オモリウキ考 26話

こんにちは

2018.04.30(月)

ゴールデンウィーク前半最終日、今日も名古屋市郊外のいつもの「TTI池」。

昨日池を散歩中の年輩男性から、フライキャスティングについて注意を受けたので、今日は通行人を意識してロッドを振りました。

数十匹のブルーギルの合間に小バスが一匹。

30センチくらいの単体でのバスの姿はよく見かけますが、小バスが群れで回遊しているのが見られないのが残念です。

釣りをする時間体がいつも夕方近くなのが原因なのかもしれませんが…。

まぁ、ブルーギル釣りだけでも充分楽しんではいますが(笑)

さて、オモリウキ考㉖です。

前回㉕では、私がフロートに興味を失ったことまで書きました。

市販フロートの経済的デメリット

フロートを自作することに興味を失った私は、しばらくの間そのことすら忘れていました。

そんな私が、再び(三度?)フロートを自作することとなる出来事が起こりました。

しばらく釣りから離れ(決して飽きたわけではない)ていたある日のことです。

久しぶりに、無性に釣りがしたくなり、近くの池に行ったときのことです。

フライフィッシングでのブルーギル釣りを楽しんでいる私に向かって、

「こんにちは。おひさしぶりです!」

と声をかける少年がいました。

1年くらい前に自作フロートをあげた少年でした。私を覚えていてくれたのです。(私のほうは、恥ずかしながら忘れていました。)

その少年は、私からもらったフロートと毛鉤で、その後何度もこの池で仲間達とブルーギル釣りを楽しんだそうです。

私自身はその後にフロートへの興味を失い、他のことでも忙しくて釣り自体をほとんどしなかったので、この少年のこともすっかり忘れていたのです。

少年達は私があげた毛鉤もすべてギルに飲み込まれて消耗し、フロートも木の枝にからまったりしてロストさせ、今はだれも持っていないらしいです。

「今はもぅ作ってないのですか?」

と尋ねられましたが、フロート自体はメバル釣り用などで市販品がいくらでも店で売っているし、それを買うのが嫌なら自分で簡単に作れるはすです。

あえて私がフロートを作る理由が無いことを説明しました。

すると少年は、私の自作フロートを失くした後に、市販のフロートを購入したことがあると教えてくれました。

ですが、そのフロートもすぐに木の枝にラインがからまってしまい、失くしてしまったそうです。

確かに、メバル用のフロートはたくさんの種類が売られています。

ですが、よく考えると海で使うものなので、ミスキャストをして船の係留ロープなどに絡めないとあまり失くすことはないでしょう。

この池のような、アチコチにラインが絡まりやすいフィールドで、市販のフロートを使うのは、経済的にかなり苦しいことになりそうです。

中学生は基本アルバイトはできませんので、お小遣いか親に買ってもらうしかないので、やはり失くしやすい場所では市販品のフロートは使えないようです。

それならば…なんで自分で作らないのだろうか?

と私は疑問に思いました。

オモリウキ考㉗へ続きます。

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