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2020年11月7日（土）名古屋市内NGH池 ニシガキ様
お客様の ” ニシガキ様 ” より、フライフィッシングでのブラックバス釣りの釣果報告がありました。
どうもありがとうございました。今日はあいにくの小雨が降っていましたが、14時半から釣りをはじめ、5匹の釣果との事。このコンディションで5匹は流石だと思います。
タックルは、最近発売されすでに品薄（完売？）となっている、” リバーピーク製のバス用フライロッドとフライライン ” と、ニシガキ様自作のポッパーフライ。フックはオーナーのフロートリガーの#8番と、ボディにはストローの8ミリを使用しているそうです。
ポッパーは、ボディが邪魔するのでフッキングが悪いです。8ミリのストローは太目ですからフックのサイズは、フロートリガーなら＃6番のほうがフッキングがいいかもしれませんね。
私は8ミリのストローを使ってポッパーを作るときは、フックは ” オーナー太刀魚サーベルフック・ライト2号” を使用しています。
上のポッパーは、私が 雷魚やナマズ釣りに使っている、太さ8ミリのストローで作ったポッパーです。フックは太刀魚ライト2号を使っています。
最近の私は、太さ6ミリ以下のポッパーばかり使っています。夕方になると、羽化した小さな虫が水面に落ち、それにライズするバスを狙っているからです。
もちろん大きなサイズのポッパーの方が視認性が高いので、高番手のフライタックルで距離を出して攻める場合には、そちらの方が良いでしょうね。ストローを使ったポッパーは安価で簡単に作れますので、たくさんの種類を用意しておくことをオススメします。
ネット動画には、同じくストローを使ったエビのフライ（ルアー？）も紹介されていたりします。ストローの透明感がエビそっくりです。この ” ストローエビ ” 、ブラックバスにも超効きそうですよねっ！
フライタイイングで、エビを模したフライを作る方は多いですね。私もいつかバス釣りで試してみたいです。ニシガキ様、本日はどうもありがとうございました。また釣果を報告していただけると、大変参考になります。お疲れさまでした。
2020年11月5日（木）名古屋市内NGH池 K君
名古屋市内NGH池で、大学4年生の ” K 君 ” が、”オモリウキ”と ” 極小ポッパー “ でブラックバスを釣って下さいました。どうもありがとうございました。
K君と私は初対面ですが、私がこの池でお会いするルアーマンの ” U様 ”のお知り合らしく、私がU様に差し上げた、オモリウキと ”マックポッパー ” を、U様より分けてもらい、以前よりバスを釣っていたそうです。
この日はK君のほうから、フライフィッシングでバスを釣っていた私に、「安藤商会さんですか？」と声をかけて下さいました。いつもは、私の方から見知らぬ人に声をかけ、オモリウキのモニターをお願いすることがほとんどです。ですが、この日は逆にK君の方からお声が掛かり、オモリウキとストローポッパーを使った釣りを、私の前で披露して下さいまいした。大変ありがたい事です。感謝します。
本日は、天気が良いものの朝から風が強く、昼過ぎから釣りをはじめた私の釣果は、15時半前までにポッパーで3匹でした。しかし、夕方が近づくにつれ風がおさまり、魚の活性も上がってバイトの数が増えました。
虫が羽化して水面に落ちているらしく、散発ですが池のアチらコチらでライズが見られます。K君が小さな ”マイクロポッパー”を、オモリウキを使ってキャストすると、連発でトップウォーターでバスが掛かりました。私の方もフライタックルで、何匹ものバスを連続で釣り上げる事ができました。
K君、本日はどうもありがとうございました。また今度お会いしましょう。お疲れさまでした。
2020年11月3日（日） 名古屋市内MDG池 マサくん＆ナオくん ご兄弟
名古屋市内のMDG池で、お父様とルアーフィッシングをしていた ” マサくん ナオくん ご兄弟 ” に、極小ポッパーフライを使いトップウォーターでブルーギルを釣っていただきました。
お父様の話によると、弟のナオくんが釣りをしたいと言い出したのがキッカケで、ご家族で釣りをはじめたらしいです。
この日は風もありましたが、夕方が近づくにつれ水面でライズがはじまり、小さなポッパーでたくさんのブルーギルを釣ることができました。
とくにお兄ちゃんのマサくんは、すぐにこの釣りのコツをつかんだようで、たくさんのギルを釣り上げていました。
あいにくこの日は, モニター用の ”オモリウキ” を切らしていましたが、魚はすぐ近くでライズしていたので、極小ポッパーフライは玉ウキを使いキャストしてもらいました。
小さなポッパーフライは、ストローや収縮チューブを材料にして、好きなサイズを簡単にを作れますから、一度自分で作ってみてもいいですね。
マサくん ナオくん、だいぶ寒くなってきましたが、もぅしばらくはブルーギルの釣りも楽しめます。本日はどうもありがとうございます。お疲れさまでした。
2020年11月1日（日） 名古屋市内MDG池 ベトナム人グループさん
名古屋市内のMDG池で、”ベトナム人グループの女性達”に、現在試作中の極小ポッパーでブルーギルを釣っていただきました。
この日は午後より、ブルーギル狙いに特化したポッパーフライのテストをしていました。釣りをしている私の隣に、大勢の外国人グループが現れ釣りをはじめました。ですが、使っている仕掛けのフックが大き過ぎて、エサ（ミミズ）を使っているにも関わらず、誰も魚（ブルーギル）を釣ることができずにいました。ブルーギルの小さな口には、とても入らないようなサイズの釣り針を使っているというケースはたいへんに多いです。
一人のベトナム女性の竿に、試作中の極小ポッパーを付けてあげると、ギルは次々に水面で釣れ始めました。それを見ていた他のベトナム人達からも次々に「自分にも付けて欲しいっ！」とせがまれて、結局は試作して持ってきた分を全てあげてしまいました。
このポッパーは、＃18番のフライフックに外径3ミリの収縮チューブを取り付けて、その中にフォーム材を詰めてあります。少し前にブログで紹介した ”マイクロポッパー” よりもかなり小さいです。ボディの直径は半分しかありません。
この大きさのポッパーだと、ギル釣り専用になりますね。
私はキャスティングで遠くから狙いたいので、ブルーギルにはオーバーパワーとも言える＃6番のフライロッドで楽しみました。ブルーギルでも遠間から狙い水面で掛けると凄く楽しいものです。ベトナム人グループの方達は全員がのべ竿でしたが、とても楽しそうに釣っていました。もぅ会うことはないかもしれませんが、ベトナムの方達にもルアータックルと ”オモリウキ” などで、キャスティングで釣ってもらいたかったですね。
2020年10月27日（火） 名古屋市内NGH池 H .K様
名古屋市内NGH池で、フライフィッシングでブラックバスを釣ってみえた、 ” H.K 様 ” をご紹介します。H.K様は、元々はルアーフィッシングでブラックバスを釣ってみえたそうです。約1年ほど前からルアーフィッシングからこの釣りに転向され、ギル・バスの他にもオイカワや鯉もフライフィッシングで釣ってみえるとの事です。この日は＃3番のグラスロッドにクラシカルなフライリール。そしてなんとっ！「自作されたフライライン」というタックル構成。フライ（毛鉤）やリーダーを自作される方は大勢いますが、フライラインを自作される方は滅多にいません。
私も以前、上記のブログ記事「ドライでいこう！：リリアンライン」を参考にさせてもらい、テンカララインをリリアンで作り販売していたことがあります。ですが、実際にフライラインを自作して、釣り場で実釣している方にお会いしたのは始めてでした。
H .K様の自作フライラインは、水分を含み先端部から順に沈んでいる状態でしたので、「シンクティップのインターミディエイトタイプ」と言った感じでしょうか。このフライタックルで、ストリーマーフライをリトリーブして、何匹ものバスとギルを釣り上げてみえました。以前はヘラブナ釣りもされていたとの事で、今度は「ヘラブナもフライフィッシングで釣ってみたい」とおっしゃっていました。夕マズメ時に、小さなエッグフライをフォールさせるとマブナが喰ってくる事はありますので、ヘラブナもイロイロと試していれば、フライフィッシングで狙って釣ることも可能でしょうね。
この日は暖かくて風も無かったせいか、ギルもバスもポッパーフライに良く反応してくれました。私も合わせて10匹くらいを、全てポッパーで釣りました。他のバス釣りの方々も、良く釣れているようでした。
辺りが完全に暗くなって釣りを終了した帰り道、大きな鯉が釣れていたので撮影させてもらいました。80センチを超えていましたね。練りエサの吸い込み仕掛けで釣ったそうです。” H.K 様 ” 、本日はどうもお疲れ様でした。またこの池で姿をお見かけしたら、声を掛けさせていただきます。
2020年10月24日（土） 名古屋市内MGH池 ニシガキ様
お客様の ” ニシガキ様 ” より、フライフィッシングでのブラックバス釣りの釣果報告がありましたので、画像を掲載させていただきます。ニシガキ様からは、少し前に「リバーピークのブラックバス用フライロッドが届きました」と、連絡をもらっていました。
ですので、今回はNEWロッドの「筆下ろし釣行」という事で、画像のコバスを釣り上げ無事に「入魂」が終了したようです。写真に写っているイエローのポッパーは自作なのでしょうかね？これからの季節はバスの喰いが落ちくるでしょうから、このサイズでも まだ大きいかもしれませんね。
最近の私は、マクドナルドのストローで作ったポッパーよりも、さらに小さなポッパーを使って釣っております。
小さなポッパーは、極小バスしか釣れないと思われている方も多かもしれませんが、夕マズメ時などには良型のバスにかなり効果が高いです。
小さなポッパーを使い出してから、今までなかなかポッパーの反応が得られずに釣れなかった、夕マズメに池の沖でライズしているバスを掛けられるようになりました。
もちろん、ブルーギルにも有効です。元々はブルーギルをポッパーで釣りたくて、小さなポッパーを作り出しましたので、大きなバスに小さなポッパーが効果的なのは、予期せぬ出来事でしたね。ニシガキ様、これから寒さが進んでくると、ギルもバスも釣りにくくなってきますね。この釣りが何とか楽しめそるのは、あと1ヶ月くらいでしょかね？お互い釣れなくなるまで楽しみましょう。本日はご報告、どうもありがとうございました。お疲れ様でした。
2020年10月19日（月） 名古屋市内MGH池 ケイスケ君
名古屋市内のNGH池で、ルアータックルで釣りをしていた ”ケイスケ君” に ”オモリウキ” と ” マックポッパー ” で、ブラックバスを釣ってもらいました。
