オモリウキ考 16話

こんにちは

2018.04.20(金)

最近急に暑くなってきましたね。

そのせいか、近くの「YBT池」で今年初めてのブルーギルが釣れました。

じつは昨日もこの池で釣りをしまして、中型サイズの「ブラックバス」を掛けたのですが、取り込み中に痛恨のバラシ…。

写真を撮ることができませんでした。

本日出なおしましたが、バスは姿を現しませんでした…。

まぁ、どちらが釣れても私は嬉しいのですが。

さて、オモリウキ考⑰です。

前回⑮では、ある池で高校生のバス釣りルアーマンの二人と会ったことまで書きました。

高比重ワームに毛鉤をつける

私と二人の高校生ルアーマンの二人の前を、小バスの群れが回遊を続けています。

彼らはこの小バスを何度も釣ろうとしたが、釣れたことはないと話してくれました。

彼らが私に「小バスなんて釣ってもしょうがない…」と言い放ったなら、私はそのまま帰っていたでしょう。

ですが、彼らは「ルアーを投げたが釣れたことはない」と言っているので、釣ろうとしたことはあるのです。

私はこの池でこの小バスを何回も釣った経験がありますので、彼らに私が使っている毛鉤で小バスを釣らせたいとおもいました。

「今から小バス狙いで釣ってみないか?仕掛けは私が作るから」

と二入りを誘ってみました。

二人とも、「このままやっていても釣れないから、やってみてもいいですよ」と言ってくれたので、私が小バス釣りに使っている毛鉤を二人のワームにつけることにしました。

二人が使っているのは、いわゆる「高比重ワーム」とよばれる、”塩”が入った重いものです。

ゲーリーヤマモト4インチヤマセンコーノンソルティ/10本入GaryYAMASENKO341/000Nダークブラウンブルーギル/クリスタルクリアー(

 

オモリ無しの”ノーシンカー”で使っているようですが、ラインはそれなりに細いものを選択しているので飛距離は問題ないと思われます。

私はフックの露出している部分に、30cmくらいのハリスを結び、そこに毛鉤をつけました。

毛鉤は自分でタイイングした、フックサイズ#14のエルクヘアカディスです。

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トラウトのフライフィッシングでは定番のドライフライですが、いろんな魚に効果がありますので、私は(ほとんどのフライマンは)いつもフライケースには常備しています。

カディスに小バスヒット!

用意ができたので、早速二人は釣り始めました。

キャスティングしたワームが着水した瞬間だけは多少、小バスはそこから散りますがリトリーブをはじめると、集団で後ろをついてきます。

残念ながら、二人は偏光グラスをしていないので、私みたいにハッキリと水中を見ることはできませんが、たくさんの魚が追いかけてくることは見えるみたいです。

「いつもここからがダメなんですよねぇ。追いかけて来ても喰わないんですよ」

二人とも、自分たちのワームの後ろに付けた毛鉤が、どれだけ小バスに効果があるのかは半信半疑のようです。

無理もありません。

#14カディスは二人が普段使っているどのルアーよりもかなり小さいはずですし、かりに喰ってきてもハリが魚の口にかかるのだろうか疑問だとも思っているはずでしょう。

ブラックバスは、サイズが小さくても口は大きいですから。大型でも口が小さいブルーギルとは反対ですね。

そして、とうとう1匹目の小バスが一人のほうのカディスを喰いました。

オモリウキ考 ⑰ へ続きます。

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