中通しセコ釣り竿! テンフラロッド釣行記 第12話 T.Y様製作 ハエSX硬調53

こんにちは。

2021年7月20日(火)

前回 第11話で、ブログ読者の「あー☆様」が製作されました「テンフラロッド」をご紹介させていただきました。

中通しセコ釣り竿! テンフラロッド釣行記 第11話 あー☆様製作7尺竿

今回は、埼玉県にお住まいの「T.Y様」より製作のご報告をいただいた「ハエ竿改テンフラロッド」を、ご紹介させていただきます。

渓流でニジマス・ヤマメをユーロニンフで狙う

T.Y様は現在、10.5フィートの#3番ロッドを使い「ユーロニンフ」の釣りで、渓流でニジマス・ヤマメを狙ってみえるそうです。

「ユーロニンフ」という言葉は、フライフィッシングで渓流釣りをされない方には馴染みが無いと思いますが、簡単に言ってしまえば「フライタックルを使った脈釣り」の事です。

他の呼び方として、「ヨーロピアンニンフ」「チェコニンフ」などと言われる事もありますが、全ては同じ釣り方のようです。

この釣りの特徴的な所は、通常のフライロッドよりも極端に長いロッドを使い、ウェイト(オモリ)をたっぷり使ったフライでボトム(川底)を流す(というか転がす・引きずる?)という、およそフライフィッシングらしからぬ釣り方です。

ユーロニンフは超ヘビーウェイトのフライ(毛鉤)!!

水底に潜む大物を狙う釣りですから、川の流れに負けないような超重いフライを使うのも、他のフライフィッシングでは考えられない発想です。

重いフライで川底を流すという事で、専用の「ジグニンフフック」なるものが、フライフックとして用意されています。

ルアーフィッシングのワーム釣りに使う「ジグヘッド」というウェイト付きのキール(反転)フックにタイイングする方もいるようです(私ですが…)。

ルアーフィッシングには「アジング・メバリング」を呼ばれる海の小物釣りのカテゴリーがあります。

その釣りに使用するジグヘッドが比較的に軽量で種類も多いので、ユーロニンフにもマッチすると思われます。

通常のフックでも、アイの前方にガン玉やメタルビーズ等のウェイトを付ければ良いですね。私もオイカワ用のチェコニンフには、この方法でタイイングしています。

T.Y様のロッドの仕様

中通し竿トップガイド:φ3.4 中通し竿用ガイド:(小竿用)/シルバー色

リールシート:LCMX6BCプレート式万能型釣竿製作用

ベース竿:シマノ 寒流 ハエ SX 硬調 53(自重:71g)

竿先先端2本を取り外し、3番目にφ3.4のトップガイドを装着されたようです。

中通し用のガイドとリールシートは、現在は熱収縮チューブで固定されているようですが、実釣で強度不足を感じたらスレッドで固定する予定らしいです。

ご報告をいただいた時点はまだ実釣前でしたので、このロッドで釣行されましたら、ぜひっ!使用された感想をお聞きしたいです。

中通しセコ釣り竿! テンフラロッド釣行記 第11話 戻ります。

中通しセコ釣り竿! テンフラロッド釣行記 第13話 へ続きます.

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