こんにちは
2018.04.23(月)
夕方まだ陽が傾く前に、一昨日訪れた名古屋市郊外の「TTI池」で再び竿を出しました。
小バスが1匹とブルーギルが数匹。
すべてフライフィッシングでの釣果です。
「あと1匹釣ったら今日はやめよう…」
と、思いながらその1匹は延々と釣れ続け、結局ズルズルと暗くなるまでやってました…(泣)。
ブルーギルは、バスを狙うルアーマンからは「ワームを食いちぎるだけの邪魔者」扱いですが、フライフィッシングで狙ってみるとオモシロイですよ~♪。
いつか、ブルーギルのフライフィッシングについても記事にしようと思います。
さて、オモリウキ考⑲です。
前回⑱では、池でウキ釣りをするオジさんに魚がヒットしたところまで書きました。
やり取りなしの大物ランディング!
ガッチリとアワセを入れたオジさんは、魚の口にハリがしっかり掛かったことを確信したようです。
大きなネットを手にすると、魚を取り込むために水際に近づいていきました。
太い竿は大きくしなっていますが、魚が掛かってから一度も、「ジジーッ」というリールのドラグ音は聞こえません。
かなり太いラインを使っているのは目視でも分かりますが、そもそもラインを出して魚とやり取りするという概念自体がないのかもしれません。
オジさんは竿を立て、まるで手加減なしでゴリゴリとリールを巻いています。
少しづつ魚が寄ってきていることは、竿の曲がり具合で分かります。
魚との力比べというか、綱引きというか、とにかくダイナミックな釣りです。
オジさんは大きくしなった竿を片手で支え、ネットを水中に差しこみとうとう魚を取り込みました。
魚の下顎をしっかりとつかんで魚を保持し、そして私のほうに振り返りました。
「・・・えぇっ!?」
私はオジさんが持っている魚を見て驚きました!。
その魚は鯉ではなく50cmくらいの大きな「ブラックバス」だったのです…。
ブルーギルをエサにブラックバスを釣る
「ふーっ、やっと釣れた。ハハハッ」
とオジさんは魚を見せながら、私を見て笑いました。
私は50cmクラスのブラックスの実物を見るのははじめてでした。
写真等の画像では幾度となく見たことがありますが、実際に見たのはこの日が最初なのです。
なんと言っても、口が異様にデカイです。
釣具店のルアーコーナーに並んでいる「巨大なバスルアー」の有効性が納得ができるくらい大きな口です。
私はオジさんに向かってこう言いました。
「ブラックバスを釣っていたのですね。ウキが見えたのでてっきり鯉を釣ってると思っていました!」
「うん、そうバスだよ」と機嫌よく応えてくれました。
携帯電話(カラケー)を取り出したオジさんは、草むらに置いたそのバスを写真に納めながら応えてくれまた。
私は何のエサで釣っているのか聞いてみました。
「これだよ」
と、オジさんは足元に置いてある小さなバケツを指さしています。子供が砂場遊びで使うようなバケツです。
私はそのバケツの中をのぞき込んで見ると、手のひら収まるくらいの「ブルーギル」が1匹、バケツの中を泳いでいました。