フライフィッシングで海! 24話 久しぶりの名古屋港。

こんにちは。

2023年12月21日(木)

かなり久しぶりにのブログ更新になってしまいました…(汗)

今年の後半はイロイロな事が重なり、釣りをお休みしておりました(決して更新をサボっていたワケではありません)。

「別に釣りの事でなくても良い、何でも良いから何か書いて…」

「アンタの視点から物事を考察した記事が好きだ…」

と、おっしゃって下さる方々も居ますが「何でも…」となると、今の時代はネットで情報検索すれば、ネタになることはいくらでも在ります。

どちらかと言えば、私は「自分自身の経験や体験から産み出された事象」を書きたいですし、そうしないと「ただの情報の受け売り・横流し」になってしまうでしょうし…。

「釣り以外がテーマの記事でも読んでやっても良いよ…」と言って頂けるようでしたら「ブログ:釣りができない休日の数学」をどうぞ…。

釣りができない休日の数学 最終話

では、話を釣りに戻します。

私が釣りをお休みしていた約半年間の間にも、釣りの師匠F氏から情報だけは頂いておりました。

下の画像は、最近F氏が名古屋港でルアーで釣った「シーバス(セイゴ)」です。

トップウォーターミノーの背中には、氏が小型スプリングを手間を掛けて加工し自作した「ケミホタルホルダー」が装着されております。

一般的にはルアーにケミホタルを付けたい場合は、上の画像の様な製品が発売されておりますので、それを利用します。

ですが、F氏は「海水ではテープの接着力が足りないから、すぐに外れる…」という理由で自作したものを使っております。

この1件なども良い例なのですが、実際の「釣り」という現場で、個人々が経験した事から産まれ出た事のみが、本当に「価値ある情報」として公開する価値があると思いますね。

「いえいえ、今は海水でも強力な粘着力を保つ両面テープがありますから、わざわざそんな手間をかけて作らなくても…」

などという意見をお持ちの方もいるでしょうが、商品の能書きなどは実際に自分で試してみないと分かりませんからね。書くだけならなんとだって書けます。

そして、その試してみて結果が出ている両面テープの「具体的な商品名や入手手段」などを公開してくれない事には、情報としての価値や信憑性に欠けます。

ですが…実際に個人が手間と暇とお金を掛けて出した結果というものは、ただ¥で公開したくないものです。正直な話。

ですから…。

「ネットに落ちてる『良い話』というのは、大半が嘘かデマばかりで、価値など微塵もない…」

「ネットの無料情報はあくまでも参考までに…。価値ある情報はお金を出さないと無理…。」

という事になってしまうのでしょう。

ウェブはバカと暇人のもの

まぁ、この記事を書いている媒体自体が「ブログ」というネット情報そのものですので、私はできるだけ自分自身やその周辺に存在する「生の情報」を書きたいものです。

久しぶりのブログ更新で脱線ばかりしておりますが、話を釣りに戻します。

セイゴを釣っている名古屋港は下の画像のような状態です。

照明が当たっていますので、ヘッドランプが無くてもハリスが結べるくらいです。この明るさで魚が寄ってきます。

正確に言えば「セイゴの餌になる小魚類が集まる」でしょうか。

照明の明かりにベイト(餌)が集まり、そのベイトを狙ってセイゴの群れも寄って来ます。

この事から、照明が当たっている夜の釣り場では、魚は水面近くで捕食している事が推測できます。光は上方から照っていますからね。

狙うタナ(水深)は「水面(トップ)」、もしくは「水面直下(サーフェイス)」になるのは自然でしょう。

ですが…私が見て来た限りの大半のルアーマンの人達の中では、師匠のF氏を除き積極的に水面付近を狙っている方は少ない気がします。

これは私の完全なる推測ですが、ルアーの方々は「ブラックバス釣り」の経験から「トップウォーターで魚など釣れない…」という見解ではないでしょうか?

確かに「トップウォーターでのバス釣り」などは、季節や時間帯や場所など多くの好条件が重ならない限り、もはや成立しないでしょう。

『トップウォーターおすすめ21選!シーバス・青物・バスなどの最強トップが大集合【2023年版】』

トップウォーター

もぅどこの釣り場もスレていますからね。バスはトップでなくても釣れません。

しかし、この寒い冬の季節のしかも平日の夜中…。ブラックバスに比べればシーバスなんて狙う人は少ない方です。バスに比べれば確実にスレてないはず。

ですから、明らかに水面近くで捕食している魚を「トップウォーター」で狙わないのは、とてももったいない話ですね。

F氏も名古屋港のシーバス釣りは、ほとんどが「トップウォータープラブ」をメインで使っていますね。そのほうが「オモシロいっ!」という理由もあります。

私のフライフィッシングでの釣り方も「トップウォーター(ドライ)」です。

使っているフライは上の画像の、白い「マラブーストリーマー」です。

特徴は渓流の餌釣りに使う『オーナ製生イクラ7.5号』という釣り針をダブルで使っている点です。

餌針はハリスを結ぶアイがありませんので、PEラインでアイを付けております。

「なんでワザワザ 渓流の針なんて使ってるんだよ…?」

とお思いの方も居るでしょうが、単純に「細身で軽く刺さりが良いから」です。

上の『カッパ極スーパーライト』も好きです。渓流針は鋭くて軽いので「コバス」などの口の大きな魚を釣るフライには相性が良いと思っております。

これは以前から現在まで続いておりますが、セイゴはフライへのバイト自体は数多くありますが、なかなかフッキングしないですしバラシも多いです。

個人的な感覚ですが、バイトに対するキャッチ率は「12.5%」くらいでしょうか。「8バイト:1キャッチ」

この日は約1時間弱で、セイゴ5-6匹をキャッチできました。

釣りを開始直後はキャスト毎にバイトがありますが、すぐに警戒が強くなりますから、バイトが多い時にできるだけ数を稼がないといけません。

以前から何度も書いていますが「キャッチ率を上げる」というのが、私のセイゴ釣りの課題ですね。

ちなみに…。

「食べるのですか?? リリースですか??」

という素朴な質問をメールでいただきましたが「全てリリース」です。

名古屋港で釣れた魚でも「食べますよ」という方も大勢いますので、別に食べても大丈夫でしょうが、私は全てリリースしていますね。

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フライフィッシングで海! 25話へ続きます。

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