こんにちは
たこ焼きやお好み焼きといった「粉物」も、最近よく昼食で食べている安藤商会です、
歳をとってからの炭水化物の摂取は、控えたほうがいいって本当でしょうか?
さて、今回で⑨回目となる「オモリウキ考」です。
今更新している「オモリウキ考」が、毎回がかなり古い話の回想録なので、当時の写真がなくて記事に画像が入れられません。
ほんとに字ばかりの記事が続きまして申しわけありません。
さて、オモリウキ考⑨をはじめます。
前回⑧では、岸と平行に仕掛けを投げ、水面直下で魚をかけて釣るということまでを書きました。
キャスティングとリトリーブで釣る楽しさ
私は岸と平行にキャスティングしてセイゴを釣り続けました。
それまでの、闇夜の海に浮かぶ電気ウキをボンヤリと眺める釣りとは、一味違ったおもしろさを感じます。
「静」の釣りと、「動」の釣りの違いでしょか。
キャスティングとリトリーブを繰り返して続けているので、常に体を動かし続けているのですから忙しいのですが、それが全然イヤではありません。
リールを巻いている最中に魚が喰ってくるので、次に来る「アタリ」にそなえ竿を持つ手に感覚を集中しています。
アタリを感じた瞬間に魚の口に釣鉤を刺さなければ、ハリから外れて逃げられますので、竿を鋭くアオってアワセも入れなければいけません。
気分的にはスポーツをする楽しんでいる感覚です。
この釣りを楽しんだ経験が、のちに私がソフトルアーを使用したルアーフィッシングをはじめるキッカケになりました。
試作ウキの提供
黒檀丸棒を切断して両端面の中心にヒートンを取りつけただけのこの「試作ウキ」は、以前の記事にも書きましたが数個製作してあります。
予備として今回の釣行にも持参していました。
この日、もぅ何匹も魚を釣った私は同行していた職場の知人に、このウキを使った釣りをしてもらいました。
その知人は、何をさせられるのだかよく分からないといった顔をして、私が付けたウキと仕掛けで釣りをはじめました。
はじめてすぐに、知人にもセイゴがかかりました。
それまでいつもの電気ウキで釣りをしていた彼は、この魚が今日はじめての1匹だったらしいです。
ようやくこの日の釣行で魚を釣ることができた彼は、この釣り方が気に入ったようで、そのまま私とセイゴをたくさん釣り続け、楽しい釣りを終え帰宅しました。
私は自分が作って試したウキを釣り方で、釣果が出たことのうれしさに加え、その嬉しさを知人と共有できたことが非常に満足でした。