こんにちは。
2022年10月6日(木)
本日は名古屋市内のいつもの川で『朝活オイカワ釣り』です。
昨日から急に気温が下がりましたが、川の水は以外にもまだ暖かかったです。
川辺に立ち水面を眺めると、所々でオイカワらしきライズが見られました。
私のフライフィッシングでのオイカワ釣りは、基本的に「ニンフ(川虫毛鉤)」 など使った「ウェット(水中)」でのリトリーブの釣りです。
フライフィッシングでオイカワを狙って見えるフライマンの大半は、水面で魚を掛ける「ドライフライ」の釣りが主流です。
『車田フィッシング:郊外の河川でオイカワのフライフィッシング』
目の前で盛んにライズを繰り返すオイカワを見て、今日は久々にドライフライを使って釣りました。
実は少し前に、お客様の「リッキー様」が「#18番の小さなフォームカディス」の事を自身のブログに書いていました。
私は「フォームカディス」は#16番フックに巻いた事はありますが、#18番フックにはありませんでしたので、試しにタイイングしてみたのです。
上が通常の#12番フックに巻いたもので、下が#18番フックにまいたものです。
2つ並べて比べていないので、それほど違いは無いように見えますが、#18番フックに巻くのは結構面倒な作業です。
今回使ったのは、同じ#18番フックに巻いてはいますが、ウイングのヘアーは省略していますので、もはや「カディス」パターンではありませんね。
実際にはこの方がフッキングは良いと感じています。このパターンに限らずフライにはできるだけマテリアル(材料)を付けない方が、針掛かりは良いです。
ウイングが付いていなくても、オイカワは喰ってきます。
あらためて思いますが、オイカワはとても獰猛な魚です。ドラグ(引波)が掛かろうがフライが沈もうが、お構いなしに派手な水飛沫を立ててフライに襲いかかって来ます。
やはり、水面で魚を掛けるのはとても楽しいです。
同じ#18番フックに巻いた『CDCウイング』のフライも試してみました。
ボディはスレッドだけで、アイの手前に『CDC PUFF 白』を付けただけの「手抜き」パターンです。
「CDC PUFF」は、一枚が指の爪くらいの大きさの「CDC」です。それをそのまま付けてるだけのフライです。
白以外にも色々なカラーがありますので、小さなドライフライを簡単に作りたい時には便利です。
やはりと言うか、こちらもよく釣れます。余計なものが何も付いていないので針掛かりが良いです。
とりあえずは水面に浮かんでいれば、フライパターンは何でも構わない感じです。
上の魚を釣ったフライは、フックを浮かせる為にフォーム材しか付けていません。
手の掛かるフライなど、忙しくてタイイングしている時間が無い方にはオススメですね。
今回のブログ内でフライに使用している、「厚みの薄いフォーム材」をご紹介します。
元々は「コスプレ造形用」の材料みたいです。私は「東急ハンズ」で購入しました。
厚みがあるものなら、100円ショップにも使える物があるようです。
久々のドライフライでのオイカワ釣りはとても楽しかったです。
いつでもこのような釣りが成立するとは限りませんが、今の時期はオイカワの活性が高いようなので、皆様もドライフライで狙ってみて下さい。
フライフィッシングでオイカワ釣り! 第14話 へ続きます。