どうもありがとうございました。ケイスケ君はこの近くに住んでいる小学3年生。普段の放課後はテニス等の習い事をしているけど、時間がある時にこの池で釣りをしているそうです。確かに私も何回が顔を見たことがありますね。この日は、アジング用の超ライトタックルで、サビキ仕掛けから切り取った針を、ガン玉のスプリットショットリグでキャストし、ブルーギルを釣っていました。ご家族が釣りをされるようで、昨日は知多半島でアジを釣って来たそうです。アジングのタックルらしく、ラインは0.3号ナイロン（！！）。リールのドラグ機能を正しく理解しセッティングできているようで、写真の中型サイズのバスを極細ナイロンで釣り上げてくれました。この日は保護者の方が迎えに来るというので、ほんの短時間しか釣りができず オモリウキでの釣果は1匹のみでした。それでも、水面での魚のバイトは何度もありましたので、まだ当分は調子良くバスは釣れると思います。
私もフライタックルとストローポッパーで、1時間くらいで10数匹のバスが釣れました。トップウォーターでのバス釣りは、ルアー・フライとタックルを問わずとても楽しいです。ケイスケ君、本日はどうもお疲れ様でした。また池でお会いしましょう。
2020年10月12日（月） 名古屋市内MDG池 ハルさん
名古屋市内にMDG池のウォーキングしていた ” ハルさん ”に、フライ（毛鉤）でブルーギルを釣ってもらいました。どうもありがとうございました。ハルさんは学生時代、この池の近くにある大学に通っていたそうです。現在は福祉の仕事に就いており、この池には久しぶりに訪れたとの事。私が釣り場に向かう途中に、行き止まりの細い山道から一人で出て来たので少し驚きましたが、午前中からこの辺りを散策してみえたそうです。
ハルさんは魚釣りの経験は無いそうですが、 ” 魚釣りゲーム” をする事があるそうで、魚の名前や釣り用語などを知ってみえたのが意外でした。私は昭和のアナログおじさんですので、パソコンゲーム（ネトゲ？）などはまったく分かりませんが、釣りがシュミレーションができるのはオモシロイですね。
![2020年最新】ダイソーの釣り具がめっちゃ増えてる！新作アイテムをピックアップしてみた｜TSURI HACK[釣りハック]](https://5v0amqxf.user.webaccel.jp/wp-content/uploads/2020/06/25.jpg)
この日は、”100円ショップダイソーの竹竿（約2mの延べ竿）”と、フライラインで作った ”テンカラライン” 、”ナイロンハリス0.8号” に結んだ小さな毛鉤、という超簡易的な「テンカラ釣り」。
先日の台風の影響か？、水がいつもよりも濁っていてギルの魚影がいつもより薄かったです（後で分かった事ですが、いつもより奥の方でたくさん群れていました）。それでも水面直下で毛鉤を動かすと、ギルは深い所から浮上してきて毛鉤をついばみます。ハルさんは、実際の釣りは始めてでしたが、短時間で数匹のブルーギルを、テンカラ釣りで釣り上げて下さいました。
最近は、”釣りガール” と呼ばれる女性釣り師が増えています。たくさんある釣りのカテゴリーの中でも、「ルアーフィッシング・フライフィッシング・テンカラ釣り」と言った、いわゆる生き餌さを使わない「疑似餌（ぎじえ）釣り」は、特に釣りガールに人気が高いですね。
特に日本古来からある ”テンカラ釣り” は、「山の中の美しい渓流で、綺麗な魚を、シンプルな道具で釣る」というシチュエーションが女性心をつかんでいるようで、最近は釣りガールにとても人気が高いです。
ハルさんにも、これをキッカケに魚釣りに興味を持っていただければ嬉しいですね。本日はどうもありがとうございました。お疲れ様でした。
2020年10月3日（土）三重県TUG池 フウちゃんファミリー様
三重県TUG池で、ルアーフィッシングでブラックバスを釣りに来てみえた ” フウちゃんファミリー様 ” に、”オモリウキ” と ”ポッパーフライ” のモニターをしていただきました。フウちゃんのお父様は大阪出身のルアーマンで、以前は琵琶湖などでバスを釣っていらしたそうです。今は名古屋にお住まいで、この池には数回小さなバスを釣りに来ているらしいです。フウちゃんのお母様とそのお兄様を含め、池には計4名で訪れそれぞれが釣りをしてみえました。
ポッパーフライは、今まで多くのかたにオモリウキを使ていキャストしていただき、バスを狙ってもらいました。ですが、今一歩のところでキャッチには至りませんでしたが、今回 フウちゃんのお父様に、はじめてバスを釣っていただけました。フウちゃんのお母様のお兄様は、以前フライフィッシングをされていたそうですので、ポッパーフライでの釣りが気に入って下さいましたら、ご一緒に製作されてもいいでしょうね。
フウちゃんの方は、まだ小学校に上がる前でキャスティングもできませんが 、他の3名の大人が順番に面倒をみる事で、誰一人過不足なく釣りを楽しんでみえました。お話を聞いたところ、実はフウちゃんのお母様が一番多く大物バスを釣り上げた実績があるそうです。この日は残念ながら、お母様には「オモリウキ＋ポッパーフライ」での釣果はありませんでしたが、キャストしたポッパーへは何度もバスは出ていました。運悪くフッキングには至らないまま時間終了。お母様は、いわゆる ”釣運” を持っている方ですので、次回はきっとポッパーで釣って下さいっ！
この日、フウちゃんファミリーにモニターをしていただいた後、私単独で釣りを続けたくさんのコバスとギルが上がりました。フウちゃんファミリー様、” コメントページ ”にある ” 安藤商会連絡メール ” よりメールを下されば、釣り場等の詳細な情報などもお伝えできます。特にフウちゃんのお母様は私と同じく「ギル釣り大好きっ！」という事でしたので、ぜひ ギル釣り情報を共有したいですね。本日はどうもありがとうございました。お疲れさまでした。
2020年9月20日（日） 名古屋市内NGH池 タカギ様
名古屋市内NGH池に、お孫様達と遊びにみえ お一人でフライフィッシングをされていた ”タカギ様” に、ブラックバスを釣っていただきました。タカギ様は渓流と管理釣り場での釣りをメインで行っている ”バリバリ現役のベテランフライマン” 。本来、私のような ”渓流落ちこぼれのインチキフライマン” が、釣りをガイドをする必要などありません。ですが、この池での釣りは初めてらしい様子でしたので、少し ”釣り方のコツ” を話させていただきました。
タカギ様は、＃2番のフライタックルを使い小さなニンフを沈めていましたが、この池でのフライフィッシングの対象となる ブラックバスやブルーギルは、すぐ足元の岸際付近にいますので、岸際1m前後をリトリーブする ”サイトフィッシング（見釣り）” での釣り方が圧倒的に効率がいいです。
フライは完全に水面に浮かばせる必要はありませんし、明るい時間帯は水中に入れたほうが魚の喰いも良いです。偏光グラスを掛けフライが視認できる範囲で沈めてリトリーブし、魚が喰って来たのを確認してアワセを入れます。サイトフィッシングですから、フライを視認できる範囲内へのキャスティング及びシンクレート（たな）でのリトリーブが最優先です。
この日は＃16番に巻いた ”エルクヘアカディス” を使用しましたが、視認性の高い＃12番～くらいのサイズほうがいいですね。フライのカラーはどんは色でも魚は喰いますから、ご自身が見やすい色が一番良いです。白や蛍光色を私は好んで使っています。
フライを製作する時のパターンの目安としては、”マドラーミノー” をベースにすれば間違いないと思います。ヘッドは綺麗に刈り込む必要は無いと思います（面倒ですしね）。適当にボサボサのほうが、魚からはハックル（脚）のように見えるのか、良く釣れる気がします。
あくまでも自分の経験上ですが、ギル・バスのフライには ”ヘッド＆テール” があったほうが良いです。”ヘッド＆テール” の有る無しで釣果が劇的に変わるのを、過去に何度も経験しました。渓流や管釣りのソフトハックルパターンにビーズヘッドとテールを付けたり、エルクヘアカディスにテールを付けるだけでギル・バス用フライになります。
＃16番前後の小さなエッグフライに、ビーズヘッドや長さ5～8ミリくらいのマラブーのテールを付け、ゆっくり引くだけで魚卵が大好物の大型ギルは爆釣します。
ヘッドにビーズを付ける際にも、金属製は早く沈み過ぎるので、”キス釣りや手芸などの樹脂製ビーズ” のほうが軽くていいです。
フライフィッシング用マーカー自作・車田マーカーの作り方と使い方
「フライがよく見えないと釣れる気がしない…」ようでしたら、ハリスにマーカー（目印）を付けたりしてもいいです（私は管釣りでしかやらないですが）。その場合でもあまり深くを探らないほうが良いと思います。ギル・バスは深いタナではなぜか？フライの喰いが悪いのです。
![フライフック R17-3FT 22号 14本 68056[がまかつ(Gamakatsu)]：[クイックスピード ヤマダモール店]](https://image-oshima.sakura.ne.jp/images/jp/0188/2bftzn4t73_1.jpg)
フックはドライフライに使う細軸の軽量タイプがオススメです。ギルやコバスにフックを伸ばされる事などありませんので、フライフックなら軸はいくら細くても大丈夫です…と言うよりも、水中でのギル・バスの釣りは、 ”刺さりの良い細軸フックじゃないと釣れません”。
他の釣りのカテゴリーからフックを流用するのでしたら、軸の細いものを選択する必要がありますね。フックのサイズは、メインに狙う魚をブルーギルにするかブラックバスにするかで、大きく変わりますが その境目は＃12番です。
明るい時間帯は、ブルーギルの活性が高いので ＃18～12番で狙い、暗くなりだしてからは ポッパーでバスを狙うのが楽しいと思います。
小さなカディスでバスとギルを釣っていただくうちに、夕方近くになりましたので、ブラックバスの釣りでは一番楽しい ”ポッパー” を使ったトップウォータの釣り、 ”バスバギング” を体験していただきました。
タカギ様が使用していたフライロッドは、”ケンキューブ製ＬＳ 9ft8in ＃２”。このロッドと同じシリーズの＃1番を私も以前所有していました。
タカギ様のロッドをお借りして釣り方の実演をしたときに、失くしたロッドを思い出し懐かしくなりました（泣）
空気抵抗の大きな ”ポッパーフライ” をキャストするには、＃2番では通常は難しいです。ですが、“私が使っているポッパー” は、コバス用にサイズが小さいので、とりあえずはキャストできました。ポッパーをキャストしはじめてすぐにバスの反応はありましたが、ラインブレイクやバラシ等でポッパーでの釣果は叶いませんでした。
霞水系トップウォータ ド派手なバイト フックングしない地獄：車田フィッシング
ポッパーの釣りは、魚の反応が丸見えでとても楽しいのですが、フッキングは悪いです。それでも タカギ様からは「コレはオモシロイっ！」と、バスのトップウォーターフィッシングを、気に入られた様子のコメントをいただけました。
バスのフライフィッシングを極めていくと、最終的にフライタックルは＃8番前後を使用する事になるのですが、コバスやギルを相手に遊ぶ程度なら、＃4～6番くらいの中番手のタックルが軽くて楽です。
ポッパーなどはロッドワークでフライにアクションを入れますし、フローターでフラデバ（フライｄｅバス釣り）をする方達は、取り回しの良い短めのロッドを好んでいるようです。…が…。
ブラックバスにはショートロッドが有効か？：パドルフリークス・アウトフィッター
