカワを釣ってみました。

「…#8番のフライロッドでオイカワなんて小さな魚を釣って何が楽しいのか?」

もちろん、楽しそうだから試してみるワケではありませんよ(笑)

普段フライフィッシングをされている方でも「ソルトでのシーバス釣り」や「管理釣り場でのニジマス釣り」「パンフライで鯉釣り」しかされない方も居ると思います。

そのような方達は、フライタックルも#6番以上の高番手タックルしか持ち合わせていない場合も多いかもしれません。

「高番手のフライタックルを流用してオイカワ釣りは可能なのか?」

実は昨年も同じような事をしてみたのです。

この時は、#6番9fのタックルをそのまま使いました。ロッドもラインも#6番でしたので、ラインの重さに魚の引きが負けてしまいアタリを感知するのが困難でした。

今回は、フライラインだけは、リバーピーク製フライライン『 DT-0F エキスパートモデル』 を使っています。

「#8番ロッドで#0番ラインなんて投げられるのか?」

もちろん、「快適なロングキャスト」 なんてできませんが、オイカワ釣りで投げる距離など10m以内ですから、まったく使えない事は無いですね。

参考動画:マエストロ「8番ロッド1本でここまで出来る!」

ちなみに、私は所有しておりませんが、最先端の技術と最高級のパーツで組まれた「超高性能フライロッド(Schmitt 908 TopGunXX #8)」は上の動画のように、#8番の高番手フライロッドでも、#3番の低番手のフライラインをフルライン(約30m)投げられるようですっ!!

ロッドのライン指定より、#5番手も軽いフライラインをフルライン投げられるなら、このロッド1本で「渓流から海」まで、全てのフライフィッシングをこなす事も可能かもしれませんね。

実際に、私の#8番フライロッドで#0番ラインを投げて、オイカワを釣ってみましたが、結果的にはたくさん釣れましたね。

当たり前ですが、オイカワが掛かっても#8番ロッドは全く曲がりません(笑)

ですが、オイカワのアタリはハッキリわかります。使っているラインが細くて軽いので魚の引きを邪魔しないからでしょうが、相対的にロッドが硬いので感度が上がっている感じです。

感度が良いぶん、バラシも多くでます。いわゆるロッドが「弾く」というやつでしょうが、オイカワ釣りでバラシが多いのは毎度の事です。気になりません(笑)

高番手WFラインのランニング部分を利用してみる。

今回は#8番ロッドにDT#0番ラインを使っていますが、高番手フライタックルの WFラインのランニング側 を使ってみても可能だと思われます。

 

フライフィッシング入門 [フライラインの選び方] | ティムコ

フライラインのDT(ダブルテーパー)ラインは、両端とも同じ形状ですから、渓流釣りのようにラインをあまり出さない釣りをする方は、最初からラインの真ん中で半分にカットしている人も多いと思います。

WF(ウェイトフォワード)ラインはリアテーパーから後ろは細いですので、普通はバッキングライン(下巻き)に結ぶしかないですね。キャスティングには使いませんから、痛みもほ汚れもほとんど無く綺麗な事が多いです。

#6番以上のフライタックルに使っているフライラインは、まず間違いなくWF形状のはずですから、前後を巻き直して低番手ラインとして使ってみるのもありでしょう。

いつも参考にさせて頂いている『くるまだFF』さんの過去の記事の中でも、入手した#1番ロッドに使うラインとして、

「ボロくなったWF6Fのランニングライン部のみを切り取り。リール側の痛んでないほうが先端になるよう巻いてみました。」

と、WFラインのランニング部を使用して釣果を出されております(その後DT-1Fラインを購入されたようです)。

オイカワ釣りもやってみたいけど、高番手のフライタックルしか持ち合わせがないフライマンの方は、試してみてはどうでしょうか?

こちら⇩の動画では『#5番』のフライタックルでオイカワを釣ってみえます。

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フライフィッシングでオイカワ釣り! 第11話 へ続きます。

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