こんにちは
2018.05.01(火)
ゴールデンウィークの中の平日ですね。
前半の休み中、仕事で東京に出向している妹が、我が家”実家”に帰省していました。
2年前に東京に移ったときには、
「我が家も静かになったな」
と感じたものですが、慣れてしましうとそれが普通になっていました。
なので、今回のように帰省してくると、
「うるさいなぁ!もぅ!」
と思いますね。
昨年末に父親がガンにかかって手術したときも、会社に休暇をもらい戻ってきていました。
そのときは父親の看病をしてくれていたので、その分私の負担が減ったので、ありがたかったです。
ですが、今回はただの帰省…うるさく感じるだけ…。
人間とはげんきんなものです。
親兄弟などの、親族的なつながりに疑問を唱えたエッセイが、少し前に発表され
て話題になりました。
幻冬舎「家族という病」下重暁子 / 著
「殺人で一番多い被害者と加害者の関係は親兄弟だ」
といった事が書かれていたと思います。
故郷に帰省するシーズンにオススメできる書物ではないですが…(笑)
さて、オモリウキ考㉗です。
前回㉖では市販フロートの経済的デメリットのことを書きました。
自作フロート再び!
少年が、購入した市販のフロートを失くしたあとに、どうして自分でフロートを作らなかったのだろうかと疑問に思ったので、そのことを尋ねてみました。
すると、少年からは私が思ってもいなかった発言が飛び出しました。
「自分で作るなんて考えてもみませんでした」
「それに、どうやって作って良いの分からないです」
…。
少しの間、私の思考回路は停止しました。
…。
しばらくしてから、私の口からは自分でも以外な言葉が出てきました。
「…そう…だよね…店で買うもんだよね…釣具は…」
そうなのです。
彼らは私のような昭和生まれのオジさんではないのです。
平成生まれ、それも21世紀に生まれた人間なのです。
彼らにとってモノはお店で購入するものなのです。
いいえ、今はインターネットで注文するものなのかもしれません。
私が今回フロートを作った後に感じた、
「こんなもの私が作る必要は無い…必要ならば誰でも自分で作るから…」
という考えは、私が勝手に思い込んでいただけだったのです。
「もう一度フロートを作ろう!」
「そして、ルアーマンには嫌われ者のブルーギルをもっと多くの人に釣って楽しんでもらおう!」
私の中に、「使命感」にも似た気持ちが生まれた瞬間でした。