ロッドの長さについては、フライマン各自の「自論」「好み」による部分が大きいと思います。
フライフィッシングでブラックバスを狙う方法 3つの基本的な誘い方
バス用オリジナルフライの作り方 見た目はイマイチでも実力折り紙付き？
この日タカギ様と別れてから、私が単独でポッパーをキャストしてバスを狙いました。
スッカリ暗くなってからも釣りを続け、大きなブルーギルとコバスを合わせ 10匹くらいをポッパーで釣りました。 実際にキャッチできた数は10匹くらいですが、その倍以上はフッキングできなかたりバラシたりしていますので、20回以上はポッパーへのアタックがあった事になります。
ブルーギルもポッパーへアタックしてくるのですが、小さな口にはなかなかフッキングしないですから、現在 もっと小さなポッパーの製作を検討しています。
フライフィッシングでバスを釣るためのタックル・装備紹介[フラデバ特集]：Wandering Life!【地球と遊ぶ】by flyder
タカギ様、次回この池にバスを狙いに訪れる時は、夕方からのポッパーのキャストに対応できる＃4番以上のフライタックルをオススメします。すぐ足元の岸際を攻めますから、ロッドの長さは8フィート以下が扱いやすいと思います。「渓流しかしないから持っていない…」ようで、購入を検討するようでしたら、＃5番のフライ入門セットが適切だと思います。ちなみに、私がこの池で使っているのは＃5番の8フィートのロッドです。
この池でのフライフィッシングはとても楽しいのですが、私以外でされている方は誰もいません。こんな都心でアクセスがよく、トイレや駐車場が完備されている公園内の池なのに、これは非常にもったいない話です。
この池ももっとフライフィッシングを楽しむ方が増えるといいと思っていますので、なにか私に協力できる事がありましたら連絡下さい。お手伝いします。本日はどうもありがございました。お疲れさまでした。
2020年9月19日（土）名古屋市内MDG池 アンドウ様 ＆ わちゃ様
名古屋市内MDG池でルアーフィッシングをされていた ”アンドウ様 と わちゃ様” に、テンカラ釣りでブルーギルを釣っていただきました。どうもありがとうございました。
お二人は同じ職場の釣り仲間という事で、この日がブラックバスをルアータックルで狙ってみえましたが、メインの釣りはエサ釣りらしいです。実はこの日、私は以前 製作販売していた、100円ショップ竹竿に装着する ”簡易型テンカラライン” の再販に向け試作品のテストに来ていました。
最近は、テンカラ釣りが大ブームとなっていて、フライフィッシング用品を販売しているショップやメーカーが、力を入れてテンカラに取り組んでいます。
安藤商会では、本格的なテンカラ竿用のラインではなく、ルアーロッドや安い竹竿に装着する “簡易型のテンカラライン” を現在テスト中。この日は3種類の長さ違いのラインを、100円ショップの竹竿でテストしていました。
アンドウ様とわちゃ様は、お二人でテンカララインのテストに参加していただき、たくさんのブルーギルを釣り上げて下さいました。
お二人がテストをして下さる直前に、以前この池でお会いしたルアーマンの ”ヒグチ様” が、ブルーギルをエサにして雷魚を釣り上げていました。
以前よりブルーギルをエサにして、大型バスや雷魚を釣ってみえる方をたいへん多く見かけます。エサギルを調達する手段としても、昨今流行っているテンカラ釣りは、とても重宝する釣りかただと思われます。海外では ”シンプルフライフィッシング” と呼ばれ、釣り方や道具立てがとてもシンプルなところが、同じ毛鉤釣りでもそれらが複雑なフライフィッシングとの大きな違いです。
フライフィッシングとテンカラをめぐる新たな動き。これから始める人に知っておいて欲しいこと
お二人は、とても楽しんテンカラ釣りでギルをたくさん釣ってくださいました。製作者としてはとても嬉しかったです。あたりが暗くなりだしてからは、”小さなポッパー” を使いブラックバスを狙いましたが、残念ながらバスのバイトがありませんでした。
この日は偶然にも、安藤商会ホームページを観て下さっている ”ナカムラ様” と初めて釣り場でお話する事ができました。ナカムラ様もブルーギル釣り楽しんでみえ、「ダイワ月下美人の1.5インチ蛍光レモンがギルには調子良いですよっ！」との情報を、実物2本と共にいただきました。
皆様、本日はどうもありがとうございました。お疲れ様でした。今日は私にとって、とても収穫の多い一日でした。
2020年9月18日（金）名古屋市内NGH池 中国人（？）親子様
この池ではよくお会いしいつも親子3人でエサ釣りをしてみえます。旦那様やお子様よりも、奥様が熱心に釣っているように見えます。片言の日本語しか分からないらしく、詳しい釣りの話ができなくて残念ですが、私が実演した後に毛鉤で釣りをしてもらいました。
投げ竿のリールを取り払い、トップガイドに短いハリスを直結しての提灯釣りで、私が最初にブラックバスを釣ったのですが、バスはその一匹だけで奥様が釣り上げたのは全て小さなブルーギルばかり。それでも「オモシロイっ！ オモシロイっ！」とたいへん喜んでいただき、視界が効かなくなる真っ暗な時間まで釣りを続けて下さいました。どうもありがとうございました。またお会いすると思いますが、言葉の壁を乗り越え少しでも有益な情報を提供したいですね。
2020年9月17日（木）名古屋市内NGH池 M.Y様
名古屋市内の公園内にあるMGH池に、ルアフィッシングでブラックバスを釣りに来てみえた ”M.Y様” に ”オモリウキ” のモニターをしていただきました。どうもありがとうございます。明るい時間帯は、釣り人のほとんどがご年輩のへラ鮒師達のこの池では珍しく、女性のバスアングラー（しかも かなりの美人ギャルっ！）が、単独で釣りをされているので驚きましたっ！「ひょっとして ”釣りビジョン” とかの番組に出演している ”釣りガール” かな？」と、話をうかがったところ、まだルアーフィッシングをはじめたばかりの、初々しい釣りガールでした。今回の釣行で5回目らしいです。この池に訪れるのも今回がはじめてということでしたが、この日はすでに2匹のバスをワームで釣り上げたそうです。
M.Y様は、務めている職場にルアーフィッシングをされるかたがみえ、そのかたとの最初の釣りで琵琶湖に行き、ルアーでバスを釣ったそうです。一回目のルアーフィッシングでバスを掛ける事ができるなんて、引率された職場のルアーマンのかたもそうとうな腕前なのでしょう。
この池は名古屋市内の公園内にあるので、平日でも仕事帰りなどにバスを狙うルアーマンの数が多く、良型のバスはなかなか釣れません。（この池だけではなく、今は全国どこへ行っても良型バスは簡単には釣れません。）ですが、小さなサイズのバスやブルーギルなら、釣り方やタックルをそれに合わせれば、たくさん釣って楽しむ事も可能です。
小さな魚達はすぐ足元の岸沿いにいますので、魚を怯えさせない為にほんの少し離れた所からキャスティングして、岸から1m以内の岸沿いを平行にリトリーブしてくれば釣れます。この池のように、岸が階段状に護岸されている池は、段差の壁が「擬似的」な ”ブレイク（かけあがり）” となっています。ブレイクは魚の付き場ですので、足元を静かに釣る事が大事です。大勢で騒いで釣っている人達や、ドタバタと子供達が歩き回っている場所では、釣りは避けたいですね。
釣りの基本「キャスティング」！種類と精度アップのコツを完全解説
M.Y様は、まだ釣り自体の回数が少なくキャスティング自体が不慣れなのでしかたないのですが、ルアーフィッシングやフライフィッシング テンカラ釣りなどの ”疑似餌釣り” は、釣果を左右するほとんどの要素を ”キャスティングスキルが占めている” と言っても過言ではありません。自分の狙った所へ投げられる技術が高いルアーマンほど良く釣りますので、釣行中はキャスティングを意識することは大事ですね。
それとは反対に、「高価なルアーを引っ掛けて失くすのは嫌だから…」という理由で、回遊して来る個体を待ち、何も無いだだっ広い水面に向かい、延々と同じ場所へ投げ続けるルアーマンもいます。もちろん釣り方など個人の自由なのですが、その様な釣り方は良型が釣れる時間帯（時合）のみに限って行い、日がな一日中する事では無いと私自身は思います。非効率ですから。
どんな釣りでも、釣り人なら大きなサイズの魚を釣りたいものです。ですが、 ”たくさん釣れる小さな魚” を諦めて大物狙いに絞った釣りしかしないのは、非常にもったいない気がします。大物狙いの本気モードの釣りと、遊びの小物数釣りを上手く使い分けたほうが、趣味道楽の釣りとしては健全だと思います。
引っ掛けやすい入り組んだ場所などに投げるには、失くしても惜しくない 中古やワゴンセールのワームなどを用意しておくと経済的に助かります。フック（釣り針）やシンカー（オモリ）などもルアー用は￥高価なので、単価の安い餌釣り用の物を流用するのもいいですね。ルアーフィッシングに使えるものを探して、釣具屋さんの各コーナーを物色するのも楽しいものです。
この日は、 M.Y様にオモリウキのモニターをしていただいた後、私一人で夕方まで釣りを続け、大小ブルーギルとコバスを合わせ 50匹以上の魚をフライフィッシングで釣りました。
ルアーフィッシングでしたら この池の近くでは、ルアーショップ「ルアーのツヅキ」さんが、コバス釣りに力を入れてみえます。
ルアーのツヅキ セコ釣りのススメ 名付けて〈スローフィッシング〉
M.Y様、明るい時間帯にしか釣りに来られない時は、ぜひっ！ 小さなバスやブルーギルを狙ってみて下さい。小さな魚でもたくさん釣れれば楽しいものです。
今日は私の ”偏光グラス” を使ってもらい釣りをしていただきましたが、今後の釣果に多大な影響を及ぼしますので、ぜひ ご予算が許す限り高性能なものを用意される事を強くおすすめします。M.Y様、本日はありがとうございました。お疲れさまでした。
2020年9月13日（日）名古屋市内MDG池 コウキ君ファミリー様
家族でブラックバスを釣りに来ていた ”コウキ君ファミリー様” に ”オモリウキ”でブルーギルを釣っていただきました。どうもありがとうございました。コウキ君は釣り堀で魚を釣った経験はあるものの、リール付きの投げ竿での釣りは、まだ はじめたばかりで練習中ということです。この日はワームを使いブラックバスを釣ろうとしていました。ですが…残念な事ですが、現在 この池のように多くのルアーマンが訪れるフィールドで、ルアーでバスを釣ることは非常に困難です。朝夕の薄暗い時間帯や雨天の日などを選べば、チャンスは0ではありませんが、なかなか釣れない事にかわりはありません。魚釣りは魚を釣らない事には、いくら時間を費やしても何もしていないのと同じです。魚を釣らないことには練習にはなりません。
ブラックバスは釣りにくいですが、ブルーギルならとても簡単に釣ることができます。ルアーフィッシングでのブラックバス狙いは一時保留とし、入門したての現時点はブルーギルをたくさん釣る事をオススメしました。
今回はオモリウキ1号を使い、小さなフライ（毛鉤）を投げて釣っていただきましたが、毛鉤でなくても小さなモノが針に付いていて動いていれば、ブルーギルは喰ってきます。
