オモリウキ考 8話

こんにちは

最近昼食に麺類をよく食べるせいか、メタボに向かっている実感をヒシヒシと感じる安藤商会です。

私も今年で40代も終わりです。気をつけないといけませんね。

さて、オモリウキ考 ⑧です。

前回⑦では、試作したウキを使い、連続2匹セイゴが釣れたというところまで書きました。

遠くに投げても近くで釣れる…

その後も、この試作ウキを使ってセイゴは釣れ続きました。

何匹かの魚を釣っているうちに、「釣れ方」ある一定のパターンがあることに私は気づきました。

この日の一番はじめに釣れたときは、着水してウキが沈まないようすぐにリールを巻きはじめたその直後なのですが、その後の2匹目からは自分のすぐ近く岸際で釣れることがほとんどなのです。

せっかく、先週よりもキャスティングで距離が稼げているのに…、なにか釈然としないものを感じます。

前回の釣行では、小型の電気ウキのみの重量でキャストしていたので、いくら思い切り竿を振っても仕掛けはすぐ前の水面に落ちるのみでした。

今回のウキは、10グラムくらいの重量がありますので、単純に鉛製のオモリの号数にすれば3号弱です。

海の投げ釣り全般からすれば、今回の試作ウキの重量は「チョイ投げ」クラスの重さしかありませんが、前回までの電気ウキを使ったセイゴ釣りでもそれほど遠くに投げていたわけではありません。

ですので今回の仕掛けは、キャスティング距離では前回を大幅に上回っているのに、釣れているのが足元「岸際」に集中しているなんて…。

岸と平行に投げる!

岸際でばかりが釣れるのなら、沖に向かってキャスティングするなんて意味がない(というか時間の無駄)と思うのは自然ですよね。

私は釣り場を見渡して空いているほうに移動しました。

そして、岸から沖に向かって投げるのでなく、岸から岸と平行になるように横方向に投げはじめました。

キャスティングに失敗すると、仕掛けは海に着水せずに岸に落ちてしまうので「ほぼ、岸と平行な水の上」に向かってというのが正しい表現なのでしょうが。

リールを巻き、着水した仕掛けを岸と平行に引きます。

すると、すぐに「ビクビクッ!」と、例の魚が掛かった手応えがありました。

それまでは、沖に向かって投げていたので、魚が掛かる岸際までリールを巻いてきたときには、竿先からほとんど釣り糸が出ていない状態でした。

ですが、今回は仕掛けの着水から魚がかかるまでの時間が短い=自分から離れたところで魚がかかっています。

リールのついた投げ竿で魚を釣るのなら、近くよりも遠くで釣ったほうが、より「釣ってる感」が強いです。

オモリウキ考 ⑨ へ続きます。

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