こんにちは。
2018.05.23(水)
大学対抗のアメフトの試合で残念なことがあり、加害者(?)の20歳の学生がテレビで記者会見をして、テレビがその話で持ち切りですね。
被害にあった選手の親が、警察に被害届を出しているということなので、傷害事件としてこれから捜査は進んでいくのでしょう。
私自身は、これまで”スポーツ”とは縁のない生涯をすごしてきましたので、”スポーツチーム”というものの内部の”人間関係”は分かりません。
ですが、加害者の選手が誰かに指示されてやったのか、自分の考えでやったのかに限らず、
「その行為を決行したのは紛れもなく自分の意志」
であることは事実です。ひょっとしたら彼以外にも指示を受けた選手がいたかもしれませんが、「自分の意志でしなかった」かもしれません。
しても、しなくても、選択した結果の行動は自分の意志です。
自分の意思に従い起こした行動が問題になってしまっているのなら、責任を取らねければいけませんね。大変でしょうが。
F氏とのブルーギル釣り ⑧
さて、前回⑦では、オモリウキのキャスティングの問題で”キャスティング後のリグの絡み”について書き始めました。
キャスティング後のリグの絡みへの対応
キャスティング中のリグの絡みについては、慣れればすぐに解決すると書きましたが、キャスティング後の絡みは原因が多いので、いくつかに分けて記そうと思います。
まずは、キャスティングそのもの”投げ方”なのですが、よくルアーマンが行なっている竿が「シュッ!」と音を発する鋭い投げ方ではなく、エサ釣りのテンビンを投げるときのように竿を”ゆっくり大きく回す”ような投げ方が向いていると思われます。
ラインにブレーキを掛ける
そして、リグが着水する直前なのですが、スピニングリールではフェザーリングというリールのスプールを指で押さえて”ラインの放出にブレーキを掛ける”動作を行うのが理想です。
ですが、初心者には難しいので、竿を持っていない方の手の平で、放出しているリールのスプール全体をフタをするように包み込んで、ラインの放出にブレーキをかけます。
これは、フライキャスティングの”ターンオーバー”の状態を投げ竿で再現させるために行います。
キャスされたオモリウキのリグは、オモリウキを先頭にして飛んでいます。その後にリーダー(ハリス)、そしてリーダーに結ばれてモノの順番です。
オモリウキのリーダーが接続されている反対側には、リールに巻かれたメインラインが接続されていますので、飛行中のリグがそのまま着水すれば、リーダーとメインラインは”重なった形”をとってしまう確率が高いです。
これが、着水直後にリグが絡まる原因(の一つ)です。
この、リーダーとメインラインが重なって着水することを避けるために、着水直前にリールから放出されるラインにブレーキを掛けて、オモリウキ→リーダー→投げたいモノ、の順に着水させます。
この”ラインの放出にブレーキを掛ける”という動作を行うことで、長くないリーダーを使用している場合は、かなりの確率で(100%ではない)着水時の絡みを防ぐことができます。
着水したリグを伸ばす
そして、ラインのブレーキ動作とあわせて、着水したらすぐに”竿をあおりながらリールを巻きリグを一直線に伸ばす”という動作も効果的です。
着水時のリグの状態を、目視で確認することはよほど至近距離でないと不可能なので、ラインにブレーキを掛けて着水させてもリグが重なって着水していないかは確実ではありません。
そのために、着水着後にリグをすばやく引き寄せることで、”強制的にリグを一直線上に置き直し”、絡みを防ぎます。
この動作はできるだけ素早く事が肝心なので、着水した瞬間に竿をあおりながらリールを素早く巻き上げなければなりません。結構、忙しい動作です。
ここに記した”キャスティング後の絡み対応”については、いわゆる”スキル”の面での対応なので、もちろん釣りの経験が長いF氏はすべて自然に行っていることなのですが、初心者の方には無理です。
そして、リーダーを長めにセットした場合にも、やはりリグの絡みは起こりやすくなります。
今回の釣行は、F氏のファミリーが釣りをすることの下見なので、スキル面での対応とは別に、”ハード面”での対応も必要です。