”YAMASHITAワームバケ”という商品が、釣具店のサビキコーナーで安価で販売されていますので、いつかブルーギル釣りで試してみてはどうでしょうか。
フックは、餌釣り用の ”糸付き針” が便利です。なるべく細くて小さい針が、ブルーギル釣りにはオススメです。針に白い毛糸のような目印を、瞬間接着材で付けただけの ”簡単な毛鉤” を自作してみてもギルは釣れます。
コウキ君にオモリウキのモニターしていただく前に、私はフライフィッシングでギルを釣っていたのですが、その釣りを見ていたコウキ君のお父様＆お母様から、フライフィッシングブームを巻き起こした映画「リバーランズスルーイット」を思い出したと言われました。
お父様は私と同じ50代で、ルアーフィッシングは学生時代に少ししたらしいですが、「フライフィッシングはキャスティングがむずかしい…」とおっしゃっていました。たしかにフライキャスティングを極めることは難しいでしょうが、実際にはそれほど遠くへ投げなくても、すぐそばで魚は釣れるものです。
現在 たいへん高品質なフライ入門セットが、とても安価で流通されております。ネットで検索すれば、フライフィッシングの記事や動画もたくさんありますので情報には困りません。そして、巷で囁かれているほど、”お金が掛かる” ものでもありません。
釣りにゃんだろう 「フライフィッシングは、他の釣りと比べてお金が掛かるのか？」
ルアーフィッシングをはじめるコウキ君と共に、お父様＆お母様はフライフィッシングをはじめてみてはいかがでしょうか？
「フライフィッシングは山奥で渓流魚を釣るもの」というイメージが強いですが、それは日本だけの特殊なケースです。海外ではブルーギルは”パンフィッシュ”という名称のカテゴリーに分類され、普通にフライフィッシングで釣られています。フライフィッシングなら ”オイカワ” や小さな ”ブラックバス” もよく釣れます。そして ”チョッピリお洒落で知的な大人の遊び” のイメージもあります（笑） コウキ君 本日はどうもありがとうございました。お疲れさまでした。
2020年9月13日（日） 名古屋市内NGH池 サブリ様
お客様の ”サブリ様” より、フライフィッシングでのバス釣りの釣果報告がありましたので、この場でご紹介したいと思います。以下本文掲載。
「早速 マックポッパーをタイイングして、NGH池に行ってきました！フックは以前教えて頂いたフロートリガー#12で、テールはダイソーの適当な羽根です（笑）マラブーにも喰ってきましたけど、バラシで終わってしまいました。小バスのフライフィッシング めっちゃ面白いです！これからも色々と参考にさせていただきます。サブリ」
フライフィッシングでのバス釣りは、ホントにオモシロイですよねっ！
バスのフライフィッシング入門 (OUTDOOR HANDBOOK)
L.L.Bean バス・フライフィッシング・ハンドブック (日本語) 単行本
フライの雑誌 114(2018夏秋号): 特集1◎ブラックバス&ブルーギルのフライフィッシング
特にトップウォーターでの釣りは別格で楽しいです。ルアーフィッシングでは少し前まで、トップウォーター専門の雑誌もありましたね。
トップ堂（休刊中）
トップウォータースタイル（在庫なし）
ルアーでバスをトップに出すのは、いまだ人口過密のルアーフィッシングではそうとう困難です。フライフィッシングならルアーには出ない、小型サイズのバスや大型ブルーギルがトップに良く出ます。マックポッパーの製作で、”フロートリガー” を使用するなら、フックサイズは＃8か＃6番がオススメです。バスのトップは、涼しくなるこれからの季節が本番ですので、お互いに楽しみましょうっ！
2020年9月8日（火）名古屋市内NGH池 ナカガワ様
名古屋市内 NGH池にルアーフィッシングでバス釣りに来ていた ”ナカガワ様” に、即興的フロートリグでフライ（毛鉤）の釣りを行っていただきました。どうもありがとうございました。ナカガワ様は、海での餌釣りやライトジギングの釣りも行っているそうですが、時間がある時には琵琶湖まで足を伸ばしてバス釣りもしているらしいです。この日は家から近いということで、この池でルアーフィッシングをされていました。使っていたルアータックルがベイトタックルでしたので、トップウォータープラグの後ろにフライを付けたドロッパーリグで、コバスやブルーギルを釣っていただきました。
普段はベイトタックルで大きなハードルアーを投げる釣りが主流のようで、本日のような小物狙いの釣りは、新鮮な楽しさがあったようです。ブルーギルを釣ったのも今回が初めてらしいです。ウェイトが入っていない明るいカラーのフライを使った ”サイトフィッシング” の釣りは、たとえ相手が小さな魚でもやってみるとオモシロイものです。実際にこの釣りをやってみた者にしか絶対に分からない、ハマると病みつきになるくらい楽しい釣りかたです。
毛鉤を使った釣りは、”フライフィッシング” や ”テンカラ釣り” で行うのが基本なのですが、残念ながら現在はどちらもメジャーな釣りとは言い難いですね。ナカガワ様は私が行っていたフライフィッシングに興味を持たれたようで、試しに少しフライロッドを振ってもらいました。
フライフィッシングを行うには、独特のフライキャスティングを習得する必要がありますが、釣をしていくうちに少しずつ上手くなっていくものですし、それほどの距離を投げなくても魚は釣れるものです。
最近はフライタックルの入門セットであっても、安価で品質が高いものが数多く発売されていますので、これから始めるかたにはセットで購入されるのがオススメですね。”渓流釣り” を視野に入れるなら～＃4番、入れないなら＃5～6番。＃5番と＃6番のどちらを選択するかで迷うなら、ブルーギル主体なら＃5番、ブラックバスを大きめのフライで釣りたいなら＃6番を選択すると良いでしょうね。ブラックバスは口が大きく使うフライも大き目なので、番手が高いタックルのほうがより向いていますので。
個人的意見ですが、すでにルアーフィッシングをされている方でしたら、サイズの大きな魚はルアータックルで狙えばよいと思います。ルアーマンのかたが最初にフライタックルを購入されるなら ”＃5番” がオススメですね。ロッドの長さは ”大は小を兼ねる” という考え方で、私は短いよりは長いほうが好きです。長いほうが障害物もかわしやすいです。
テンカラ釣りのほうは、昨今 急速的にブームが来ているようでアウトドアショップなどで、タックルがかなり充実してきています。名古屋近郊では、アウトドアショップ ”ＷＩＬＤ－1” が、テンカラに力を入れています。”ネットショップ”も充実したお店が多いです。
https://youtu.be/yH4fkPmqrZ8
テンカラ釣りはタックルがシンプルなので、アウトドアレジャーでのキャンプや登山と併用して始めるかたが多いようです。
これも私的な考えですが、狭い日本の渓流釣りならフライフィッシングよりも、テンカラ釣りのほうが釣りとしてはマッチしている気がしますね。
とりあえず、フライを使っての釣りなら ”オモリウキ” のようなフロートリグの釣りなら、ルアータックルで可能です。
ちなみにこの日、ナカガワ様と別れてからすぐに、私の隣で釣っていたルアーマンの方が上の画像の大きなバスを釣り上げました。小さなワームでボトムを探って釣ったそうです。ナカガワ様本日はどうもありがとうございました。お疲れさまでした。いつか フライタックルを購入されて、分からない事がありましたらメールで連絡していただければ、私が分かる範囲でお答えさせていただきます。
2020年8月30日（日）三重県TUG池 シモダ様
ルアーフィッシングでブラックバスを釣りに来てみえた、 ”シモダ様” に ”オモリウキ” のモニターをしていただきました。どうもありがとうございました。シモダ様は、ルアーフィッシングを始めてまだ1年くらいらしいのですが、長くこの釣りをされているご友人をお持ちで、釣りの情報には不自由されていない様子でした。ですが、今回のオモリウキのような ”フロートリグ” での釣りは、やはり未経験との事でした。釣り始めは慣れない釣法に要領がつかめない感じでしたが、数匹のコバスを釣り上げて行くうちに、この釣り方のコツが飲み込めたようで、喰わせへの誘いも適切になりフッキングの動作も鋭くなりました。
ルアーと比べると、頼りないくらいに小さなフライ（毛鉤）を使っての釣りですが、こんなに小さなフライでも大きなバスを釣ることもできます。この日も、シモダ様にモニターをしていただく直前に、”岸際の数10センチの浅場” で良型のバスがフライに掛かりました。この池のように、多くのルアーマン達に日々攻められているフィールドは、小さな物を使ったほうが良い結果が出る事も多いと思います。
”ライトソルト” と言われている、”アジング” や ”メバリング” 用の小さなワームは、たくさんの種類が販売されています。オモリウキのようなフロートリグなら、ノーシンカーでキャストできますから、コバスだけでなく良型狙いにも試してみる価値はあると思います。ご自身でバス用のフライ（毛鉤）を自作してみても楽しいと思います。ハードルアーを自作することに比べたら、フライの製作（タイイングと言います）は、子供の工作程度の技術や道具で可能です。
また、シモダ様は釣り仲間のご友人から、早急に ”変更グラス” を購入することを勧められいるとおっしゃっていましたが、私も強く同感します。
変更グラスは数多くのメーカーから多くの種類が発売されていますが、私のオススメは自分が長年愛用している ”TIEMCO サイトマスター” ですね。購入してからすでに20年以上同じ個体を使い続けています。自分が使っている釣具の中では、いつの間にか一番古くなりました。変更グラスのレンズはあまり濃いカラーだと、バスの時合であるマズメ時の薄暗い時に見えにくいので、”ライトブラウンやイーズグリーン等” の薄いカラーが良いのではないでしょうか。ご友人の意見も参考にされて購入されるといいでしょうね。シモダ様、本日はどうもありがとうございました。お疲れ様でした。
2020年8月29日（土）三重県TUG池 ユイト君＆お父様
ルアーフィッシングでブラックバスを釣りに来てみえた ”ユイト君” に ”オモリウキ” のモニターをしていただきました。どうもありがとうございました。まだキャスティングができないので、お父様が投げてユイト君がリールを巻くというスタイルの釣りでしたが、数匹のコバスを釣リ上げる事ができました。お父様は普段 琵琶湖でボートを出し、バスの大物を狙ってみえるそうです。過去には ”60UP のバス” を数本ゲットされている実力派。極細ラインを操る繊細なスピニングの釣りから、ベイトタックルを駆使したヘビーな釣りまで全てこなす、オールラウンダータイプのベテランアングラーですので、ユイト君の成長に合わせて釣り方も指導されるでしょう。ユイト君、お父様に釣りを習いこれからドンドン上手になって下さいっ！
ユイト君の自宅は愛知県豊田市だそうですが、お母様の実家が三重県のこの池の近所らしいです。お父様は琵琶湖の大物狙いだけではなく、奥様の実家に訪れた時はこの池にコバスの数釣りに訪れるそうです。お父様はユイト君とお二人での釣り以外にも、単独釣行でこの池のコバス釣りを楽しむ事もあり、驚いた事に前回は ” 約200匹（！）” のコバスを半日で釣り上げたそうですっ。バスの大物狙いをしてみえる方の中には、小さなサイズの魚には全く興味が無い方が少なくないのですが、実際に大物を掛けるスキルがある方は、小物釣りも抜群に上手いのも事実です。お父様は、この日もユイト君の釣りを見ながらご自身も釣りをされ、何匹ものバスをオモリウキを使い釣っていただきました。
フライでバスを釣って見える方は、工夫してポッパーを作っていますので、時間に余裕がある時に自作してみても楽しいと思います。
お父様からはオモリウキについて「この釣り方はオモシロイですねっ！今度 琵琶湖でためしてみますっ！」というコメントをいただきました。どうもありがとうございます。水面に浮かぶ ”フォームフライ” ”ポッパーフライ” 等をオモリウキでキャスティングすれば、コバスやブルーギルなどを ”トップウォーター” で掛けることができ、水面でのバイトを見ながらとても楽しく遊べます。
この池は小さなバスが数多く釣れて大変オモシロイのですが、コバス狙いの最中に良型が掛かる事もあり、私はリーダー（ハリス）は太め（6lb）を使っています。上の画像のバスも、本日コバスを釣っていて掛かったものです。口に刺さっているフライがとても小さく見えますね。ユイト君 ＆ お父様 本日はお暑い中どうもありがとうございました。お疲れさまでした。
2020年8月20日（木） 名古屋港 サブリ様
最近 フライフィッシングを始めた ”サブリ様” と、名古屋港にセイゴ釣りに行ってきました。今回の釣りは、海のフライフィッシング入門として、私から釣りにお誘いしました。すでに彼は、オイカワ釣りでルアータックル・フライフィッシングともに釣果を上げています。
私の期待通り、初の海でのフライフィッシングにもかかわらず、サイズは小さいものの数匹のセイゴをフライフィッシングで釣り上げて下さいまいした。フライタックルは＃4番ですので、このサイズの魚にはちょうどいいバランスです。
彼はもともと ”ジギング” の釣りをしているそうで、釣り自体は初心者ではありません。フライフィッシングは始めたばかりなのですが、とても向上心が強くすでに ”タイイング（毛鉤巻き）” も始めています。はじめてフライロッドを持ったのが、このお客様ページの記事にある 7月26日ですので、それから一月も経っていない本日に、海でのフライフィッシングでも釣果を上げてしまいました。
釣りが進んで行くほどに、キャスティングもスムーズになっていき、難しいフッキングなども上手く行っています。彼はサーフィンもしているとの事で、運動神経が良いのしょう。
この日釣りに使用したフライは、私の海の小物釣りで定番となっている、魚皮をテールにした＃12番のストリーマー（小魚毛鉤）です。
私がよくホームページの中で紹介している、”カルティバ製 スプリットショッター” というメバル用のワームフックにタイイングしたものです。
このフックは安価でアイ（ハリス穴）も大きくて、大変使い勝手が良いのですが、一番小さなサイズは＃12番です。欲を言えば、今現在フライでよく釣れているセイゴのサイズはとても小さいので、あと少しサイズの小さラインナップがあると嬉しいのですがぁ…。取り扱っている釣具店が少ないのも残念ですね。私は ”フィッシング遊 名古屋北店” ”釣具のイシグロ西春店” で購入しています。
カルティバのフックには、スプリットショッターと同じシリーズで ”フロートリガー” という製品もあります。こちらのほうが一般的に人気があるのか、取り扱っている釣具店が多いです。たぶんメバル用の細長いワームにはこのフックのような形状が具合がいいので、ルアーマンには需要が高いのでしょうね。名古屋港近辺ですと、”フィッシング遊 名古屋南店” ”釣具のイシグロ野並店” などが在庫しています。
私が製作販売している万能(？)ドライフライ ”フォームカディス” もこのフックの＃12番がベースです。
フロートリガーの方はシャンクが長いフックなので、サビキ仕掛けのような魚皮の付け方をしたフライパターンが良いでしょうね。このフックをそのように使いサビキを手作りしている方の記事も見つけました。
このフックもサイズは＃12番～なので、できればサイズダウンした＃14番が欲しいところですが、本来はワームフックですから…無理なお願いですね（汗）
バーブレス派に！snow peak 「バーブプレス」が使いやすくておすすめ！
どちらのフックにも、小さいですがバーブ（カエシ）ありですので、タイイングの前にバーブは潰すのをお忘れなく。
テールに使っている魚皮も、どこの釣具店のサビキコーナーにもありますので、誰でも入手も容易です。＃12番のフライのテールに使うには大き過ぎますので、長さも幅もカットして調整しています。サイズによる値段の差も入数も違いは無いので、一番大きなLサイズを購入すると使い回しが効きますね。
経済的には、魚皮をカット前の状態で購入して、始めから自分で切り出すほうが無駄がありません。
実は奥深い『サビキ』仕掛けの代表的な素材３選 マニア向け自作法も
海釣りのサビキ仕掛けの手作り用材料は、ソルトフライ（海用毛鉤）に使うと安価で効果抜群です。イロイロと試してみても面白いですね。
ボディに巻いてある ”フラシャッー” も類似なものを含め、釣具店ならどこでも置いてあり、大量な束を大変安価に購入できます。どのカラーでも釣れますので、ローテーションとして多くのボディの色違いを巻いておくと良いですね。
ヘッドに使っているウイングは、”ゾンカーテープ” というウサギ革の短冊から切り出し獣毛です。目印的なものですから、ウサギの毛じゃなくても材料は何でも良いですが、やはりウサギの毛が良く釣れる気がします。
ゾンカーはエサ並みに釣れて、腐らないミミズのようなものである。
カラーは暗い夜に見やすい白が一番使いやすいと思います。付けなくても釣れます。
今回使ったフライは、どれもタイイングが簡単で材料費も安価です。海のセイゴ・メバルだけではなく ブルーギルやブラックバス、テラピアなどにも使えますから、＃12番サイズをたくさん巻いてストックしておくとなにかと便利です。
”サブリ様 ” 近場でのフライフィッシングで釣れる魚は、まだたくさんあります。今は池でのギル・バス釣りもとても楽しいですし、テラピアも近くの川でフライで釣ることができます。
寒い時期には根魚も名古屋港でフライフィッシングでよく釣れます。今後もご案内しますのでいつか挑戦してみて下さい。本日はどうもありがとうございました。お疲れ様でした。
2020年8月16日（日）三重県TUG池 ユズちゃん＆お父様
お父様とルアーフィッシングでブラックバスを釣りに来てみえた ”ユズちゃん” に ”オモリウキ” のモニターをしていただきました。どうもありがとうございます。お父様は独身時代にルアーフィッシングをなさっていたそうですが、つい最近 約10年振りに釣りを再開したようで、娘さんの ”ユズちゃん” も今回が2回目の釣行らしいです。スピニングロッドでのキャスティングもまだ慣れないない様子で、最初はお父様がキャストし ”ユズちゃん” んがリトリーブするというスタイルでの釣りでした。
実は…モニターを開始していただいた時点で、バスの定番ポイントである岸際は、私や他のルアーマン達が散々釣り散らかしてしまった後でした…（汗）
それでも、最初にバスを掛けたのは、やはりお父様の方でした。その後、この釣りの要領がつかめたお父様が ”ユズちゃん” に手取り足取り指導。ロッドワークで ”チョンチョーン” とトゥイッチ入れつつ、リールを巻いたり止めたりしてストップ＆ゴーを繰り返しバスを誘います。そして、数度のコバスのバイト（捕食）があった後に ”ユズちゃん” も自らバスを釣り上げる事に成功しました。
今回は私が巻いたフライ（毛鉤）を使ってもらいましたが、メバルなどを釣る小さなワームを使っても可能です。入手しやすく安価なのでオススメなのは、やはり ”YAMASITAワームバケ”です。
この池の近くでしたら、”つり具の上州屋 鈴鹿中央店” 海釣りサビキコーナーにて購入できます。コバス釣りならサイズは４号～でしょうね。 ”ワームバケⅡ シラス 5 号F” がオススメですね。
フックには深く通す必要はなく、頭にチョン掛けすれば良いです。
バスは小さくても口は大きいので、フックサイズはワームのサイズよりもやや大きめの方が良いのですが…「フックはできるだけ細軸」のものを選択しないと、刺さりに大きく影響します。コバス釣りのフックは、ある程度の大きさを持ち、なおかつ ”軸の直径は細いもの” を選択する事が、釣果を出す条件の1つとなります。
通常のブラックバス用のワームフックは軸が太いので、重量の軽いコバスの口には貫通しません。案外この事に気が付かずに、軸の太い ”チヌ針” や ”伊勢尼針” 等をブルーギルなどの小魚釣りに使い「ちっとも釣れない…」と言って嘆いている方が非常に多いのも事実です。太い針は軽い魚には刺さらないのです。メバルやアジ用のワームフックは細軸なので使用されると良いと思います。
カエシが付いている針を使う時は、安全のため ”バーブレスペンチ” などで必ず潰して下さい。
渓流用の細軸タイプの針も、凄い貫通性能なのでオススメです。餌釣りの針は安価ですしね（危ないので針のカエシは必ず潰して下さい）。
ハエスレが一番軸が細いので、豆サイズのバスやギル・オイカワなどを超極小ワームで狙う時にはオススメです。スレ針（カエシ無し）なので安全ですし。
餌用の釣り針は、ハリスを結ぶ ”アイ（穴）” があいていないのが普通なので、事前にハリスを50センチほど結んでおくか、少し割高にはなりますが、”糸付き針” と呼ばれるハリスが装着されている製品を購入されるのも良いですね。
釣りをしている最中にお父様の方と話題にしたのですが、岸スレスレにルアーをキャストするには、ミノーのなどのハードプラグは、ロスト（紛失）や破損による ”経済的な負担” が嫌ですよね。その事で、ハードルアーを使っ釣りは、何も ”ストラクチャー（魚の付く障害物）” の無い所へキャストしがちになり、結果的に魚も釣れません。この池も岸から離れるほど魚の反応は薄くなり、わずか50センチほどルアーを通す位置が番うだけでも、かなり釣果に差が出ます。
オモリウキに付けてキャストするものは、比較的に安価に用意することができますので、ロストを恐れずに攻めの釣りができます。
ハリスに極端に強いものを使わなければ、ミスキャストで枝などに絡まっても、ハリスを切ればオモリウキは回収できます。”ユズちゃん” も、お父様から”ノット（釣り糸の結び方）” を習い、自分で ”リグ（仕掛け）” が組めるように練習して、攻めの釣りでたくさん釣って欲しいですね。お二人様 ありがとうございました。本日はたいへん暑い中お疲れさまでした。
2020年8月14日（金）名古屋港 コンドウ様
娘さんと一緒に名古屋港へ釣りに来てみえた ”コンドウ様” に ”オモリウキ” のモニターをしていただきました。どうもありがとうございます。コンドウ様は昔この場所でセイゴ釣りをしていたらしいです。お盆休みなので娘さんを釣れて、久々に訪れてみたとの事でした。とても可愛い娘さんも一緒に撮影したかったのですが、ご本人が恥ずかしがってしまい 写ってはくれませんでした。この日は風も無く波も穏やかでしたので、釣り自体はやりやすいのですが、魚の活性は今一つでした…。小さなセイゴのバイト（捕食）はそこそこあるのですが、喰いが浅くなかなかフッキングしません。
私はフライフィッシング、直後に始めた師匠F氏は、極小ワーム ”アーミーベイト” のホワイトを、”中通し式オモリウキ” でキャスティングして攻めてみましたが、二人とも数はあまり上がりませんでした。
コンドウ様も、娘さんと二人 交代でオモリウキを使い ”YAMASITAワームバケ” をキャストし続けて下さいましたが、結果はやはり今一つ振るわなかったようです。とても残念です。
コンドウ様、今日の結果に懲りず またいつか挑戦してみて下さい。本日はどうもありがとうございました。お疲れさまでした。
2020年8月11日（火）名古屋市MDG池 ユウト君＆お父様
名古屋市内のMDG池に、釣りに来ていた ”ユウト君とお父様” にフライ（毛鉤）を使ってブルーギルを釣ってもらいました。自宅はこの池の近辺ということでしたが、お二人とも釣りの経験はほとんど無く、釣具量販店の入門セットを購入して釣りに来てみえました。この季節は池はブルーギルがよく釣れますが、入門セットの内容はブラックバス用のものでしたので、ブルーギルを狙うには明らかにオーバーサイズ。そこで、細いハリスに小さなフライ結び、それをリールに巻かれているラインに連結しました。いわゆる ”テンカラ” もどきの釣り方にチェンジ。
どこの池でも魚はすぐ足元に居るものです。いわゆる「灯台下暗し」状態。その事を知らずに延々と沖に向かってルアーを遠投している方達も多いので、人気のある釣り場でも岸際はまったく攻められていないケースも意外と多いのです。フライを水面付近で動かしていると、ギルの群れは水中から上がって来ます。チョンチョンと少しフライにアクションを付けると喰い付いてきます。口に含んだフライを「モグモグ」して餌か？を判断していますので、そこをすかさずフッキング。お二人共 始めはフッキングという概念が無かったのですが、説明するとすぐに内容を理解してくれました。使っているロッド（竿）が短くて硬いものでしたので、フッキングと共に魚が飛んできてしまいます（汗）。
ブルーギルという魚は好奇心や繁殖力が強く、雑食（悪食？）で何でもよく食べますので、餌釣りをはじめ ルアーやフライなどの疑似餌釣りの入門にもうってつけの魚です。
ブラックバスのように専門で狙って釣る人はあまりいませんので、自分の好きな釣り方で遊べる魚です。本来は渓流魚を釣る ”フライフィッシング” や ”テンカラ” の釣法で、ブルーギルを釣っている方も少なからずいます。
林間のギルポンド。テンカラでブルーギルを釣る
今回行った釣り方は、リールを使わない ”小物釣りの延べ竿” でも可能ですが、この先の釣りの展開・拡張を求めるなら ”フライフィッシングやテンカラ” に目を向けてみるのも楽しいと思います。とくに ”テンカラ” は日本古来の毛鉤釣りで、”シンプルフライフィッシング” として、現在 海外からもたいへん注目されています。
https://youtu.be/1W2JpqchwUg
https://youtu.be/TywolH9YBkU
実は直接的な釣法やタックル（釣具）よりも、 ”偏光グラス” という水中が見える釣り用のサングラスを用意したほうが、実際の釣果は上がります。
偏光グラスは、釣具店で安価な物でしたら￥1000-ぐらいから購入できます。フッキングの際に顔に向けて魚やフック（釣り針）が飛んでくる事もありますから、顔面を保護する為にも着用をオススメします。ブルーギルは良く釣れますから、釣れた魚からフックを外す事の方が大変です。”フォーセップ” という釣り針用の鉗子もあった方が良いですね。
もちろん、フックのカエシを潰す事もお忘れ無く…。
NPO法人バーブレスフック普及協会
お二人共、本日はどうもありがとうございました。お疲れさまでした。
2020年8月4日（火）名古屋市内TPK川 サブリ ファミリー様
2020年7月29日（水） 愛知県IMA池 ハヤカワ様ご夫婦
愛知県IMA池に小魚の餌釣りに来てみえた ”ハヤカワ様ご夫妻” にフライ（毛鉤）を使った ”ブルーギル” の釣りをしてもらいました。
普段は釣り堀などで釣りをするそうですが、この池では小魚が良く釣れるという情報をネットで見て、本日始めて訪れたそうです。ブルーギルはたくさん泳いでいるのが視認できますので、餌で釣るよりも毛鉤やワームなどの ”疑似餌” で釣ったほうが効率が良くゲーム性が高いですね。
のべ竿に ”ハリスと毛鉤だけ” をという超シンプルなリグ（仕掛け）ですが…。
持参された水槽は、すぐにギルで満タンになりました（笑） ご主人様からは、「こんなにたくさん釣れるなら、子供達も一緒に来るかもしれないっ！」というコメントをもらいました。
ブルーギルを、餌を付けて釣る場合でしたら、”オイカワ用” などの ”ハエスレ” 糸付き針を用意するといいですね。ハヤカワ様ご夫妻 本日はどうもありがとうございました。お疲れ様でした。
2020年7月26日（日） 名古屋市内TPK川 サブリ ファミリー様
名古屋市内のTPK川で ”サブリ様 ファミリー” に 『フライフィッシングでオイカワ釣り』 に挑戦していただきました。
連日のようにお伝えしていますが、ココ最近はオイカワ釣りが絶好調です。これだけ調子がいいのなら、先日夕方からの雨で川はわずかに増水気味でも、 ”オイカワは釣れるだろう” という予想を検証するために、午前中から川に向かいました。釣りの準備をしていると、姉弟だと思われる お子さん二人に「なにが釣れるんですか？」 という質問を受けました。”オイカワ” という魚名を告げても、二人とも分からない様子でしたので、保護者様同伴の上で、釣ったオイカワを見てもらおうという事になりました。実は、まだ釣りを始める前でしたので、果たして釣れてくれるのか？は半信半疑だったのですが、釣りを始めてすぐにオイカワを掛ける事ができました。
その後、数匹のオイカワを連続して掛け、雨でのわずかな増水はオイカワ釣りには影響無しという事が確認できましたので、”サブリ ファミリー様” のお父様の方に、オイカワ釣りを試していただきました。お父様は普段 、海でのジギングの釣りをなさるそうですが、フライフィッシングは今回が始めてだそうです。船で沖に出て深い海中を重いメタルジグで釣るジギングと、近所の町中を流れる川でオイカワを小さなフライ（毛鉤）で釣るのとでは、同じ釣りというレジャーでもまったく中身は違います。フライフィッシングは、キャスティングが他の釣りには類を見ないほどかけ離れた特殊なものですが、オイカワはすぐに足元でも釣れているので、数あるフライキャスティングの中でも基本的（かつ必須スキル）である、”ロールキャスト” のやり方を少しだけレクチャーさせていただきました。
ちなみに、この ”ロールキャスト” は水面の表面張力を利用した、フライフィッシングの数あるキャスティング方法の1つで、このロールキャストを発展させたものが ”スペイキャスト” と呼ばれています。
お父様は、始めて振るフライロッドに最初は違和感を感じた様子でしたが、数回ロールキャストを繰り返すうちに、すぐにフライラインが真っ直ぐ伸びて着水させられるようになりました。ロッドを立てながら少しずつ手前にフライラインを寄せていると、フライロッドを握る手に魚のアタリを感じ、わずか数投目で見事にオイカワを釣り上げる事に成功しました。今回行っていただいた釣り方は、フライフィッシングでは ”ウェット（水中）の釣り” と呼ばれています。
お父様からは、「こんなに太いラインがピンと直線に張っているわけでもないのに、水中の小さななオイカワのアタリがチャンと伝わってくるなんてっ！」と、驚いたというか 信じられないといった感想をいただきました。フライラインは川の流れでカーブを描いて水面を流れてはいるのですが、水流の圧力を受けていますので直線の形をとっていなくても、ライン自らの重量と水圧でロッドに負荷を掛けています。その負荷に魚のアタリが加わって、ロッドを持つ手に ”ヴァイブレーション” として伝わって来ます。お父様からは「こんな場所でもフライフィッシングってできるんですねっ！」とのコメントをもらい、同時にフライフィッシングに興味を持っていただけました。フライフィッシングは、ヤマメやイワナ等の渓流魚がターゲットというのが、一般的なイメージですが、実際にはたくさんの種類の魚を釣ることができます。
フライフィッシングでオイカワを釣る動画は、ネット上にたくさんありますので参考にされると良いですね。
上の釣り動画では、前半は上流にキャスティングして水面にフライを流す ”ドライフライの釣り” 、後半では下流にキャスティングして水中でフライを引く ”ウェットフライの釣り” の両方が収録されていますね。
フライフィッシング用品に関しては、数多く存在する釣具量販店の店頭からは消えていっています。この川の近所の釣具量販店で、フライ用品を扱っているお店ですと、”釣具のデパート マルハン” と ”上州屋キャンベル 中川店” になります。
そして、量販店で取扱かっているフライフィッシング入門セットの中で、私が実際に目にした物の中でのオススメ品としましては、ヴァレーヒル フライセット Stream Current［ストリームカレント］9’0″#5 です。
＃5番という汎用性が広い番手では珍しく、9フィート（約2.7ｍ）というロッド長さと、移動・保管に便利な 4ピースというスペックを持っています（フィッシング遊 名古屋北店に在庫していました）。フライフィッシングの専門店は、なかなか入門者には敷居が高いのですが、”ルアー・フライショップ上飯田” さんは、いつもたくさんのお客様で賑わっていて、とても入りやすいお店です（私も良く利用しています）。実はお父様に釣ってもらった後に、二人のお子様にもオイカワを釣っていただこうと思っていましたが、小雨だった雨が激しくなり残念ながら解散となってしまいました。
サブリ ファミリー様 本日はどうもありがとうございました。お疲れさまでした。
2020年7月24日（金） 名古屋市内TPK川 ユーチューバー ゆたかちゃんねる様
サイクリングの動画を撮影していた、ユーチューバーの ”ゆたかちゃんねる” 様に、『フライフィッシングでオイカワ釣り』を初体験していただきました。どうもありがとうございました。
ブログページをご覧になっている方は、もぅすでにご存知でしょうが、
今年はオイカワ釣りが絶好調っ！！ 普段なかなか試さない事をたくさんやっています。本日も夕方から雨予報でしたので、午後よりフライフィッシングでオイカワ釣り。
石段の速い流れの後ろをウェットで釣っていたら、後方で ”ゆたかちゃんねる様” が私の釣りを見学しているのに気が付きました。せっかくオイカワが良く釣れていますので、「フライフィッシングでオイカワ釣り！」を体験していただく事にしました。
フライフィッシング独特のキャスティングは習得に時間が掛かりますので、今回はテンカラ風にある程度のラインの長さを固定して打ち返すだけの釣り方としました。射程距離は10mにも満たないのですが、竿を立てながらフライを手前に寄せて来る、オイカワが向こうアワセで掛かってきます。特別な事をしているわけではありませんが、すぐに何匹ものオイカワが釣れてしまいました。
実際にオイカワを釣り上げるまでは、「魚が掛かっているのが分からないかもしれない？」と思っていたらしいのですが、「魚がフライをくわえると、ククンッ！とハッキリとした感触が手に伝わるっ！ 凄くオモシロイっ！」 との感想をいただきました。フライフィッシングで魚を釣り上げる体験はなかなかできないものなので、オイカワでも釣ってもらえた事を私は大変嬉しく思いました。
フライフィッシングには、フライラインを遠くまで伸ばすような独特な ”フライキャスティング” と、
自分でフライ（毛鉤）を巻き上げる ”フライタイイング” があります。
下の画像が、今回釣りに使った ”ソフトハックル” と呼ばれる簡単なフライです。下手クソな私が巻いたフライでも、オイカワは良く釣れています。
魚を釣るだけではなく、フライフライフィッシングにはたくさんの楽しがありますので、ご自身もはじめられれば ”絶対 今後の人生により楽しみが増える” と断言できます。”ゆたかちゃんねる様” 本日はどうもお疲れさまでした。
2020年7月14日（日）名古屋市内ARK川 師匠F氏 ＆ 地元常連ルアーマン
お客様ではありませんが、私の釣りの師匠 元バスプロのF氏から、近所を流れる ”ARK川でのテラピア”の釣果写真が届きましたので掲載します。
以前より、テラピアをはじめ豊富は魚種が多い川です。先日は常連ルアーマンさんが、私の目の前でワームを使い、グッドサイズのブラックバスをゲットしていました。
師匠F氏のメールには「スれてるけど、あれだけたくさん居たら釣れるね！」とありました。この川は有名なので、以前より遠方のルアーマンがバスやテラピア狙いでたくさん訪れます。その事の障害で釣り場が非常に荒れており、ゴミの投棄が酷く近隣住民の要望により「釣り禁止」になるのは時間の問題ではないかと思われます。
遠方から訪れた方には「そんなの関係無い」事なのかもしれませんが、私達地元か釣り人からすれば、こんな良いフィールドが身近にあるのに、釣りができないなんてとても我慢できない事です。”名古屋市内のテラピアがいる川” なんて、今ではネット検索すれば誰だって分かりますが、誰が来てもそう簡単に釣れるわけではありません。毎週末になると遥か遠く他県から遠征して来た、数多くのルアーマン達が ”魚はたくさん居るのに何も釣れない” という ”ニジマス管理釣り堀” 状態で寂しく帰路について行きます。どうか、遠征してくる釣り人の皆様、この川はすごく狭くて浅いですから、重くてデカいハードルアーを投げ散らかして、川底を引きり煙幕だらけにして水を濁らすのはやめて下さい。管理釣り場のような、繊細な釣り方でないと何も釣れません。
そして、絶対に川や周辺にゴミを捨てないで下さい。誰の川でもありませんから、私が「遠くからは来るなっ！」とは言えませんが、同じ釣り人としてフィールドを潰すような真似は恥ずかしいです。お願いします。
2020年7月11日（土）名古屋市MDG池 フセ ファミリー様
ルアーフィッシングで釣りに来てみえた ”フセ様ファミリー” に”オモリウキ”のモニターをしていただきました。どうもありがとうございました。サイズは小さいですが、お父様と息子さんの二人で、ブルーギルを何匹も釣っていただきました。オモリウキを使った釣りは、基本的に”サイトフィッシング” ですので、魚が喰い付くの見てアワセを入れられる、高い位置からの釣り有利です。この池は、釣りが可能で足場の高い所が2ヶ所ありますので、とても釣りがしやすいです。今回はフライ（毛鉤）を使って釣ってもらいましたが、”YAMASHITAワームバケ” という安価で小魚の釣果に優れた商品がありますので、そちらを使用されるのが一番簡単です。ブルーギルなら、サイズは3～5号くらいです。
この極小ワームを使用する際に、一番問題視されるのが ”フック（釣り針）はどうすれば良いのか？” という事です。”安価で入手しやすく扱いやすい” という3点を満たす物としましては、”オーナー カルティバ スプリットショッター MH-11 の、一番小さなサイズ＃12番” をオススメしております。
この池の近くでしたら、”フィッシング遊 名古屋北店”で入手できます。YAMASHITAワームバケも同店で購入できます。（フックは ”イシグロ 西春店” でも売られています。）ワームのフックへのセットの仕方は、一番簡単でフッキングも良い ”チョン掛け”で大丈夫です。
上の画像は、スプリットショッター＃12番に、ワームバケの一番小さなサイズの 3号をチョン掛けで装着したものです。ワームとフックのサイズバランスからすると、ややフックが大きい（ワームが小さい）ですが、魚は問題なく釣れます。フックには、魚に刺さった時に抜けにくくする ”カエシ（バーブ）” がありますので、トラブルの際に被害を最小限に抑える為に、ワームを装着する時前には必ずペンチ等で潰してから使って下さい。
子供さんだけではなく大人の方でも、釣り場で衣服や皮膚にフックを引っ掛けてしまい、外せなくて困っている場面を私は何度も目にした事があります。体に刺さってしまうと外科に行って抜いて貰わないといけませんが、釣りをしている日は週末や祭日などがほとんどなので、開いている病院を探し延々と走る事になります。
NPO法人バーブレスフック普及協会
オモリウキとフックを結ぶ ”ハリス” ですが、ナイロン製の0.8～1.5号くらいのものを使います。”100円ショップ・ダイソー” のものが、コスト的に一番優れています。
安全にさえ注意すれば、高い場所からのオモリウキを使ったギル・コバス釣りは、自身がしている事が見て確認できるので、釣り入門者にはかなりオススメです。今回は釣りにご参加できなかった ”お母様” にも、今度の釣行でぜひ試していただきたいと思います。
釣りをしている最中に少し話題にしましたが、これからルアーフィッシングで釣っていくための順序としましては、 ”ルアーショップ ツヅキ”さんが、入門者におすすめしている、こちらの記事が参考になると思います。
お店も、この池のからさほど遠くない場所にありますので、今後 ルアーフィッシングを進めていく際は、訪れてみてはどうでしょうか。フセ ファミリー様、本日はどうもお疲れ様でした。
2020年7月2日（木）愛知県東海市NKN池 S様
ベイトタックルのルアーフィッシングでブラックバスを釣ってみえた”S様”に”オモリウキ”のモニターをしていただきました。どうもありがとうございました。S様は、娘さんの旦那様が元 バストーナメントプロだったらしく、それがキッカケで約10年ほど前からルアーフィッシングを始められたということです。この日はあいにく、モニター用のオモリウキの持ち合わせがサイズ1号（約4.5グラム）しか無く、ベイトタックルでのキャスティングはかなり困難でした。そんな状況にも関わらず、S様は数匹の良型ギルをキャッチされておりました。
私は普段から、フライフィッシングでブルーギルを良く釣っていますが、一日の間で良型のギルを連発する事は、最近はなかなかありませんでした。フライフィッシングでブルーギルを釣って楽しんでみえる方は意外と多いのですが、ブルーギルを専門で狙ってみると思ったよりも良型や数が上がらないものです。
上の動画は、いつも参考にさせていただいている、”車田フィッシング”さんの最近の投稿ですが、動画の中でこのような事を言ってみえます。
東海地方の野池や川でもそう感じます。大きなギルは減っていると思います。全く居なくなったわけでは無いでしょうが、身近なフライフィッシングの好ターゲットですから、この先の事を思うと寂しいです。こちらは”奥山文弥さん”が最近投稿された動画です。河口湖でのフライフィッシングでギル＆バス釣り
「ブルーギルでも何でも良いから釣りたい人のフライが多いかな。」
「ブルーギル狙います。」
「6番ロッドがしなっています。」
「ブルーギルでこんなに嬉しいなんて（笑）。」
魚の全長が同じサイズなら、体高が高い分バスよりもギルの方がファイトは強いですから、良型のギルは釣っててとても楽しめます。S様はフライフィッシングにも興味がお有りの様子でしたので、フライフィッシングの基本的な事についてお話させていただきました。フライフィッシングのタックル（釣り道具）に関しては、入門者にはなかなか分かり難い部分が多いのも事実です。特に「最初はどんな物を入手すればいいのか？」といった疑問に、ストレートに回答するのは困難です。私的意見として誤解を恐れずに言い切ってしまえば、源流・山岳渓流を守備範囲から外す事を前提として、
「＃5番の9フィート（以上の長さ）のフライロッド。＃5番のWF（ウェイトフォワード）のフローティングタイプのフライライン。そのラインが巻けるキャパシティのフライリール（巻ければ何でもいい）。」
番手の数字が上がるほど竿は強くなります。とりあえず、上の仕様のタックルで、小さなオイカワからシーバス・鯉といった大型魚まで全て獲れます。例えば”シマノ ブルックストーン 905”などですね。
「＃5番のフライロッドでオイカワなんてオーバータックルだ」「＃8番はないとバスの大型フライはキャストできない」などといった意見も当然あるでしょうが、ごもっともです。ですが、可能不可能だけで話をすれば、”＃5番のフライタックルで獲れない魚はまずいません”。
上の写真の雷魚は”＃3番のフライロッド”で獲りました。＃3番は普通はヤマメなどの渓流魚を釣る竿です。
上の画像のオイカワも、雷魚を釣ったときと全く同じ＃3番のフライロッドです。そして、
こんな”赤ちゃんサイズのブラックバス”や、
上の”超リトルシーバス（赤ちゃんセイゴ）”は、”＃6番のフライロッド”で釣ったものです。偶然釣れたのでなく狙って釣ったものです。＃6番は普通は管理釣り堀のニジマスを釣るのが適切な竿です。
上の画像のシーバスは、赤ちゃんバスや赤ちゃんセイゴを釣った時と同じ＃6番のフライロッドです。このようにフライタックルは守備範囲が広いのです。フライフィッシング専門店は商売ですから、対象魚に合わせて様々な強さ（番手）や長さのフライロッド（とライン＆リール）を取り揃えています。ですが、実際のフライマンは結構どんな魚も、同じフライロッドで釣っていたりします。ハリスや毛鉤だけを対象魚に合わせて交換すればいいだけです。
S様、本日はお疲れさまでした。ぜひ今度は、ライトなスピニングタックルで軽快にキャスティングして、良型ギルのファイトを楽しんでみて下さい。
2020年6月28日（日）愛知県IMA池 K様ファミリー
お父様とご兄弟の3人でルアーフィッシングでブラックバスを釣りに来ていた、瀬戸市の”K様ファミリー”に”オモリウキ”のモニターをしていただきました。どうもありがとうございました。餌釣りでの釣果は経験してはいるものの、ルアーフィッシングではまだノーフィッシュという話をされていました。オモリウキと毛鉤の組み合わせは、純粋なルアーフィッシングとは呼べないかもしれませんが、ジャンル的には同じ疑似餌釣りです。この後に、お父様のお仕事が控えているという事で、非常に短時間の釣行になってしまいましたが、小さいながら数匹のブルーギルをオモリウキで釣り上げる事ができました。
VARIVAS 2110 FEATHER LIGHT DRY
釣行中に話題に上がった”ブルーギル用の毛鉤（フライ）”についてですが、とくにパターンこだわる必要はなく、毛鉤用のフライフック（針）に適当に視認しやすい物を、糸（スレッド）で縛り付けたり接着剤等でくっつければ使えます。ちなみに、この日使った毛鉤は”バリバス製フライフック・2110＃18番”に、細く短冊に切った薄いスポンジシートをスレッド（糸）で縛り付けただけの物です。
子供さんの工作程度の技術で作る事ができると思いますので、釣行前にたくさん作っておくといいと思います。フックの購入方法ですが、この釣り場の近辺でしたら、”加藤毛鉤”さんで入手できると思います。少し足を伸ばすなら”上飯田釣具”さんですね（←私もここで購入しております）。ブルーギルの釣る毛鉤を作る場合は、口が小さいのでフックの選択が結構大事です。本日のように、普段から釣りにあまり時間を取ることができないようでしたら、お値段が少々上がりますが、”がまかつ R17-3FT” が抜群の刺さりでオススメです。サイズは＃18番前後です。
がまかつのこのフックは高額ですから、消耗が激しい釣りには経済的に不向きです。フライフックを購入する時の注意として、”表示番手の数字が大きくなるに従い、フックのサイズは小さくなります”。ですから、＃18番のフライフックよりも小さいサイズを求めるなら、＃20番になります。またフックの軸も極力細いものを選択する必要があります。この辺りの詳しい事は、実際に購入されるフライショップのスタッフさんにお尋ね下さい。
オモリウキとフライをつなぐハリスの素材は沈みにくい”ナイロン製”のものがオススメです。この日使ったハリスは”100円ショップダイソーの0.8号ハリス”です。このサイズ以上の太さのハリスは、小さなフライフックのアイ（穴）には通らないと思いますので注意。ブルーギルはまだまだこれからが釣り本番ですので、ドンドン釣って楽しんで下さい。本日はどうもお疲れさまでした。
2020年5月24日（日）埼玉県 コジマ様
先日 オモリウキのモニターに応募して下さった”埼玉県 コジマ様”より、ご感想のメールをいただきました。どうもありがとうございます。
以下 メール内容を記載させていただきます。
今後はリピートで使用したいと思います。
2020年4月27日(月) 名古屋港 クリタ様
電気ウキで餌釣りをしてみえた”クリタ様”に”オモリウキ”のモニターをしていただきました。どうもありがとうございます。この日の海は静かなため、魚の活性が低くライズもほとんど無し。私はフライフィッシングでチビセイゴを4・5匹釣っただけでした。オモリウキと餌（アオイソメ）の組み合わせでも最初は反応はありませんでしが、ハリスに小さなオモリを付けわずかに沈ませるとすぐに喰ってきました。魚は水面直下よりもやや下のレンジ（タナ）で捕食していたようです。オモリウキを使って楽しく釣るのにオススメな方法は、”メバリング・アジング”と呼ばれるルアーフィッシングに使う”極小ワーム”と、0.1～0.5グラム等の”超軽量ジグヘッド”を流用した釣り方ですね。
ワームを使った釣りは、活餌を用意する手間や費用が省力できますので、平日の仕事帰りなどの短時間の釣行にはピッタリな釣り方です。”クリタ様”もぜひ一度試してみて下さい。そして、名古屋港は根魚も数多く、この場所でもサイズは小さいですがボトム（海底）を探れば、ほぼ間違いなく釣れます。
根魚釣りに関しては”こちらの記事”も参考にしてみて下さい。
釣り方に関しての具体的は事に関して、”こちらの記事”が参考になるかもしれません。
最近の名古屋港はシーバス（スズキ）の魚影が凄く濃いです。
水面でライズがあるならシーバス、無いなら根魚と狙うターゲットを切り替えればいつでも遊べますので、お互いたくさん釣って楽しみましょう。本日はお疲れさまでした。
2020年4月11日(土) 名古屋港 ニシガキ様
いつもお世話になっている、お客様の”ニシガキ様”から、「名古屋港にフライフィッシングでセイゴ釣りに行く」との連絡をもらい、私も同行させてもらいました。この日の海はほとんど風もなく波も穏やかで、魚の活性はいま一つでした。そして…どこからか流れ着いたゴミが、岸際の海面に大量に浮かんでいます。風が弱いのは、フライフィッシングのキャスティング面では好都合なのですが、海面のゴミはかなり厄介です。ほど、水面＆水面直下を狙ったサイトでの釣りなので、リトリーブで水面を泳がせたフライにゴミが掛かってしまいます。ヒット率は岸際も高いですが、今回は岸際のゴミを避けての釣りとなってしまいました。
また、今回 ニシガキ様の用意したフライタックルは、海のフライフィッシングでは定番の＃8番でしたが、今夜は無風に近い状態でしたので ややヘビータックル気味。用意してタイイングしてきたフライも、今回の潮の穏やかな状況では、サイズ的にはやはりオーバーサイズだったのは否めません。それでも何匹かの魚がフライにバイトしてきましたが、フッキングに至りませんでした。シーバスのフライフィッシングでは実績の高い”イワイミノー（マジックミノー）”なども試したりしましたが…。
何度か派手なバイトはあったものの…フッキングしません。昔から言われていますが、相変わらず イワイミノーはフッキングが悪いのです…。釣り始めてからだいぶ時間が経過し、そろそろ納竿しようか？という頃に、フライサイズを一気にダウン。
それまで使っていた 視認性重視の＃6番のストリーマーから、スプリットショッター＃12番のフックに巻いた、海ではミッジと呼べそうな小型のストリーマにチェンジ。ハリスは1.5号のままフリーノットで結束。フライはルアーのように水の抵抗を受けて自分(?)でアクションはしてくれません。太いハリスに小さなフライを直結すると、ハリスに固められたフライは、おかしな向きや角度のまま引っ張られ、ちゃんと泳いでくれません。フライ場合は、泳ぐというよりも”細かく揺れる（微振動）”と表現したほうが適切でしょうか。ストリーマーと呼ばれる小魚と模したフライは、リトリーブでの揺れが命なのです。＃12番フライですと、本来は太さ0.8号くらいの太さが適切なのですが、フリーノットやスナップで結ぶことで、＃12番にはオーバーサイズのハリス1.5号でも、フライは何とか”疑似餌”として機能してくれます。
”海では小さ過ぎるかも？”と思われる＃12番フライに交換すると、ファーストキャスト直後からバイトが連発！ 今夜のような海が静かな状況では、長くて細いハリスに小さなフライを結んだ方が、断然 魚の反応が良いですね。このように書くと「そんなの当たり前…」と思われる方もいるかもしれませんが、実際には目の前では、良いサイズと思われるシーバスが派手なライズを繰り返していますので、なかなかフライをサイズダウンするのは勇気がいります。ですが、 やはり 釣りはその時の状況に合わせないとダメですね（泣）もっと早い段階でフライをサイズダウンしていれば…後悔先に立たず…。これも経験の一つだと認識して、自分たちの釣りの引き出しの数を増やしていきたいものです。ニシガキ様 本日はどうもお疲れさまでした。またご一緒しましょう！
最後に、釣りをしながらニシガキ様との雑談の中で「ラインに塗るフロータント（浮力材）って、どこのどんな製品でしたっけ？」
という話で、二人ともどうしても製品が思い出せなかったのですが、思いだせたので忘れないようにココに書いておきます（笑）フライラインだけなく、リーダーやティペットにも塗る使い方もあるようです。
2020年3月23日 名古屋港 アライ様
お仲間3人で名古屋港にシーバス釣りに来ていたアライ様に、オモリウキのモニターをしていただきました。どうもありがとうございました。私が先にフライフィッシングで散々水面を叩いてしまった後でしたので、セイゴの喰いは渋くなっていましたが、数等のキャスティングで小型のセイゴがヒットしました。
たくさんのセイゴがトップで捕食を繰り返していますので、極小のアジ・メバルワームか毛鉤で水面付近をリトリーブすれば、ほどキャスト毎に何らかの反応はあります。小型のセイゴが多いのですが、毎回 1匹くらいは良型も交じるので油断はできません。
名古屋港はしばらくの間、毎晩セイゴのトップウォーターでの釣りが楽しめますので、アライ様達もまた挑戦してみてください。本日はお疲れさまでした。
2020年1月11日 名古屋港 ニシガキ様
お客様のニシガキ様とフライフィッシングで根魚を狙いに、名古屋港に夜釣に行ってきました。ニシガキ様はフライフィッシングでの根魚釣りに関心があり、昨年から必要なフライタックルを準備されておりました。ですが、底釣りに必要なシンキングタイプのフライラインの入手が叶わず、なかなかスタートが切れないでいました。やっと先日、年末年始の休日を利用し愛知県岡崎市に在るフライフィッシング界では超有名人”杉坂研治”が運営するプロショプ ”ケンキューブ ワールド・ワイド・アングラーズ”にてシンキングラインをゲット。やっと本日、安藤商会の案内で初の海フライ釣行となりました。
通常のフローティングタイプのフライラインとは違う、慣れないシンキングタイプのフライラインの独特な飛行感覚と、暗く視界が効かない状況でのキャスティングに苦戦しながらも釣りを続け、初の海フライチャレンジで見事にタケノコメバルを数匹キャッチされていました。
ちなみに使用フライは安藤商会製の、テールに魚皮 ウイングにエルクヘアを使った、キール(裏返し)タイプのエビ(？)フライ。フックにはシャンクいっぱいに糸オモリが巻いてあるので確実に底が取れます（←ここ重要）。このフライでなくても、アジ用の小さなワームを使って釣る事も可能ですが、ワームにまったく反応が無い時などには重宝するフライです。
本当は金属製のチェーンボールなどで、アイ（目玉）を付けた方が良いのですが、私は不精なので付けていません（汗）硬いモノが岩や石にコスったり当たったりする時に発生する音が、根魚にアピールしてバイトを誘発させていると思われるので、ご自身でタイイングされる時にはフックの中央付近に金属製のアイを付けるのをオススメします。大きなチェーンボールほどアイに使うとアピールが強いと思いますが、同時に根掛かりも増えますので、私は小さめを使う事が多いですね。
フライフィッシングでの根魚釣りは、釣りの中でも超マニアックな分野に属すると言えます。そのためにトラウトのフライフィッシングなどに比べると、まだまだ開発・開拓の余地がたくさん残されているはず。ニシガキ様、本日はどうもお疲れさまでした。実は私もシンキングラインのキャスティングは苦手です（笑）ですが、釣りに困らない程度のキャスティングならすぐに身に付くと思います。フライフィッシングで底ベッタリを探る釣りは、フライマンでもやっている人は少ないはずですので、管理釣り堀や湖池などの いわゆる”竿抜けポイント”で爆釣できる可能性を秘めていると思いますので、根魚釣りでこの釣りのスキルを習得しておいて損は無いでしょうね。これからもフライフィッシングでドンドン釣って下さい。